りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

最後の安全網というけれど

2007年07月31日 | なんたって住民福祉
北九州市で52才のもとタクシー運転手の方が餓死していたという痛ましい事件があったのはつい最近のこと。今日また再度そのことについて報道されていた。

「米食いたい、おにぎりが食べたい」、「早く死ねということか、せかっく自立に向け頑張ろうと思っていたのに・・・」などとノートに書き止めてあったとか。

生活保護を辞退するようにと強要か?!などと報道されていたが、いずれにしても空腹の極限に至って亡くなったということは事実で、孤独死そして餓死という最悪の事態に言葉を失う。

厚生労働省の調べで、餓死は1995年を境に急増とある。だけど国は生活保護制度の見直しをするのだといって、予算を削ってきている。おかしいではないか!!なんだかんだと理由は述べているが、真に生活困窮者の方たちの立場に立つならばけしてできることではない。

削られた母子加算、老齢加算の復活を、ぜひ国会と連携して行なっていきたい。

備えあれば憂いなし

2007年07月31日 | なんでもかんでもコーナ~

議員防災訓練&合同津波訓練がありました。AED(自動体外式除細動器)の使用について講習を受け、その後は早川漁港にて津波を想定しての訓練となりました。

AEDを実際に使っての訓練は始めてだけど、それを付けてのぞめば、よりその人の状況にあった心肺蘇生ができるのだということは知りました。

だけど数に限りがあり、どこにでもおいてあるというわけではないので、本当の時にどれだけ役立つのかはちょっと疑問でした。

 
オレンジ色のがAED





ジェットスキーなどで、津波でおぼれかかっている人を救助






とにかく人にやさしい政治を

2007年07月30日 | いま国会では・・・
参議院選挙が終わった。選挙は当然だけどどこも必死だ。限られた時間の中で精一杯有権者に訴えていかなければならない。今まで国民のために何をどうやってきて、どのようなことをやっていこうとしているのか。特に今回の選挙では消えた年金とか負担が大きすぎる住民税の問題、憲法9条をめぐる問題など。庶民の大変な暮らしや福祉、平和をどのように受けとめ考えているのか。どのようによくしていこうとしているのか、そこにこそ争点があったと思います。

国民にとってどの政党のどのような政策が最ものぞましいのか。有権者は真剣に考え抜いて、本当にこのくらしを良くしていってほしいと心のそこから願っているということをこんなにも肌身にかんじる選挙はなかったかと思うのでした。

「政治は徹底して人にやさしいものでなくてはならないとい」というのがこの選挙を通じて強く感じたことですが、日本共産党は今回の選挙で前回を上回る支持を獲得することができました。選挙が終わったけどさらに各党、議員がさまざまに問われるのはこれから。当然だけど国民のためになる政治を!

こどもたちの夏

2007年07月28日 | どの子もかがやくように
各地区では夏祭りが盛んです。どこから子どもたちがあつまってきたの?

っていう くらい子どもたちでいっぱいで、この日は2ヵ所に行ってみたけど

どちらもとって も賑やかでした。どの子もみんなたのしそう~  手づく

りのゲームでは ボールを転がして着地したところにある品物がゲットでき

る。お菓子や、カブ トムシやクワガタもらえるとあってみんなの目がきら

きらだ。ほかと比べると 長い列ができていました。










文化・芸術は専門かに聞いて

2007年07月23日 | まちづくりパワー
(仮称)城下町ホールの計画は古くなった市民会館大ホールにかわる新たなホールをつくるというもの。小田原ではこのホールの計画をめぐって計画を推進する側と計画の見直しを求める側の動きが活発になってきています。

新たなホールの計画は市民に有益な施設となり得るのかどうか、なんといってもそこが肝心なところで、日本共産党市議団ではこれまでに問題点を指摘するなど計画の見直しを求めてきているところです。

城下町大使をされている俳優の阿藤快さんのこのホール計画に対するコメントが、ご本人の意思に反して市の広報別冊に載ってしまったということでだいぶ問題となりました。

議員を全員集めての説明会があったときに、誰が書いたコメントなのかと聞いたところ、原案は市が考えたもので、それを阿藤快さんの事務所側に見せて、了解を得たということでした。つまり、事務所と阿藤快さんとの連絡が行き届いていなかったために行き違いが生じてしまったと言うようなことが問題のことの始まりでした。

その後広報おだわらでこの一連についての説明がされたり、いろんなやりとりがあったり、先月終了となった6月議会ではこの問題が一般質問に取り上げられたりしましたが、一般質問のやりとりに阿藤快さんは異議を唱えて記者会見まで開き、これまでの真相とホールの計画に対する意見を発表したのでした。

(仮称)城下町ホールの計画には納得がいかないので見直しをすべきだと言う意見です。俳優であり、舞台やホールを知り尽くしている専門かの立場からするとさまざまに厳しい意見をお持ちのようです。

