たんべぇ山から

山歩きの記録、出会った植物を紹介します。



唐松岳~白馬鑓ケ岳【北アルプス】 2010年8月21日(土)~23日(月) その1

2010-09-08 | 北アルプスとその周辺の山

 


気が付けば9月に入りすでに一週間が過ぎました。
今日(9/8)は、関東でも一か月ぶりに雨が降りましたが、これは台風がもたらしたもので、
この豪雨の影響で山梨県や神奈川県では大きな被害が出ている模様で、
これ以上の災害が起きないように願うばかりです。

そして、この週末には再び猛暑が振り返すとのこと、この暑さ本当に勘弁してほしいですね!!

9月は秋山の計画に胸がときめく時期ですが、今年はあまりの暑さにその気力が湧いてきません。

確か、今年の春は季節外れの遅い雪が降り、長期予報では「冷夏」になるのではと心配されていました…
そういえば、5月中旬に行った北海道のアポイ岳でも、いつもの年に比べ高山植物の開花が2週間も遅れていて、
口ぐちに「今年はいつまでも寒くて…」の声が聞こえていたというのに…

記録ずくめの猛暑が続いた今年の夏ですが、来週には少しは秋風を感じることができるかもしれませんね!!
期待したいです。。。。

そして、今年の紅葉はどのような具合なのでしょうかね~~



と、その前にほったらかしにしてた唐松岳~白馬鑓の記録を整理することにします。


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当初は3泊4日で双六岳~雲ノ平~高天原温泉の計画でしたが、諸事情で断念、
高天原温泉がダメならと、同じく山の出湯を求め唐松岳~白馬鑓温泉へと計画が変更となりました。

バランスの悪い私がテント装備で“不帰ノ嶮”を無事に通過できるか
不安は残りますが、岩ヤなも~りさんと一緒なので百人力です。




【山行日】
2010年8月21日(土)~23日(月)三日間すべてが晴れ

【メンバー】
も~りさん、fu-co

【コース】
<8/21> 八方池山荘09:40 → 八方池10:40/50 → 丸山12:15/25 → 唐松山荘13:15
  
<8/22> 唐松山荘05:00 → 唐松岳山頂05:15/30 → 不帰 二峰06:00/15 → 最低鞍部07:55 → 天狗 大下り上08:55 → 天狗岳09:45/50 → 天狗山荘10:15/25 → 鑓温泉分岐10:55 → 白馬鑓ケ岳山頂11:25/11:35 → 鑓温泉分岐12:00 → 大出原12:30/40 → 鑓温泉13:35 
 
<8/23> 鑓温泉06:15 → 小日向コル07:45/50 → 林道出合09:12  → 猿倉山荘09:20





<8/21>

最寄駅で04:33の電車を待ちます。
こんな早朝にもかかわらず駅のホームにはたくさん人がいて、電車の座席もそこそこ埋まっていることに驚きながら
相方のも~りさんとの待ち合わせの駅に着いたのは05:20。
車に乗り込み、高速の長野ICを下りたのは2時間後、
ここから一般道を走ること約1時間で白馬村の八方に着きました。


八方のゴンドラリフト乗り場に一番近い「八方第三駐車場」を探してウロウロ、一度は行きすぎてしまったけれど、
Uターンしたらすんなり見つかりました。
ゴンドラ乗り場そばにも駐車場はありますが、そこは有料で一日500円とのこと、
第三駐車場からは7分ほど歩かなければなりませんがここなら何日駐車しても無料です。



噴き出す汗をぬぐいながリフト乗り場へと急ぎます。


リフトは片道1400円、切符売り場に計りが用意されていてザックの重さを計測、15kg以上には別途400円の追加料金が発生します。

私のザックは微妙にオーバー…

fu-co → 15.1kg
も~りさん → 17kg

二人とも、15kg超ということなので私のザックからペットボトル1本も~りさんに預け、一人分超過料金だけでOKとなりました。、^^;

