たんべぇ山から

山歩きの記録、出会った植物を紹介します。



石狩岳  【東大雪】 2015/07/14

2015-07-25 | 北海道の山

 




スマホのピンポイント予報で、あちこち検索してみると、
東大雪の石狩岳の天気予報は曇りで、午前9時頃からマークとなっている。
昨日午後は悪天候で計画を変更したから、少しでも天気の良いエリアを選んで、
本日の山を石狩岳と決めました。


しかし、お天気の回復は遅れているようで、6:00に登山口に着いてもなお、小雨がぱらついており、
予報通りになるか少し不安で、しばらく様子見です。

他に登山者はなし、人気の山(?)のはずなのに、誰もいないとは心細い…

15分ほど車から出たり入ったりしながら様子を見ていたけれど、意を決して出発することにしました。

標高差1200m かなりハードです。

~7月14日~

【シュナイダーコース】

登山口6:15-----徒渉点6:45----かくれんぼ岩8:55-----石狩の肩9:40/45-----石狩岳山頂10:30/40
------石狩の肩11:15/20------渡渉点13:20/35------登山口14:00


6:15  はっきりしない空模様だけれど、予報を信じて出発です。



登山口から直ぐの場所にお社があり、何を祭っているか不明だけれど、手を合わせ登山の無事を祈りました。

濡れた笹が生い茂るゆるい登山道、たちまちズボンがびしょ濡れ。

暑がりの私は雨具のズボンを履かずにスパッツだけ付けていたけれど、これは失敗!

その後、仕方なく雨具を付けたけれど、濡れたズボンに重ねたので、ますます不快になってしまいました。


6:45 丸木の橋を渡る



この先に小さな沢があったけれどそこがどうやら地図に記載された水場のようで、
そこから登山道の等高線がこみあう急坂の始まりです。

カメラケースを胸に掛けていたので、ケースごと濡らしてしまいました。
こんなに単調な登りなら、カメラはザックにしまっておけばよかったと後悔したけれど、後の祭り!

そんな時、美しいシャクナゲが登場しました。
やっぱり、カメラはすぐに出せるところになきゃ、と、コロコロ変わる女心…

ピンクのシャクナゲ、何という名前だろう…?


ハクサンシャクナゲ?


勾配はどんどん厳しくなる一方!
その上、濡れているので足元はおぼつかないし…もう最悪です。
時折、ゴォ~~と響く樹々を揺らす風の音が不気味に感じます。


等高線が混み合っていたので、それ相応の覚悟はしていたのですが、この山、かなりハードです。
キツイキツイ登りにヒィヒイ言いながらよじ登る、そして、

その先、石狩の肩までは背丈ほどもある濡れた笹が登山道に生い茂り、
それはそれは不快この上ないのです。


ヨレヨレながら、何とか石狩の肩に到着!!

ふぅ~~疲れた!!。
ここまで3時間25分かかりました。コースタイムは5時間となっているけど、
それは少しオーバーじゃないかな…
相方は兎も角、こんな私でもこのタイムで登ることができたのですから。
ただ、途中は岩場の急勾配なので、慣れない人は少し戸惑うかも…



ここから山頂まではコースタイムで一時間ほど、ホッとしたところで休憩します。


~石狩岳方面~  山頂はガスの中


~音更山、ユニ石狩岳方面~

ふと、下に目を落とすと、コマクサがあちこちに咲いており、思わず歓声があがります。


コマクサ

疲れも吹き飛ぶ瞬間ですね~

ここから、山頂に至る稜線はまさにフラワーロードで、
花たちが山歩きの疲れを癒してくれます。


イソツツジ


チシマノキンバイソウ



イワヒゲ

     
チングルマ      ウズラバハクサンチドリ

    
エゾノツガザクラ   

  
アオノツガザクラ     シラネニンジン?

 


ウコンウツギ


ウラジロナナカマド


コエゾツガザクラ(上をむいています)



またまた、チシマノキンバイソウ

 


ハクサンチドリ


エゾコザクラ


エゾノツガザクラ

 

 同じような花を何度も撮りながらゆっくり歩き、待望の山頂に到着しました。
山頂は、あいにく強風とガスに阻まれ、展望を得ることはできませんでしたが、
雨が降っていないだけ助かります。

10:30   石狩岳山頂



山頂に咲いていたクロマメノキの花、黒く熟する実はきっと熊さんの大好物なのでしょうね~

暫く待ってみましたが、晴れる様子もないので、下山することに…
ここからの展望を楽しみにしていたのですが、残念です。
でも、写真に収めることは叶わなかったけれど、
途中で、三年前に登ったニペソツ山がちょこっとだけ顔を出してくれたり、
結構楽しませてくれました!

 

 下山時もまたチシマノキンバイソウを愛でながらのんびり下ります。





これはちょっと葉の色が濃いけど、シラネニンジンでいいのかな…?
テキトーです^^;;

石狩の肩に戻ってくると、単独の男性が3人、順に登ってきました。

半袖シャツにスラックス姿は濡れていません!!
ってことは笹は乾いたのかな…だとしたら、嬉しい!





石狩岳にお別れです。



案の定、登りと違って笹は完全に乾き、下りはまぁまぁ快適です。
とはいえ、急勾配ですから油断は禁物、緊張しながら下っていきます。

 

 
ミヤママタタビ?     クルマユリ

森の中で突然大きな鳥が横切っていきました。
カラスぐらいの大きさ、樹の影に隠れてよく見えないのですが、
赤い帽子が目立つキツツキの仲間のようです。

後で調べたら、オオアカゲラのようです。

オオアカゲラ?


