たんべぇ山から

山歩きの記録、出会った植物を紹介します。



シロスミレを求めて霧ケ峰まで…2009年6月20日(土)

2009-06-21 | すみれ

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礼文島のレポも手付かずの状態なのですが、シロスミレのことが気になって仕方ありません。
霧ケ峰には、昨年と今年同時期の5月下旬に行ってみたけれど2度とも空振り!!こうなると想いは募るばかりです。霧ケ峰は少しばかり遠いけど天気予報とにらめっこして、会いに行くなら今しかないと意を決し、20日(土)に出かけることにしました。

今度こそシロスミレには会えるのか…?それともすでに終ってしまっているのではないか…?
嬉しいことにそのような不安は最初の数分で解消されました。

歩き始めてすぐ、登山道の脇に憧れのスミレが咲いているのでした。


2009年6月20日(土)

~シロスミレ《白菫》~



その名のとおり白いスミレで、標高の高い湿った草原に咲くスミレです。








想像していたより背高のっぽのスミレさん、すっきりとした印象を受けました。





横顔です。距はうっすら緑色でぼってりとして短いです。




側弁には毛がびっしり、唇弁に紫色のスジが入り中央部は黄緑色。
この顔の印象、初めて会った気がしません…そうだ“ヒゴスミレ”に似てると感じました。


葉身より葉柄の方が長いのがシロスミレの特徴です!






ピンと姿勢よく立った葉

中部地方では標高1000m以上に咲くシロスミレですが、先日行った北海道の礼文島にも咲くそうです。
礼文林道でシロスミレを探していることを自然保護監視員さんに伝えると、○○ならまだ咲いているかもしれないよ!と教えてくださったのですが、その場所は先ほど通ってきたばかり、「注意してけどなかったなぁ~~」仕方ないもう一度探すことにして1kmほど引き返しました。
でも、結局シロスミレを見つけることはできませんでした
どうも、縁がないようです。


ここ、霧ケ峰周辺はシロスミレが多いことで知られていますが、それは想像以上でした。立ち入り禁止のロープの奥にも白いスミレが点々と咲いていて、遠くから眺めるだけでも嬉しく感じました






ようやく会えたシロスミレ、まだ蕾もあったので暫らくは楽しむことが出来るようです!




唇弁の紫色のスジがない純白のものもあるようですが、今回出会ったシロスミレのほとんどがすじ入りのタイプでした。

清々しい高原の風にそよぐ姿はとても爽やかで、無垢な少女のようでした。






サクラスミレとシロスミレの交雑種に「コワシミズスミレ」(強清水菫)というのがあるようです。
このスミレ何となくサクラスミレの葉に似てると思いません??
2割ぐらいサクラスミレの血が混じっているように見えるのは私の気のせいかな、あはは(^^ゞ




明るい日差しを受けて懸命に咲くシロスミレ、本当にきれいでした!!





~ズミの花と車山~




~レンゲツツジと蓼科山~



~ニッコウキスゲの開花も間近に~



~名残のサクラスミレ~




~スズラン①~



~スズラン②~



~レンゲツツジ~

たくさんの観光客のほとんどがこのレンゲツツジがお目当てでした。


このほか、アマドコロ、オオヤマフスマなどの花が足元を飾り、つかの間の梅雨の晴れ間を満喫しました。


白樺湖方面に車を走らせると、山の斜面にはニッコウキスゲが咲き始め、アヤメも彩りを添えていました。
車を停めてちょとだけ撮影です。


~ニッコウキスゲ~

一面というほどではなくまだポツポツです。

~アヤメ~

自生のアヤメは健気ですね~




今日はたくさんのシロスミレに会えて嬉しいひとときでした。

実は、私がスミレに興味を持つきっかけを与えてくださったイ○○○ミさんがこの春、帰らぬ人となったことを風の便りで知りました。
ある掲示板で知り合い何度かメールの交換をする程度で、一度もお会いしたことがない間柄でしたが、私がこのブログを開設した時にいち早く見つけてくださりコメントの第一号となってくださった方です。
彼女のスミレに対する熱い想いはその文章からもヒシヒシと伝わってくるものがありました。
秋田駒ケ岳のタカネスミレ、三ツ峠山のイブキスミレそして霧ケ峰のシロスミレは強烈に印象に残り、私も是非行ってみたいと考えるようになりました。
昨年6月、ひとりで秋田駒を訪れ一面のタカネスミレを目にした時、一番最初に心に浮かんだのはイ○○○ミさんのことでした。
今回のシロスミレもまた同じで、彼女もこの道を歩いたのかしら…彼女ならこのスミレたちをどのように撮るかしら…と会ったこともない彼女に心で語りかけているのでした。
コンパクトデジカメ一本だった彼女ですが、その画像は鮮明で同機種のカメラを持つ私には決して真似できませんでした。