(仮称)城下町ホールの計画について、度々専門かの方たちによるコメントに触れる機会が多くなってきましたが、いずれも計画に生かされるべき貴重な意見ばかりです。以前から専門家の意見を聞くべきだとする声が多くありますが、まったくその点での不十分さがあるのと、その重要性への認識が軽んじられているようでなりません。もっとよく専門かに相談すべきでしょう。

本質は飾れないもの

2007年07月23日 | なんでもかんでもコーナ~
数日前に今度は麻生外相の発言について問題だとされました。「7万8千円と1万6千年はどっちが高いかアルツハイマーの人でもわかる」と述べたということですがこれには失望しました。

発言の撤回をしても発言の撤回をしただけで、本質的に持っているこれまでの考え方がすっかり変えられることとはイコールにはならないことだと思っているので、とにかく絶対に許すことはできません。

人は言葉のはしばしにその人なりが出てしまうものだと思うのです。つまり、いくらとうとうと話しても、うまくまとめても、飾っても、無駄な抵抗だということかな。。。

1才8ヶ月

2007年07月21日 | どの子もかがやくように
乳母車を引いて踏切の開くのを待っていたヤングママ。「お子さんはおいくつですか?」って聞くと「1才8カ月になります」ってニコッとされました。

目のくりっとしたそのあかちゃんは小田急線が通っているのを指差して、私の方をじーっと見て電車が通っているよって、何度も目で訴えて、教えてくれました。なんてかわいいんだろう・・・

かわいいでしょう?ってママに言ったら、「ええ、スッごくかわいいです」って。

ふと息子の1才8カ月の頃を思い浮かべました。考えてみたらそのときにはちょうど二人目の子を出産したばかりで、なんやかんやとあわただしい毎日を送っていました。

少子高齢化などと想像すらもしなかったあの頃。子どもが生まれれば抱っこしながら、玄関先でひなたぼっこ、また夕涼みしながら、あーでもない・こーでもないとお隣さんと子育てについていつまででもおしゃべりをしていたものでした。

その頃母がよく、「今は昔とちがって、子どもを育てるのが大変だねー」って言っていましたが、今はますます大変になっていることを感じます。

虐待とか、ショックなニュースが後を絶ちませんが、子育てしにくい世の中になってきていることを今日も大勢のお子さんのいるママさんからいろいろとお話を聞いて実感するのでした。

親が子育てしにくい世の中は、子どもたちには居心地がわるーい世の中です。うんといい世の中になるようにがんばろっと。

グッピーが来たよ

2007年07月17日 | なんでもかんでもコーナ~

グッピーがわが家に来ました。義理の妹にところでいっぱいあかちゃんが生れたからということで、飼わない?ぜひ~ということでいただきました。

エサをあげるときにみんなで集まってきて、これがまたかわいいんだわー、グッピーのとりこになりそう。それをしってかわが家のグースケ(インコ)が朝から大声で??叫んでいるー


まいごのあかちやん

2007年07月16日 | なんでもかんでもコーナ~
「台風の影響か、8羽のカモのあかちゃんが海岸にいるけど、親鳥とはぐれたのではないか」そんな電話がありました。「そのままにしていたらエサも食べれない。保護した方がいいのでは」といったことで、とりあえず市役所に連絡をとることにしました。

運良く関係する職員の方がいらっしゃって、早速見に行ってくださいました。そしたら何と、近くの川で、親子でちゃーんとかたまって泳いでいたとのこと。ホッ!よかったね。(ごくろうさまでした

何だかいい話。朝からやさしい話だー。

台風4号

2007年07月15日 | なんでもかんでもコーナ~

台風の影響による被害はないか、だいじょうぶなのか、状況を調べに地域を回りました。以前、床下や床上浸水となった城山や荻窪地区の一角は今回はどうやらだいじょうぶの様子。

ただ台風や豪雨となると水位が上がり、これまで何度か川の水が溢れ出している山王川付近は、今回も油断ができないといった状況でした。

濁流は激しくうねっていて、付近の住民の方たちのところでは避難所に身を寄せた方もいらっしゃるなど、住民の方から、水位が一番ピークの時の危険な様子をお聞きすることができました。





上の画像は15日正午頃。

後の市の説明では今回の台風による大きな被害はないということでまずは一安心です。ただ「怖くて川の水を見ることができなかった」という山王川に面してお住まいの方からのひと言に、各地での痛ましい被害が他人事ではないということを思い知らされるのでした。

 





 


住民税などの軽減対策を3

2007年07月11日 | なんたって住民福祉
6月議会の一般質問で、「住民税増税問題への市の対応について」、市の独自の軽減対策を求めました。

(問)  住民税の減免の拡充、国保・介護保険料の激変緩和措置につづく軽減策を含み、住民税増税に対する市の独自の軽減策をすべきではないか

(答) それぞれの負担能力に応じた負担となっているものと認識している。非課税とする規定や老年者非課税措置の廃止による激変緩和措置が講じられているほか、本市においても既に減免の制度を設けている。税負担を軽減する制度を創設することは考えていない。