さて、ここまで下りてきたら登山口までは、平坦な笹道を30分ほど歩くだけ…

ここで、汚れた雨具と靴を脱いで、沢水で洗って大休止。

 




無事に戻ってきました。
駐車場には単独の三人の車が並んでいました。

 
お疲れ様でした~


駐車場からは、山なみが見えています。
今だったらきっと展望もバッチリだろうな~ 


 登山口には14:00着、思ったより早く下山できたので、この先にある岩間温泉に行ってみることにしました。
せっかくだから、露天風呂に入ることにして。。

ところが、途中の林道で沢を横切らなければなりません!
深さ20~30cmの浅い沢なので、多分問題なく進めると思うのですが、
心配なので、ここに車を置き、岩間温泉まで歩くことにしました。



沢から10分程で、温泉着!
岩間温泉ではボランティアのおじさま方がお湯の管理をして下さってました。

お風呂の掃除や、虫が入らないようにテントで囲ったり、訪れた人が快適に過ごせるように
至れり尽くせりです。

秘湯中の秘湯と聞いていたので、最初は誰もいないかと勝手な想像をしていたのですが、
賑やかなおじさまたちが色々と案内して下さいます。

おじさんの強い勧めもあり、せっかくだから、 ワタシ入ります!

と、奥の目隠しで脱ぎ始めたら、なんと、おじさんも…
「えっ、おじさんも入るの??」と 私
「もちろん、入るよ!」とキッパリのおじさん

という訳で、こちらのおじさまと混浴と相成りました!!



仲良く二人で混浴を楽しんだあとはサッパリいい気持ち!



私が上がったあともおじさんは、ゆっくり入っています。
きっと一日に何回もお湯に浸かっているのでしょうね!



おじさん、有難うございました!

とってもいいお湯でしたよ~~



       

急登が連続するシュナイダーコースは、きつい樹林帯の登りを抜けると一気に展望が開ける(はず)、
とてもはっきりした山でした。
今回はジメジメ、ガスガスで印象はイマイチでしたが、
肩から山頂へ続く稜線の素晴らしさは感激の一言に尽きます。

ただ、お天気の良い日にもう一度…
とは、あまり考えたくありませんね^^;;

 

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6 コメント

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Unknown (髭さん)
2015-07-25 17:31:33
今では登山道も整備されたことでしょうが
シュナイダーコースを登ったとは
いやはや恐れ入りました。

大昔、大雪山から石狩岳へと縦走し
特大のキスリングを背負いながらシュナイダーコースを下山しました。
こんな急な道を登る奴はバカだ、というのが当時の常識。
林道に降りてから、あの長い林道をえんえんと歩くのが、疲れた体にはなんとも応えました。
髭さん (fu-co)
2015-07-26 09:29:12
髭さん、おはようございます。

日帰りのシュナイダーコースは荷物も少なく、高度をグングン稼げるので、思ったよりは楽勝でした!
それより、昔とはいえ、大型のキスリングを背負って大雪からの縦走とは凄いですね~
その上、長い林道歩きは想像を絶しますよ!
先日、テレビで観たのですが、一筆書きのプロアドベンチャーレーサーの田中陽希さんが、確かクチャンベツ沼ノ原から入り石狩岳へと歩いていましたが、とても大変そうでした。
でも、本当の石狩岳の良さを発見するには、そのコースを歩くのが一番かもしれませんね!!
Unknown (やまそだち)
2015-07-27 11:57:04
素晴らしい花達を楽しませていただきました。
軟弱者の年寄りには行けない場所ばかりですので、これからも楽しみしています。
やまそだちさん (fu-co)
2015-07-28 10:10:04
やまそだちさん、こんにちは。

軟弱者という点では負けませんよ!
そんな私でも、何とか登ることができましたので、やまそだちさんならきっと大丈夫だと思います。
ただし、やまそだちさんの場合は、重い機材が何kgも加わるのでその分、大変かもしれませんね^^
私もすっかりお婆さんですから、いつまで登れるか先が短いです
Unknown (tarumae-yama)
2015-07-28 13:07:28
今日は。
7月16日に富良野岳で少しお話しをしたtarumae-yamaです。

生憎の眺望だったようですが、花が一杯で良かったですね。
私が登ったのは3年前の8月7日で、花は殆ど終わっていました。コマクサはありましたが・・・。
シュナイダーコースを下山中、細尾根から足を滑らせて滑落しましたが、数メートル下で木に引っかかって無傷で済みました。
ポールを折りましたが。
今まで2度登っていますが、この事故の後はもう登りたいとは思いません。

富良野岳の報告を楽しみにしています。
tarumae-yamaさん (fu-co)
2015-07-28 22:47:24
tarumae-yamaさん、こんばんは!
その節は、大変失礼しました。

石狩岳のシュナイダーコースは急峻だから、もし足を滑らせたらタダでは済まないね!!と話しながら慎重に下りましたが、そのまさかを経験されていたとは…
でも、無傷で本当に良かったです!

日帰りで十勝岳から富良野岳を縦走、それに往復の運転もあるわけですから、体力的には申し分ないと思います。そんな方だから滑っても無傷だったのでは?
やはり、シュナイダーコースの再訪は私もなさそうです^^;;
富良野岳の報告は…えぇ~~と、ズボラですからその内に^^;;

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