たんべぇ山から

山歩きの記録、出会った植物を紹介します。



厳冬期の燕岳 【北アルプス】 2010年1月3日~5日 <その1>

2010-01-07 | 北アルプスとその周辺の山

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更新がすっかり滞っております(汗)
昨年12月の「白毛門」「上高地&西穂山荘」の記録はボチボチUPすることにして、
まずは、
2010年最初の山、北アルプスの燕岳です。

冬の燕岳といえば、山頂近くの山小屋「燕山荘」が期間限定で営業していることもあり、冬山の入門コースと言われています。
しかし、そこは北アルプス、成功するか否かはお天気次第です。


年末年始の天候は、冬型が強まり、日本海側は大雪による被害も出ており、特にアルプスなどの高山では遭難が相次いでいました。
以前から楽しみにしていた燕岳でしたが、こんな中、決行するのはいかがなものかとあれこれ思案…直前まで行き先の変更も考えていましたが、相方のモ~リさんと相談し、決して無理はしないことを心がけ、とりあえず行けるところまで行ってみることにしました。

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【メンバー】モ~リさん、fu-co

【山行日】2010年1月3日~5日

【コース】
1/3(日)
宮城ゲート09:50------中房温泉14:50
【行動時間:5時間(休憩含)】

1/4(月)
中房温泉05:35-----第一ベンチ06:10------第二ベンチ06:45-----第三ベンチ07:30-----合戦小屋08:55/09:05------合戦の頭09:30------燕山荘10:30/50-----燕岳11:25/30------燕山荘12:00/30------合戦小屋13:00-----第三ベンチ13:40-----第二ベンチ14:00------第一ベンチ14:15------中房温泉14:35
【行動時間:9時間(休憩含む)】


1/5(火)
中房温泉08:00------宮城ゲート11:30
【行動時間:3時間30分(休憩含む)】

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1月3日
冬季は中房温泉までの林道が閉鎖されているため、12km手前の宮城ゲートで止められてしまいます。
『登山者用臨時駐車場』に車を止め、いざ出発です。


【廃車されたバスやプレハブ小屋が置かれた臨時駐車場は20台ほどの駐車スペースがありました。】


林道の積雪は20cmほどですが、湿った雪が体にまとわり付き、うっとうしく感じます。

宮城から中房温泉まではの距離は12km強、標高差は700mほどあり、久々のテント装備の重荷が肩に食い込み、さらに左わき腹に鈍い痛みを感じるようになりました。いつもの腹筋の攣りです。





