たんべぇ山から

山歩きの記録、出会った植物を紹介します。



笠ケ岳~至仏山【尾瀬】 2007年9月9日(日)

2007-09-12 | 新潟、北陸、尾瀬とその周辺の山



所属する山岳会のメンバーが尾瀬の笠ケ岳に行くことを知り、チャンスとばかり早速仲間に入れていただきました。

深夜に戸倉入りして、午前4時40分、戸倉始発鳩待峠行きのバスを待ちます。
予定時刻の10分ほど前、乗り合いタクシーが人数に達したので早めの出発となりました。

喜んだのもつかの間、車の無線に「鳩待線、倒木が道を塞いでいるため通行不可」との連絡。



はっきりした理由はわからないけど、台風の影響みたいです。
台風9号が去って丸一日半も経っているのにこんなことが起きるのですね~
相当に地盤が緩んでいるのでしょう!

さて、この大木をチェーンソーで切り、人の手で移動させる戦術らしいのですが、肝心のチェーンソーが故障とか何とか無線で交信しています。
どうなることかと思い、成り行きを見守っていましたが、その後チェーンソーが復活すると手際よく大木はどかされ、乗り合いタクシーはスムーズに通過することができました。

=========================================


2007年9月9日(日)

【メンバー】山岳会の女性五人衆(も~りさん、まりさん、makiさん、junさん、たんべぇ)

【交通手段】も~りさんの車

【コース】鳩待峠05:20/05:30 → 水場06:55 → 分岐06:53/07:10 → 笠が岳山頂08:45/09:35 → 分岐11:00 → 小至仏山11:23/11:35 → 至仏山12:05/12:15 → 鳩待峠14:05
<行動時間:8時間35分 休憩含>


                           ======================================


鳩待峠に着いたのは5時20分ごろで仕度を整えて5時30分出発です。


鳩待峠
私たちは笠、至仏方面に向かいます。



暫らく歩くと左に笠ケ岳らしき山が見えてきました。


この道を歩くのは6年ぶり。前からこんなに道が整備されていたかな~!?


階段だけではなく木道も整備されています。

秋のお花も咲いています。


オゼヌマアザミ【尾瀬沼薊】ですよね~?
ぼや~とした写真、これ一枚しか撮ってないので識別が難しいのですが…


一部をトリミングしてみました。ほら、オゼヌマアザミの特徴のひとつ総苞片がまっすぐでピンピンしてますよね!??
あぁ~もっと真剣に写真撮るんだった



タケシマランの実【竹縞蘭】


トリカブト【鳥兜】


ツルリンドウ【蔓竜胆】

 


06:55
オヤマ沢の水場 


小至仏が見えてきました。

 


06:53/07:10
分岐、私たちは笠が岳を目指し左に進みます。
笠ケ岳はここから3.2km。
もったいないけどここから一旦下ります。

ぬかるんだ泥々の道を行くと、景色が開けます。



本当なら正面に笠ケ岳が見えるはずですが、あいにくガスに覆われています。
私が持っている1996年版の地図には「笹の間の道、ヤブ深し」と書かれていますが今はキレイに刈られていて歩きやすい道です。


目の前に笠ケ岳が現れました。


山頂が近づくとイワショウブやタカネトウウチソウなどのお花が迎えてくれました。



タカネトウウチソウ【高嶺唐打草】


イワショウブ 【岩菖蒲】        イワショウブの実
イワショウブの実はきれいな紅色、実もお花みたいですね! 


ミヤマコゴメグザ【深山小米草】
 


一瞬、至仏山が見えたようです。が、写真は間に合いませんでした


笠ケ岳山頂まであと一息!


キンロバイ【金露梅】
北岳で一度だけ出会ったことがありますが、こんなところに咲いていたなんてビックリです。


ジョウシュウオニアザミ【上州鬼薊】


花後のホソバヒナウスユキソウ【細葉雛薄雪草】

 


山頂直下はけっこう岩岩でズルズルです。


でも、足元にはお花がいっぱい。

 


おなじみのウメバチソウ


ヒメシャジン【姫沙参】
今回の主役、いたる所に群生していました。

 
タカネバラ【高嶺薔薇】の実


08:45/09:35
笠ケ岳山頂


せっかくだからセルフ撮りしてみました。<昔美人五人衆> いえいえ今も

山頂に50分もいましたが残念ながら至仏山は拝めませんでした。



 

笠ケ岳から至仏に登るかそのまま鳩待峠に下るか迷いましたが五人中四人は至仏を希望。
まりさんのみ鳩待に下るというので途中で別れ、4人は先に進みました。
笹原で休憩中、ゆっくり歩いていたはずのまりさんが追いつきました。
「え~~っ、超スローペースで歩いてきたのに…まだこんなところにいたの~アハハ」だって(笑
私たち、けっこう急いでいたはずなのに。。。。まりさんハヤッ!

