たんべぇ山から

山歩きの記録、出会った植物を紹介します。



岩木山【青森県】 2008年9月22日(月)

2008-10-02 | 東北の山

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岩木山へは、できればミチノクコザクラが咲く夏に行きたかった・・・
ハクサンコザクラより大型で濃いピンクの美しいサクラソウとのこと。
“ミチノク”の名前を冠したミチノクコザクラは岩木山限定なので、苦手な同定も簡単にできそう
せっかくならば会ってみたいものです。また、シロバナミチノクコザクラを探すのも楽しそうです!
でもでも・・・今回は百名山完登に向けて前進させることを優先、来夏までは待てないとミチノクコザクラはきっぱり諦めることにしました。







八甲田山から下山後、猿倉温泉のやわらかいお湯を楽しんだ後は、弘前経由で岩木山の麓までやってきました。

山麓の鯵ケ沢街道はリンゴがたわわに実っています。
もぎたてのリンゴが食べたくなり観光りんご園で2ケだけ分けていただきました。
沿道には嶽特産のトウモロコシ「嶽きみ」と、もぎたてのリンゴが販売されており、大量買いしたい衝動にかられましたがグッと我慢、冷静に考えるとやはり持ち帰るには重過ぎですから…


明日は朝が早いので、登山口を確認する意味で岩木山神社に立ち寄りました。


岩木山神社

明日は、頑張ってここから登る予定です。この時まではそう考えていました

岩木山の登山コースは4本ほどありますが、最近は津軽岩木スカイラインで8合目まで行く人が圧倒的に多いとのことですが、私たちは古くからの登山道、岩木山神社からの百沢コースに挑戦するつもりです。
標高差1400m余り、なかなか手ごわいです。

岩木山麓の嶽温泉「山のホテル」に到着、フロントで岩木山登山について色々お尋ねすると、神社の少し上にある百沢スキー場から登った方が良いのではとアドバイスを受けました。
嶽温泉に下山後は百沢スキー場まで宿の車で送っていただけることになり、あっさり変更、岩木山神社から登るという固い意志はこの瞬間もろくも崩れ去りました
これで30分ほど短縮することができます。やった~~!!
なにしろ、帰りの電車の時刻が気になっていたので、この30分は有難いです。



【山行日】 2008年月9月22日(月) 


【コース】百沢スキー場05:45-----姥石06:40/06:45------焼止まり避難小屋07:25/07:40-----錫杖清水08:15/0825-----鳳鳴ヒュッテ08:45-----岩木山頂09:05/09:25-----鳥ノ海分岐09:45/10:00-----岩木山8合目リフト10:20/10:30-----嶽温泉11:30
【行動時間:5時間45分(休憩含)】

 

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05:40 広い駐車場はガラ~ンとしており一台も停まっていません。

朝が早いということもありますが、やはりこのコースはあまり人気がないようです?

さて、登山口を探さなくてなりません。あたりをウロウロ、!

ようやく見つけた登山道はこんなところ↓↓



登山口は建物の通路を突っ切って進み、スキー場の中を歩きます。





5分ほどで樹林帯に突入です。

薄暗い樹林帯を歩くと、蜘蛛の巣が顔に張り付きムズムズします。

七曲、カラスの休場、鼻コクリ、などと書かれたポイントに励まされつつ変りばえのしない景色にうんざりしながら、ただただひたすら登ります。





どれも立派な道標です。




06:40  姥石
暗い樹林帯を抜けてようやく明るい空が見えました。




07:25  焼止りヒュッテ
中は、う~~ん、ちょっとカビくさいかな…なので外でおにぎりタイムします。朝食の代わりに宿で作って頂いたおにぎりは本当に心がこもっていて美味しかった~~

さて、エネルギーチャージもできたことだし、そろそろ出発しますか!






歩き出すと、これまでのゆるゆる登山道から一変、崩れやすい急斜面になりました。

四つんばいになってよじ登る場所もあり気が抜けません。“坊主コロガシ”と呼ばれる名前も理解できます。

こんな中でも、ウゴアザミなどのお花が斜面を飾っているので先ほどまでの暗い樹林帯よりも楽しみは何倍も大きいです。


ウゴアザミ



なんと、この時季にオオバキスミレで~す!!


ヤマハハコ


オオバミゾホウズキ

南斜面で日当たりがよいからでしょうか?こんな遅い時季にたくさんのお花たちに会えてこれだけでもこのコースを選んだ甲斐があるというものです



無事に危険地帯を脱出、抜けるような青空に気分もルンルン

沢音が聞こえてきました。水場が近いのでしょうか?


錫杖清水

そして、待ちにまった錫杖清水に到着です。
ものすごい勢いで流れ出る清水は冷たくて美味しい。


ここから山頂まで1時間10分との標識あり!!