(問) 本市の住民税の減免制度について調査をしたが生活保護となりその後減免になった方が増えている。生活保護基準並みの方たちへの拡充もすべきと考えるがどうか。国保・介護保険料の激変緩和措置はまともな保険料を徴収したのでは大変な保険料の額になってしまうので、激変緩和措置をしているもので、平成20年からはなくなるもの。今の高齢者の暮らしや福祉の状態を見るならばこういう時にこそ軽減対策をすべきではないか

(答) 所得額の一定水準以下は非課税となっている制度がある。所得割については生活保護基準額に勘案した設定金額で課税されないようになっている。低所得者に配慮されている。国保・介護保険料の激変緩和措置はゆるやかに本来の制度に移行させるもの。新たに軽減策は考えない。

(問) 地方自治法には地方都市の役割は「住民の福祉の増進を図る」ということが大きな仕事となっている。国がやっていることを粛々とやっていくだけとまでは言わないまでも、地方自治体の長としてその点をどのように考えているのか

(答) 地方公共団体は福祉の増進を目的としている。その元は原資となる税である。三位一体改革を行い、国の全体がもたない。国、県、市が苦しいのは同様。国民、市民みんなで支え合い、いろいろ不満はあると思うが、国民の義務、市民の義務として納得していただきたい。

(問) 国、県、市が苦しいということだが、一番苦しいのは市民だと言うことを受けとめていただきたい。そして今後の市政運営をしていただきたい。そのことを申し述べ質問を終わります。

住民税などの軽減対策を2

2007年07月10日 | なんたって住民福祉
小田原市は住民税の税額決定通知書(特別徴収)を5月8日に、納税通知書(普通徴収)を6月8日に、合計で95,351件発送しました。

6月8日以降のカウントで、1週間で苦情や問い合わせが窓口に800件寄せられたとのこと。「この金額は間違えでは?」そのような声が多かったようです。
平成19年度当初予算における個人市民税の定率減税および税源移譲の影響額は?

定率減税の廃止による影響額・想定約9万人・約4億9,700万円。
税源移譲分の影響額・想定約9万人約13億2,700万円に。

税源移譲はその名の通り所得税の一部を住民税に基本的に移すということ。でも定率減税の廃止はそうはいかない。定率減税は家計の税負担を軽減する目的で導入されたもの。それが廃止だよ!

合計で、約4億97,000万円はこれから市民が新たに払っていかなければならなくなった負担。

景気がよくなったという実感がない。暮らしにくくなってきている実感の方が大きい。急に降りかかってきた住民税の大増税。今日も大変さをひしひしと感じているという声が寄せられました。もっともだー

住民税などの軽減対策を

2007年07月09日 | なんたって住民福祉

住民税が驚くほど高くなった。「何でこんなに払わなければならないの!!」ということで、この話になるとたいていの人が怒り出す。とにかく軒並みに大変な上がり方をしている。ほんとにひどいひどすぎる。

そこで、6月議会の一般質問で、ズバリ、小澤市長に次の点について聞きました。

(問)、市民の負担が大変重くなっているが、現状をどのように受けとめているのか

(答)、
少子高齢化社会が進展する中で、持続可能な社会を構築するためには必要なことと認識している。(その他、大半は税制改正の説明に言及)

(問)、昨年は高齢者の住民税が数倍から十数倍に増えるなど、それに連動して国保・介護保険料などがふくれあがってきている。高齢者の方たちの負担が大変重いということは市長もご承知のことと思う。今年は定率減税が全廃。サラリーマン世帯および高齢者にもまた大きな負担となる。年金は減っても払うものばかりが増える。給与所得者もいっこうにいい兆しが見えない。市民の大変なくらしそのものに対して率直にどのように受けとめているのか再度伺う

(答)、住民の特に高齢者の負担が重いということをどう考えるかということだが、税源移譲、税制改正で、定率減税の廃止があったり、いろいろと重なった。私どもも注意していかなければならないと思う。小田原市だけでない。持続可能な社会、後世にも保障を。現状見ると必要、行政を担当している立場では理解する。住民の感覚重く受け止めながらさまざまな施策を進めて行きたい。  
                つづく・・・  


公民館

2007年07月07日 | なんたって住民福祉
第36回になる小田原市公民館大会に出席しまた。午前中の雨も午後
からは止んで、傘を持つのもちょっと一休み。会場となっている小田原市生涯学習センターけやきに向いました。

市内には255の自治会のうち地区の公民館は130箇所、戦後「自由、平和、文化」を合言葉に地域のつながりを大切にしてきたという公民館。その存在の重要性を改めて知ることになるなど、公民館連絡協議会会長さんのごあいさつに感銘を受けました。