りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

どういうわけか猫じゃらし~

2009年08月20日 | なんでもかんでもコーナ~

 5月にまいた種。確か・・・、オクラかインゲンだったと思ったけど。

 だからいつか芽が出てくると思ってせっせとお水をあげて日当たりを良くして。それはそれは大切に育てました。

 プランタ-いっぱいに二葉が一斉に出揃ったときにはルンルンな気分になって、みるみるうちに葉が伸びて大きくなったので肥料もやったりして。あとは花が咲いて実がなることをとっても楽しみにしていました。

 そしたら・・・、なんと、しばらくたってからどこかでみたような形のものが現れていて。うぅ~ん???!ね、ねこじゃらしー?!



 目を疑ったけどそれがまさかの猫じゃらしだったのです。

  あぁー情けない、恥ずかしい。またやっちゃたね。          トホホホ
  


小田原革新懇

2009年08月18日 | 戦争をする国にさせない

 8月15日のもう1つの平和の取り組み。それは、今年11回目を迎えた小田原革新懇の「戦争体験を聞き語る会」でした。市民会館の会議室いっぱいに大勢の方が集いました。

 ビデオ上映は731部隊の「少年隊員の見た細菌戦部隊」。731部隊に関係する映像は以前にも見たことがあったけど、細菌による人体実験とか・・・、この世にこんなことがあったのかと思うほど恐ろしいものでした。

 「一本のエンピツ」は唯一平和を具体的に歌った美空ひばりさんの歌。この歌に合わせたスライドと朗読はこれまでにないもので(手づくり)、とってもステキでした。

 本題の私の戦争体験では、「終戦直前の小田原での空襲体験」、「植民地・朝鮮で迎えた8月15日」というテーマでそれぞれお二人の方がお話されました。
 どちらのお話もまるで戦争映画でも見ているような、そんな感じがしてならないほど当時の緊迫した状況が伝わってくるのでした。お二人とも生き抜いて今を生きていて本当によかたっとホットするのでした。
(貴重な体験をありがとうございます)

 プログラムの最後に平和アピール「市民のみなさんへ」(案)が参加者全員で承認されました。終戦記念日に平和への願いが新たにされた瞬間です。ブラボー!


みんなで平和について考えた一日

2009年08月15日 | 戦争をする国にさせない

 「8・15を考える会」平和写真展は15、16日の二日間、市民会館の展示室で開催される。例年のごとく会場いっぱいに戦中戦後の貴重な写真が展示された。戦争体験を語るコーナーではこれまた貴重な体験が語られて、当時の悲惨な光景が聞き手にリアルに伝わってくるのでした。



 写真中央で説明をするのは「小田原の戦時下を記録する会」の飯田顕子さん。小田原であった空襲ではご自身もその恐い体験をしました。戦争体験を語り継ぐ学校訪問では毎年精力的に活動されていて、まさに語りべ的存在。多くの子どもたちに平和の尊さを伝えています。




 ケーブルテレビの取材を受ける女性史研究家・第一人者の宇佐美ミサ子さん(市内在住)。「8・15を考える会」の代表呼びかけ人となっています。飯田さんもそのお一人。他に4名が呼びかけ人となっていて、私もその一人。お手伝いをさせていただいています。

明日の16日の2日目。映画「冬の兵士」上映と戦時中の食体験ということで、あっと驚く食べ物が登場します。


保育を充実させよう

2009年08月09日 | どの子もかがやくように

 保育園にお子さんを預けて仕事につきたいと言う方が増えています。とにかくこの不況の中、どこも家計は大変だけど、若い世帯も大変。仕事をしなければ・・・、保育園を探さなければ・・・、ということで、お子さんを抱えて悩んでいます。

 先日、保育をテーマに子育て真っ最中のお母さんたちと「井戸端会議」。保育をどんどんよくしていかなければだめだなとさらに感じました。


 小田原市の今年4月時点での保育園への申請者数は904人もありました。ここ毎年のように人数が多くなってきていて、いかにお子さんを保育園に預けたい方が増えているのかが分かります。

 市内には公立・民間合わせて31園(定員3228名)あるが、在園児も含めると、とてもじゃないけど申請されたお子さんの全員が保育園に入れるなんてことは無理なことで、いかに大勢の方が保育園に入れずに困っているのかも分かるのです。

 そこでこれまでに保育園にかかわるいくつかの提案をしてきました。
1、小田原駅西口側にある社会福祉センター内の城山乳児園。ここは0歳児から2歳児までの保育しか行っていません。ぜひ6歳児・年長まで預かる保育園とすべきではないか。

2、センター内は高齢者の施設などもあって今でも手狭。市の広大な土地・小田原駅東口駅前の再開発事業用地に城山乳児園の保育を保管しつつ新たな保育園を建設すべきではないか。

3、公立保育園の整備を計画的に行っていくべきではないか。江之浦保育園は片浦地区唯一の保育園。大切にしていくべきではないか。

4、酒匂にあるおおとり保育園が廃園となるが、市の保育園として継承していくべきではないか。などといったことです。

 城山乳児園は駅型保育園の重要な位置づけとなっています。年長さんまで預かってほしいという声はずっと以前からの切実な要望でした。この6月議会・一般質問に取りあげましたが、お城通り地区再開事業の進捗状況も注視しながら3歳児以上の受け入れも検討していくなどと答弁がありました。

 江之浦保育園を整備して地域に根ざした保育園としていくことは若い世帯が定着し、そこで安心して子どもを産み育てるための欠かせない条件だと思います。
 公立保育園整備は新総合計画に反映していくなどといったことでした。

