田中雄二の「映画の王様」

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『高倉健 Ken Takakura 1956-2014』

2017-07-18 09:25:18 | ブックレビュー
文藝春秋編の『高倉健 Ken Takakura 1956-2014』を読了。



死後、その存在が明らかになった“養女”の手記
対談やインタビューの採録、著名人が語る秘話など多彩な内容だが、
中でも、沢木耕太郎の「深い海の底に-高倉健さんの死」と
鄧文兵の「高倉健はなぜ中国で『熱烈歓迎』されたのか」が出色だった。

生前、ジョン・ウェインは
「私はずっとジョン・ウェインを見事に演じてきた。そうだろ?」と言ったらしいが、
この本を読むと、きっと健さんも「高倉健を見事に演じてきた」のだろうと思わずにはいられない。

山田洋次監督の
「日本人は、高倉健という典型的人間像を持っている。
それを作り出した健さんは、自分自身の人生と人格もそれに重ねてしまった。そんな俳優は滅多にいない」
という言葉が言い得て妙だと思う。

健さんについては『任侠映画のスターたち』という本でいろいろと書かせてもらったことが思い出に残っている。



当ブログの健さん関連の記事は↓

「健さんが亡くなった」
http://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/d2a9bbb95c7861495f281d4d5e68e53e

健さんのパロディー『小惑星帯(アステロイド)遊侠伝』『ブラック・レイン』
http://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/6f4a06115c4de004814e0c49d04a595a

「健さんに続いて今度は文太が…」
http://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/b609c8badd47cd309098b86d6343b8b9
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