リフトでグングン高度を稼ぐと見る見る景色が変化していきます。





温室だったゴンドラから、解放感のあるクワッドに乗り継ぐと涼風を受けて快適そのもの。


リフトの下に目をやるとウメバチソウ、ハクサンシャジン、タテヤマウツボグサ、ノコンギク、憧れのハッポウタカネセンブりなどが群れ咲き、思わず歓声があがります。


ゴンドラとクワッドを二つ乗り継ぎ、9時30分に八方池山荘に到着!!
ゆっくり身支度を整えて9時40分に出発します。




ハッポウタカネセンブリを近くで見ることができると、
ワクワクしながら観光客に混じって登山道を登ります。
意気込んで歩きはじめたのですが、咲いているのは、
ハクサンシャジンやタムラソウ、ワレモコウ、シモツケソウなどで、
なぜかハッポウタカネセンブリは全く見当たりません。
リフト下の草原にはあれほど群生していたというのに…

一番目立ったのはこの花


◆ハクサンシャジン




大勢の観光客で賑わっています。




観光客の方は、そのほとんどが八方池までで引き返すようです。





◆ハクサンシャジン(白花)         ◆タムラソウ
 


そして…


◆ハッポウタカネセンブリ  
 

ようやく近くで見ることができたハッポウタカネセンブリは想像以上に小さく、
混雑した登山道で腰を据えて撮影することは困難でした。
その先にもっと良い状態の花があるに違いないと、
いい加減に撮っていたことが後になって悔しい思いをすることに…

確かに、先でいくつかの株を見つけることはできたのですが、そのほとんどは蕾で、
青い瞳をバッチリ開いた株に会うことはあ
りませんでした。
花との出会いは一期一会、
チャンスを逃すことのないようにしっかり撮らなければなりませんね~~トホホ…


◆イワオトギリ            ◆カライトソウ
  



◆オヤマリンドウ        ◆タテヤマウツボグサ
  
      

◆イワシモツケ         ◆ハッポウアザミ?  オニアザミ
 

◆シモツケソウ          ◆オヤマソバ
 


◆トリカブト             ◆タカネミミナグサ クモマミミナグサ
 




◆ミヤマウイキョウ     ◆タカネマツムシソウ
  

◆ミヤマコゴメグサ     ◆ミヤマセンキュウ
  
 

◆イブキジャコウソウ     ◆ミヤマリンドウ
 

雪渓が残っている丸山下ではチングルマの新鮮な群落が残っていました。




本日の行程は唐松山荘までなので急ぐ必要もなく、花を愛でながらゆっくり歩きます。
と言うか、急ぎたくても重いザックに歩が進まず、休んでばかり…
暑さのため噴き出す汗は尋常でなく、カメラの上にポトポト流れ落ちます。
熱中症にも気をつけなけらばなりませんね!!
冷たいビールを思い浮かべながら懸命に歩きます。

ガスの切れ間からちょっとだけ姿を現した不帰ノ嶮




ちょっとしたガレ場を通過します。


出発から3時間35分、ようやく小屋に着きました。

13:15 唐松山荘



早速、テントの受付をします。

天場は、祖母谷温泉方面へとジグザクに下った斜面にあり、
当然、立地の良い上部から埋まってゆきます。
すでに下部までテントが張られていましたが、私たちは比較的上部の空きスペースを陣取ることができました。





とはいえ、テン場から小屋のトイレに行くのもなかなか大変です。




展望抜群の天場ですが、真正面に見えているはずの剣岳は残念ながら雲に隠れています。
心地よい微風を感じながら、夕刻までの時間をのんびり過ごす至福の時間が過ぎていきます。

5時近くなり、そろそろ夕食の時間です。
ず~っとおつまみを食べ続けて(飲み続けて)いるので、お腹いっぱいなのですが、
本日の夕食分をお腹に入れないと明日の荷が軽くなりません。

外で、レトルトのキーマカレーと海藻にキュウリとトマトを加えて海藻サラダを作ります。
夕刻になると、それまでほとんどいなかった虫が急に増え始めたので、
蚊取り線香と防虫ネットで完全防備して夕食にしました。

夕食後は夕刻まで小屋のテラスで展望を楽しみ、
テントに戻りシュラフに潜りこんだ途端、猛烈な吐き気に襲われたりして(なんでやねん…??)、
なかなか寝付けませんでしたが、
翌朝3時30分にアラームで起こされるまでいつの間にか眠りついたようでした。


その2に続きます。

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