 


11:00
1時間25分で至仏山との分岐に戻ってきました。


ここから至仏山へは明るい開けた道、人通りも多くなります。


11:23/11:35
小至仏山
風が心地よかったです。
小至仏から少し下り、登り返しです。
それにしても、蛇紋岩ってこんなに滑りやすかったんですね~足を置くたびズルッズルッと滑ります。雨じゃなくてよかった!


11:02/11:15
至仏山頂到着。六年ぶり4回目の登頂です。


山頂からはうっすらと燧ケ岳と尾瀬ヶ原が見えます。

15分ほど休憩したら下山開始です。
また、いやな蛇紋岩の道を通りますが、ヒメシャジンの群落や咲き残りのタカネナデシコなどが楽しませてくれます。


タカネナデシコ【高嶺撫子】


ジョウエツキバナノコマノツメ【上越黄花の駒の爪】
一輪だけ咲き残っていました
普通のキバナノコマノツメと比べると葉が厚いのが特徴で、谷川岳と至仏山などに生えるのだそうです。



むこうのピークは小至仏です。
 


鳩待峠に近づきました。
木々の間から燧ケ岳がくっきり見えます。


14:05
鳩待峠着。
先に下りたまりさん、結局、小至仏まで行って、私は見つけられなかったけどシブツアサツキが咲いていたのを確認したそうです。
いいな!

夏の花がほぼ終わり端境期の今は、静かな尾瀬を楽しむことができそうです。
至仏山から山の鼻へは、今年から上り専用となり下ることができません。

効率よく歩くのなら山の鼻から至仏~笠を周ったほうがよかったかもしれませんが、今回のメインは笠ケ岳だったのでこちらを優先しました。
次回は尾瀬ケ原をのんびり歩きたいと思いました。



名物のジェラードを食べ終わらないうちに乗り合いタクシーが出発するというので、
車内を汚さないよう気を遣いながら急いで食べます。
もっと、味わいながら食べたかったな~!

ジャンル:
ウェブログ
コメント (14)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 朝日連峰【東北】 2006年9月... | トップ | 高妻山【長野県、戸隠連峰】... »

14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (sanae)
2007-09-12 22:11:08
笠は積雪期に行きましたので、夏道がどうなっているのか気になっていました。
笠と至仏を両方なんて、すごい!皆さん早いですね~

>至仏山から山の鼻へは、今年から上り専用となり下ることができません。

この情報ビックリです。
ここは本当によく変わりますね~(~_~;)
知らなかったら戻ってまた鳩待峠から行きなおさなければいけないんですね・・・
山の鼻にテント張ってピストンも出来なくなってしまったのですか・・・

ここで一緒に失礼します。
塩見の情報有難うございました。
1996年のエアリアだったので買いなおさなければ・・^_^;
1630mゲート=造林小屋跡のようです。
そこには当時約20台駐車可となっていますから、随分と整備されたようですね。

もうひとつ、焼岳のお花ありがとうございます。よく見てこなかったので助かります。
★sanaeさん (たんべぇ)
2007-09-13 10:25:19
昔、至仏山へ登った時ベテラン風のご夫妻が「これから笠にいきます」とおっしゃいました。当事、笠ケ岳の存在を知らなくて、なんとなく憧れていました(^^
今は道も整備され、迷うこともない初心者向けの山です。
笠も至仏同様、夏の盛りにはホソバヒナウスユキソウはもちろんのこと、様々な高山の花が咲くそうです。

sanaeさんが行かれた積雪期はいかがだったのでしょうか?
私以外の今回のメンバーも至仏には山スキーで何度か訪れているそうですが、雪の尾瀬もステキなのでしょうね!

>1630mゲート=造林小屋跡のようです。
そうでしたか!ということはあの道は林業のために作られたのでしょか?全面舗装の立派な道でした。
Unknown (カモシカ)
2007-09-13 12:37:40
7月末の尾瀬デビューで小至仏山から笠ヶ岳を望みました。
小ぶりながらも端正な形で、登高意欲をそそられる山でした。

3連休は既に諦めムードです。秋雨前線停滞ではね・・・。
Unknown (まゆ太)
2007-09-13 12:54:40
たんべぇさん、今年こんなこと多いですね(^^;
でも、悪運というか、なんというか、運をもっていらっしゃるようですねー
笠ヶ岳、わたしも行きたいのですー
すごい形がきれいですよねー。
秋のお花がいっぱいですね。紅葉の時期もきれいかなぁ。。。
私も~~。 (木曽駒)
2007-09-13 21:43:53
まゆ太さんと一緒で、笠ヶ岳登りたい~~。
たんべぇさん、いいなぁ~~。

本当は鳩待~笠~至仏~尾瀬ヶ原ってコースで歩きたいけど、ダメなんですねぇ。
来年はいけるかなぁ?

