フウトウカズラハチヂミフシは,フウトウカズラクダアザミウマ(形成者)によりコショウ科のフウトウカズラの葉にできる虫こぶである.
2014.9.19 志摩市志摩町御座の岩井崎方面に出かけ,フウトウカズラの葉に虫こぶができているのを見つけた.
虫こぶハンドブックによると,葉の縁が葉裏側に巻かれ,さらに葉身全体が複雑に巻縮する虫こぶ.大きさや形は変化が多い.虫えい内部には多数の幼虫・成虫がみられる.虫えいを形成しないが,虫えいの組織を食べて育つ,形成者と近縁なフウトウカズラヤドリクダアザミウマという寄居者(同居者)がいる.
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