 川東地区にお子さんが増えてきています。おおとり保育園の確保は重要。市は早くから全力をあげて取り組んでいます。   


大切なのは歴史の真実を伝えることだと思う

2009年08月06日 | どの子もかがやくように

 横浜市教育委員会は8月4日に、新しい歴史教科書をつくる会編集の自由社版歴史教科書を市内の18採択地区中、8地区(港南・旭・金沢・港北・緑・青葉・都築・瀬谷。145校中71校)で採択しました。今このことが大問題となっています。

 2005年の東京都・滋賀県・愛媛県・杉並区・大田原市の教育委員会が扶桑社版教科書を採択したことに対する抗議や批判の声は相当あったと思ったが、どうやら当該地はもとより、全国各地の市民・諸団体、韓国をはじめアジアの人々や団体からもあったようで、今回も扶桑社版・自由社版を採択しないことを求める要請が横浜市教育委員会に多数寄せられていたということです。

 自由社の教科書は太平洋戦争を「『自存自衛』のための戦争」と描くなど、扶桑社の「新しい歴史教科書」と同じように、侵略戦争の美化の立場にたっています。今後横浜市の約13000
人の中学生がこの教科書を使うことになると思うと、なんだか大きな不安を覚えます。

 今子どもたちに大切なことは、侵略戦争と植民地支配についての歴史の真実を伝えること、戦争なんてものは二度と起こしてはならないこと、日本は過去の戦争の反省の上に立ち、日本国憲法を決め、そこには憲法9条によって戦争につながる一切を寄せ付けないばかりではなく、戦争放棄という世界に誇る平和の源泉が存在していることをしっかりと伝えていくことだと思うのです。

 折りしも今日は原爆記念日。広島に原爆が投下され多くの尊い命が犠牲となった日。式典では麻生首相による「挨拶」という場面がありましたが、挨拶とはなんて軽々しいことだろうと思ったのと、胸におちるような平和への誓いとはほど遠い中身に感じられて、ただただ空虚な思いがしたのでした。

 4月
オバマ大統領がプラハで「核兵器のない世界」を国家目標にすると演説したことが思い出されます。国内や世界から大きな共感が寄せられています。日本の著名な服飾デザイナーの三宅一生氏がこれまで封印してしてこられた自らの広島での体験を解いて、核廃絶と世界平和の実現を呼びかけられました。

 イギリスでは「自国の核廃絶に54%が支持」と世論が劇的に転換したことなどが報道され、7月22日、米国は東南アジア諸国連合(ASEAN)の基本条約、東南アジア友好協力条約に加入。すでにEU(欧州連合)も加入を決めていて、それを含めると52ヵ国、世界人口の68%という大きな潮流となります。

 戦争放棄、核廃絶は世界の流れです。未来ある子どもたちを守るのは私たち大人の役目だとしたら、歴史の真実を知らせる教科書こそ子どもたちの手に届けたたいと願わずにはいられません。
  


「市民ホール」・・・いいひびき

2009年08月01日 | *市*議*会*

 「市民ホール」はいいお芝居を観たり、いい音楽を聴いたり、それに市民の表現の自由と創造力がさまざまに発揮される場であってほしいと思うので、老朽化している現市民会館大ホールに変わるホールの必要性はますます大切になっていると思う。そのホール整備について、7月28の市議会総務常任委員会に、市長出席のもと、これまでよりもさらに踏み込んだ形の報告がありました。

 それは、すでにホール予定地となっている三の丸地区の現有地約5800㎡と拡張予定地約3000㎡について施設配置エリア案を明らかにしたことです。お堀端通り沿いは空地エリアを設け歴史的景観への配慮、災害発生時に備える。中央は低層エリアとし、エントランス・展示室等とする。国道一号線沿いは高層エリアで、大ホール・小ホールにするというもの。


(
ホール計画地・正面奥は東京電力)

 
そこでその時点で、駐車場はどうなるのか、舞台搬入口はどうするのかとすでに気になる点がいくつもあり、現時点で、大事なところはもう少し見えるようになっているべきだと思ったが、委員会全体を傍聴して感じたことは、後にも先にもこれ以上の提示は無理なことだとも感じた。今後のスケジュールも公表となったが、建設準備会等での検討を基本に、より明確にされていくものと思ったのでした。

 関野隆司市議からは、①どういうところで検討されたのか②庁内プロジェクトの構成はどうなっているのか③いつから検討されてきたのか、
質問が出された。

 そして市民部内部で考えてきたもので、その際市長・副市長も入って考えてきた。プロジェクトは6月11日に基本構想をつくるために立ち上げたもので、職員11名の構成となっているとの回答がありました。 

 さて、市長は委員会開催の冒頭に、これまでのホール計画を白紙に戻し、新たな計画にする。①老朽化しているホールを新たにする②歴史と共存する③過大なコストはむずかいしの3点を位置づけ今後のホール整備に取り掛かることを強調された。

 ホールは前市長が進めてきた計画に、市民運動など多くの市民が見直しを求めてきたもの。議会での論戦も激しくあった。またそれを争点に一年前に市長選もたたかわれ見直しを求めた加藤市長が市民に選ばれ市長に就任された。小田原市にとってどのようなホールが適切なのか、市民がどのようなホールを望んでいるのかは市長ご自身が十分分かっていらっしゃることだと思うが、同じような失敗を繰り返さない為にも議会に求められているものもさらに大きいと改めて感じる。