スミレが大好きだった彼女に「シロスミレに会えたよ…」とそっと報告しました。





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10 コメント

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Unknown (さな・花の庵)
2009-06-21 19:05:50
こんばんは。

念願のシロスミレに会えて良かったですね。
そして投稿ありがとうございました。

私も4年ほど前に、6月の末に霧が峰、車山高原に行っています。

しかしその頃は、まだスミレに興味がなく・・・。

残念なことをしました。
しかし、フットワーク軽いですねぇ。驚きです。
Unknown (木曽駒)
2009-06-21 23:10:20
イ○○○ミさんは私もあったことはありませんが、帰らぬ人になってしまったなんて。。。。
blogもず~~っと更新されていなかったので、どうさらたのかと思っていました。

彼女の画像はコンパクトデジカメだったのですか?
そうは思えないほど素敵な画像でしたね。
秋田駒のタカネスミレの群落は印象に強く残っています。
スミレを見るたびに、私もイ○○○ミさんに「これはなんてスミレなの?」って語りかけながらいました。
心からご冥福をお祈りいたします。

fu-coさんの画像もいつも「スミレやお花を愛してる!!」って気持ちが伝わる画像です。
白スミレ、凛とした姿が美しいですね。
私も霧ヶ峰 (やまそだち)
2009-06-22 07:30:10
fu-coさんも霧ヶ峰でしたか。
私も20、22日と霧ヶ峰、姫木平でした。
どこかですれ違ったかもしれませんね。
レンゲツツジが丁度見頃で今年はとても良い状態でしたね。
21日は姫木平から北の耳、南の耳を歩いたのですが、午前中雨だったせいもあり、誰もいませんでした。
道ばたはシロスミレだらけでした。
コバイケイソウの沢山咲いていました。

コワシミススミレは知りませんでした。
シロスミレについて (みかん)
2009-06-22 11:08:49
礼文島の花はいつ、とたびたび覗いていたら
先にシロスミレが

fu-coさんのスミレへの想いが、ひしひしと伝わってきます。

スミレを見る眼もだいぶ肥えてきましたね。素晴らしい花期の、素敵な画像を堪能させていただきました。
さなえさん (fu-co)
2009-06-22 22:13:25
さなえさん、こんばんは!

車山は私も大昔に行ったことがありますが、スミレに興味がなかったその頃はこれほど魅力的な場所とは感じませんでした。
不思議なものですね~

さなえさんも是非再訪されて霧ケ峰の良さを再発見してくださいね!
木曽駒さん (fu-co)
2009-06-22 22:22:04
駒ちゃん、こんばんは!
Iさんのこと、駒ちゃんはとっくにご存知かと思ってました!

お元気だったあの頃はお花談議に花が咲き、ああだこうだ皆が言ってもIさんの鶴の一声で納得してましたよね~
お会いして教えていただきたいこともたくさんあったのに、本当に残念です!

最近、木曽駒さんちの近くばかり歩いています(笑)
やまそだちさん (fu-co)
2009-06-22 22:27:42
やまそだちさん、こんばんは!

20日にやまそだちさんが霧ケ峰に行かれることは存じていましたので、どこかでお会いできるかもしれないとアンテナ張っていましたよ!

シロスミレ綺麗に咲いていてましたね~
20日というベストタイミングを教えてくださったやまそだちさんに感謝感謝です!!
みかんさん (fu-co)
2009-06-22 22:41:36
みかんさん、こんばんは!

時々覗いてくださっていたのですか?
恐縮です(^^ゞ
礼文島は少しずつアップするつもりでいましたので途中放棄状態です(^^ゞ
なにしろシロスミレが気になり始めたらどうにも止まらない状況でしたから(笑)

お陰様で無事会うことができ感激でした!

>スミレを見る眼もだいぶ肥えてきましたね。
うふふ(^-^)v有難うございます! 来年まで覚えていられるように頑張ります!!
Unknown ( カモシカ)
2009-06-22 23:09:15
ほんと、スミレに詳しいし、興味いっぱい大好きさが伝わってきます。
いつもなら、そろそろ私も霧が峰なのですが、今シーズンはまだお山なしです。
20日は、インドアで「剱岳・点の記」。久しぶりの映画鑑賞でした。
カモシカさん (fu-co)
2009-06-23 11:53:17
>今シーズンはまだお山なしです。
そろそろ復活かと期待していましたが、長引いているようですね~
でも、カモシカさんは先が短い私と違いお若いですから(笑)まだまだこれからいくらでも登れますね!

「剱岳・点の記」いかがでしたか?
私も近いうちに行こうかな!!

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