ややっ!右手にピークらしき岩場が見えてきました。あれが山頂かと期待しましたが…そんな訳ないですね(笑)




種蒔苗代着、奥に鳳鳴ヒュッテも見えています。




種蒔苗代というから稲のような草が生えているかと想像していましたが、こんな池でした。
水面にはゲンゴロウ(?)が浮かんでいましたよ!



08:45   鳳鳴ヒュッテ  
登山リフトとの道と合流します。

先行する登山者が一人、軽快な足取りで登って行くのが見えます。

ゴロゴロした岩場をひと登りで山頂、ではなく…もうひとつ奥に隠れていました。
鳳鳴ヒュッテから見えていたのは山頂ではありませんでした。



ヒュッテから20分で岩木山山頂に到着です。


山頂です!!


西側に8合目駐車場が見えます。
雲の彼方に白神の山なみが、、、こんなに晴れて言うことなしの山日和です!!


白神をズームアップしてみます。





岩木山神社奥宮越しに見えるのは昨日登った八甲田

お天気が良いせいか、山頂にはたくさんの虫くんが元気に飛びまわっています。それはそれはおびただしい数、↑の写真はレンズについたゴミではなく虫くんたちです。
なので、とりあえず山頂避難小屋に避難しました。
日向は暑いけど日影に入るとやはり寒いです。



さて、下山するとしますか!





鳳鳴ヒュッテを見下ろす。


先ほどからリフトへの誘惑に負けそうになる自分がいます。
わずか5分のリフト、歩いても20分ほどなので大したことはないのですが展望のよいリフトも魅力があり決断がつかないのです。
リフト乗り場の手前にある鳥の海噴火口で一旦休憩します。

迷った末、やはり歩いて下ることに決めました。

20分で8合目駐車場に到着。



ここから嶽コースを下ります。

ちょうどこの日は自衛隊の方々が嶽コースのトレイルランを決行中、
汗だくの若者がひっきりなしです。
暫らく様子を見ていましたが限がないので私たちも嶽コースを下ることにしました。
狭い登山道、道を譲りながらの下りは結構疲れます。
話によると自衛隊の方は月に2~3回のペースでこの嶽コースを8合目までピストンしているとのこと。すごい!!ご苦労さまです。
暫らくすると下りも含めてほとんどの方の姿は見えなくなりました。
後はのんびりマイペースで下る予定でしたが、自衛隊の皆さんの早足に影響されたか、私たちも8合目からジャスト1時間で嶽温泉に到着しました。




嶽温泉そばの神社




11:30 嶽温泉「山のホテル」
ホテルに下山の報告をして百沢スキー場まで送って頂きました。



百沢スキー場から見る岩木山

お天気に恵まれてみちのくの名山「岩木山」を存分に楽しむことができました。
満足満足!!

予定より早く下山できたので青森発15:50の電車までゆとりができました。
どこかで良い温泉を見つけて汗を流すことにしました。

嶽温泉とは一味違う百沢温泉を勧められ、早速行ってみました。
百沢温泉は、鉄分の多い茶褐色のお湯で温度も非常に高く熱くて入れないほどです。
かけ流しの湯の量は半端じゃなくすごい勢いで溢れ出ていました。

地域の方たちの共同浴場といった雰囲気で料金も300円と格安でした。



百沢温泉から青森駅までは2時間弱、
ゆっくり走っても時間が余るので、途中で食事をして時間調整しました。


青森発15:50の特急「白鳥」で八戸まで行き、八戸発16:57の新幹線で順調に帰路に着くことが出来ました。

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2 コメント

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往復歩きとは・・・ (アヒル副隊長)
2008-10-03 22:19:12
津軽スカイラインを使わないで往復歩くとは凄いです。
3年前、軟弱な僕は当然リフトまで使いました。

車で行ったので、嶽きみを山ほど買って帰りました。
この前北海道で聞いたのですけど、とうもろこしって立てて運んだり保存した方が鮮度が保てるそうですよ。
アヒル副隊長さん (たんべぇ)
2008-10-08 13:52:34
えぇ~~あれほど健脚な副隊長さんがリフトですか?
し・ん・じ・ら・れ・な・い。。。
やっぱ、岩木山はちゃんと歩かなきゃネ(笑)って自分だって危うかったくせにね

百沢コースの焼止りヒュッテより上は変化に富んでいてなかなか面白かったですよ!
岩木山は遠いと思っていたけど新幹線で行けば案外近いことを知りました。
今度行く時は当然リフトを使ってミチノクコザクラを存分に観賞したいです。

「嶽きみ」宿で食べましたが甘くておいしかったです。東京ではあまり見かけませんね!買ってくればよかったと後で後悔しました。

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