【11:30 玉垂トンネル】


頻繁に休みを取りながら約五時間かけてようやく中房温泉に着きました。


中房温泉は暖かい地熱のため雪が解けていました。

【14:50 中房温泉】


冬季の今は車は入ってこないので、どこでもOkの広い駐車場にポツンと1張、私たちのお家が出来上がりました。

天場代は一人500円、中房温泉前にジャージャー出ている水をいただいて戻ってきました。
もちろん、ビールも買ってね(^-^)v




「中房温泉の天場は地熱でホカホカだよ!」と聞いていたので、床暖のような心地よさを想像していたのですが、それは期待はずれ

地面はそれなりに冷たかったけど、雪が解けている様子を見るとやはり暖かいのかなぁ~??
昼間降り続いた雪はいつの間にか止み、風もなく穏やかな夜でした。



1月4日

04:00起床

空を見上げると、な、なんと満天の星空
この調子なら山頂までいけるかも…期待は大きく膨らみます



【駐車場に設営したテント、バックの自動販売機は当然ながら利用不可でした。】

気温はマイナス10℃、風がないので寒さは感じません。
不要な荷物はテントに置いて、05:35 燕岳に向けて出発です。

本日一番乗り、昨日17名の方々が下っているはずなので(中房温泉に下山者予定人数17名の記録有り)トレースはしっかり付いています。



【06:10 第一ベンチ】



【06:45 第二ベンチ】




【木々の隙間からオレンジ色の日差しが漏れ始める】


【07:10 樹林帯の中なので陽の光を拝むベストポジションが見つけられず、焦る…】


【07:30 第三ベンチ 】

第三ベンチまで約二時間、夏道よりむしろ歩き易く、この調子なら4時間もあれば燕山荘に着くかな…?と思わず笑みがこぼれます(^-^)v

ところが、ここから合戦小屋までの長いこと長いこと。。。。



あえぎあえぎ、一歩ずつ…
08:00 本日最初の下山者の方とすれ違いました。
写真を趣味としているこの方は、4日間小屋に泊まっていたそうですが、晴れたのは今日が初めてとか。
私たちは、その貴重なを偶然にも引き当てたことになります。
なんと、ラッキーなことでしょう!!


【展望が開け、左手に山の稜線が見えてきました。す、素晴らしい!!】


【あの岩はもしや…蛙岩(ゲエロ岩)か??】

周りの景色に見とれながら、槍が見える場所まで登りたいと気持ちだけがはやります。
しかし、足は一向に上がらず…
第三ベンチから1時間20分もかけてようやく合戦小屋に到着で~す!

陽だまりで大休止。


【08:55 雪に埋もれた合戦小屋】





【燕山荘まで、夏時間で約一時間】

あの樹林帯を抜ければ、合戦の頭に出るはずです!!


【フカフカの雪は、アイゼンを付けていても押し戻され意外に疲れる】

この辺りですれ違う人たちは、山荘から燕岳をピストンして下っている人たちでした。
「槍は見えますか?」とお尋ねすると、「バッチリですよ!今日は最高です。でも早くしないと、徐々に霞んできてますよ!!」
と、その数分後、槍の穂先が目に飛び込んできました!!



【姿を現した槍ヶ岳】

槍ヶ岳に励まされながら少しずつ高度を上げていきます。



【合戦小屋から合戦の頭まではなかなかの急登】


そして、ようやく急登から開放されます。

【09:30 合戦沢の頭】


その2 に続きます。

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6 コメント

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燕岳 (はなねこ)
2010-01-07 17:23:45
fu-coさん
素晴しいお天気を引き当てましたね。
そして何と日帰りですか・・・
相変わらずすごいですね~。(^^)

早く早く・・・と急ぐ気持ちがとてもよくわかります。
展望楽しみです。
その2も、早くお願いしますね。
凄い! (kagerou)
2010-01-07 19:04:17
fu-coさん、こんばんは。

凄い雪の山を登るのですね~(@_@;)
kagerouは多分、ついてはいけない山登りですね。

でも無事で良かったです~山の遭難者の事をニュースで聞くと、やはり気持ちが・・・。

お天気が良くて良かったですね~続きを待っています。
はなねこさん (fu-co)
2010-01-08 14:54:41
はなねこさん、こんにちは♪

冬山は本当にお天気次第ですね!
この日は、私たちのために快晴を用意して待っててくれました(笑)

欲を言えば、あと一時間早出すればもっとキレイな展望を得られたかもしれません。
でも、大満足でした(^-^)v
kagerouさん (fu-co)
2010-01-08 14:59:59
kagerouさん、こんにちは♪

年末年始はあちこちで遭難のニュースが入ってきやので、私たちも心配でしたが、お陰様で登頂することができました。

冬山は私も初心者ですので常に緊張しています。
でも、あの白銀の峰々を目にすることができたら苦労も吹っ飛びますね!
Unknown (やまそだち)
2010-01-08 19:50:57
すごいですね!
何かテレビ番組を見ている感じです。
続きが楽しみです。
それにしてもよいお天気ですね、普段の心がけでしょうか
やまそだちさん (fu-co)
2010-01-09 21:59:00
やまそだちさん、こんばんは。

今回は、珍しくお天気が味方してくれました。
嬉しかったです。
今年の運試し、まずは大吉といったところでしょうか(^-^)v

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