前の記事の朝日連峰といい、いい山に登ってますね。

★カモシカさん (たんべぇ)
2007-09-14 10:27:56
笠ケ岳、確かに名前のとおり、すぐにそれとわかる山容ですね!
尾瀬のスター的存在、燧ケ岳と至仏山の影であまりパッとしない印象ですが登ってみるとなかなかでした

三連休、明日の土曜日はマークにかわりましたね!さて、カモシカさんはどちらへ?
★まゆ太さん (たんべぇ)
2007-09-14 10:38:09
そうそう、便ケ島の再来かと内心ビクビクしながら見守っていましたが、さすがは慣れてていますね!一時間はかかるだろうと思っていましたが、案外早く片付けられました。こういった事例が多いのでしょうね~

笠ケ岳、地味ながらお花も多く、楽しめる山です。
お花の多い夏がいいかも…
★木曽駒さん (たんべぇ)
2007-09-14 10:48:04
>本当は鳩待~笠~至仏~尾瀬ヶ原ってコースで歩きたいけど、ダメなんですねぇ。
sanaeさんもおっしゃっているように、コロコロかわりますね~
山ノ鼻への直登ルートは急坂の連続で、滑りやすい蛇紋岩をさけて登山道から外れる人が後を断たないのだそうです。特に下りは危険との判断らしいのですが…
高山植物の保護のためには仕方がないのかもしれませんね~
至仏山頂から尾瀬ヶ原を眺めると、つい下りたくなちゃいまうけどね~
来年以降はどうなるのでしょうね!?
尾瀬笠ヶ岳 (輝ジィ~ジ)
2007-09-17 10:38:21
何気に5回ほど歩いていますが、花が多いのと眺望そして静けさがいいですよね!
まだ今の時季でも花も結構見られるんですね!
それにしてもどの写真もスッキリ撮れているので感心します。
★輝ジィ~ジさん (たんべぇ)
2007-09-17 22:35:58
コメントありがとうございます!
輝ジィ~ジさんは、5回も笠ケ岳に登っておられるのですか?すごい!
私は前から気になる存在でしたが、ようやく訪れることができました。

今回、眺望は得られなかったけれど、予想に反して秋のお花が出迎えてくれて満足でした。
今度はぜひとも夏のお花を狙います!
笠ケ岳、いいですね
Unknown (食う寝るさんだ-す)
2007-09-19 23:27:53
お~!
真夏に行った至仏がここに(笑)
至仏山で意外ときついですよね?
オイラだけ?
お花かなり多くていいな~!
オイラの時期より増えてますね。
通年行きたい場所ですね。
★食う寝るさんだーすさん (たんべぇ)
2007-09-25 10:09:32
ご無沙汰です!
食う寝るさんはテント担いで山ノ鼻からのぼったんですよね!?
山ノ鼻からだと確かに急登が堪えますよね(^^
しかも容赦なくジリジリと強烈な太陽が照りつけるので結構つかれます!
私も二回利用しましたが疲れましたよ!
でも、お花は夏のほうが多いんじゃないかな~!?
至仏山は景色もお花も両方楽しめる大好きな山です!
Unknown (カモシカ)
2007-09-27 19:51:50
お久しぶりぶりです。
2回の連休ともお山は休みでしたか?
それとも混雑しない時を狙ってるのかな?
<去年は涸沢ですれ違っていたかもですね!>

「三連休、明日の土曜日はマークにかわりましたね!さて、カモシカさんはどちらへ? 」

15日は困った時の八ヶ岳。もうちょいでしげぞうさんとバッタリのチャンスでした。

先週末は、・・・。初日はすごかった!デス。


★カモシカさん (たんべぇ)
2007-09-28 00:31:23
八ツに後立山ですか~カモシカさんは三連休を有効に使いましたね!
お彼岸の三連休は暑かったですよね!

私は23~24日で高妻と雨飾に登ってきましたよ。

北アは標高が高いから涼しかったでしょうが
高妻の蒸し暑さはハンパじゃなかったです

八方池は絵画のようですね!!


<去年は涸沢ですれ違っていたかもですね!>
ですよね!写真みたら同じような風景でしたから

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

関連するみんなの記事