あきらめなければ夢はかなう？

そういえば大学の頃はよく図書館とか公園で昼寝してました。
先日金沢に行ったせいでよく金沢時代を思い出します。
当時の友人と通信するする機会が多いせいもあると思います。

さて、今日は名古屋国際女子マラソンでしたね。
優勝タイムが２時間２５分台でしたから誰がオリンピック代表に選ばれるか混沌としてきましたね。

高橋選手は残念でした。
しかし彼女がレース前今日のタイトルの言葉を連発していたことに２つの意味で違和感を感じていました。

勿論夢の大きさによりますが僕は「あきらめなければ夢はかなう」というのは結論から言うと違うと思います。

あきらめたら夢はかなわないというのは真実だと思いますが、夢がかなうにはあきらめないことで夢のスタートラインに立っただけです。

ゴールに到達するには夢を実現できる実力が必要です。その実力とは努力と才能と運で構成されているとおもいます。

この３つをたしてゴールに到達する実力があったとき初めて夢が実現するのです。

３つの配分は人それぞれでしょう。めちゃくちゃ運がよくて、たまたま夢を達成する人もいれば、運がなくても普通に自分の能力（努力+才能）を出して夢を実現できる人もいるでしょう。

ようはあきらめなければ夢がかなうということはないと思うのです。多分高橋選手もそんなことはわかっていっているとは思いますが、その言葉を真に受けてはいけません。

そしてもう一つは高橋選手が「（世間の）みんなのために走る」的な事をいっていたことです。

確かにそんな部分もあるとは思いますが、やっぱり第一義的には自分のためにやるというのが本当ではないでしょうか。
オリンピックで日の丸を背負って日本のためにやるというのであればまだわかりますが、代表に選ばれたりするのはやっぱり第一義的には自分のためではないでしょうか？
結果周りの人の期待に応えたり、高橋選手をサポートすることにより生活している人を助けることになるということではないでしょうか。

勿論オリンピックで金メダルを獲得した選手ですので上記のようなことはわかっているとは思いますし、僕もそんなにムキになることではないのですが、何だかちょっと気になりました。