メディア遊歩道

さまざまなメディアに接触した記録。映画、本、博物館、展示会など

日本沈没(2006)武道館試写会

2006-05-31 06:58:53 | Weblog
試写会の件を譲ってもらい、武道館にかけつけました。
2階南東スタンドR列44番の椅子。スクリーンはちょっと遠い。
メインキャスト終結の舞台挨拶は豪華。でも遠いので、スクリーンに映される姿を眺めていました。

写真は上映後の武道館の日の丸とスクリーン。 (上映前にカメラ取り出すと、カメラ取り上げられちゃうので。 )

スクリーンの画像がくっきりしていたので、デジタル上映かと思ったら、フィルム上映だそうです。
(私と同じ疑問をもったひとが、ブース覗いて質問していました。舞台挨拶は当然デジタルプロジェクタ上映と思いますが)

舞台挨拶は豪華なのですが、さて、映画の方は・・・・

私には、旧作の方が思い出深く、愛着があるのですが、それを乗り越えたかというと(?)でした。

より「ディープ・インパクト」な感じ。
「グスコーブドリの伝記」を目指したということでしょうね。
草ファンはハンカチもって劇場へGO!ですね。

特撮技術はもちろん進んでおり、旧作の「それはないだろう」という映像は直されていたのですが・・・

私は、旧作上映当時この小松左京の小説、映画、および新田次郎の小説、映画に夢中になっていて、自然科学に進もう、それも気象か地学系に・・・と思っていたものです。
その当時を懐かしく思い出しました。

私はふだんはスクリーンが視界いっぱいに広がる位置 (劇場の前半分、できれば最前列) で映画を見るのが好きで、日本沈没2006もそのくらいの
位置で見られれば燃え上がったと思いますが、今回は会場が会場なのでしょうがなかった。

キャストの挨拶と歌手を見に行ったのだと思っています。

近所のスクリーンで見直そうと思います。
(いずれ発売される)DVDで見返してもダメだと思うので。
もっと色々と感想もありますが、公開まで6週とちょっとあるので、またおいおい。


イノセンスに見る近未来科学(2)

2006-05-28 17:36:25 | Weblog
東京大学五月祭の特別企画
瀬名秀明×櫻井圭記の対談
対談は終了し、質問を4件ほど受け付けて全終了。

質問はいろいろ思い付くがまとまらず、アンケートに書く事にした。

瀬名さんは取材や講演などでしゃべり慣れているであろうが、櫻井さんが良くしゃべり議論が、いや少なくとも話題が噛み合っているのに少し驚く。

攻殼機動隊シリーズはこんな理論派はが作劇していたとは。

次回作楽しみ。

いろいろ思い付くが、またあとで。

あと、月猫通り、文芸誌だがドラえもん映画特集なので買い、燃料電池や静電モータ-やメタンハイドレートやらを見物してから帰宅。



映画 ナイロビの蜂

2006-05-26 00:35:51 | Weblog
例によってムービックスのメンズディで鑑賞です。

良かった。

ダビンチコードの期待外れの埋め合わせ、には不足だが、映画の映像による感動に浸ることが出来る。

原作はジョン・ル・カレだが、シティ・オブ・ゴッドの監督の関心はサスペンスではない。

といって単純社会批判でもなく、アフリカの今を感じさせてくれる。

アフリカでは命は安く、命のやりとりもアルバイト感覚だ。

流産経験した主人公たちにはそれが許せず、そして赦されなかった。
ただ、死の尊厳は守りたかった。

国連の飛行機から飛び降りる難民の子どもに涙が。
国連の無力さと子どもの気高さを思う。



映画 トム・ヤム・クン!

2006-05-21 12:05:59 | Weblog
5/12のMOVIXメンズデーで鑑賞したのだが、報告しわすれてました。

映画は面白い。
ストレートなストーリー、
ブルース・リーへのオマージュを捧げるようなアクションシーン、

そして日本の子象ものにはなしえない象との交流場面。
象がほんとうに演技している。

アカデミー最優秀助演象優賞をあげたい。

でも、あのつまらなかった「ダビンチコード」に押されて一日1回上映、5/26に終映なのが惜しいのです。

象好きな人は必見。

映画・ダビンチコード

2006-05-20 21:29:49 | Weblog
MOVIXでたまったポイントで、今日公開のダビンチコードを見てきました。

鳴り物入りで公開、賛否両論、とニュースでやっていましたが、

でも何をか今更、派手なアクションシーンもなく、かといって色気のある場面もなく、では何を見ろと言うのか?

たいして見るところはないのである。
ルーブル美術館は見られるが、ルーブルを映画で見てもしょうがない。あそこは行って見なければだめなところである。
映画のおかげで入場者数は増えるだろうけれど。

説明が長くて眠くなる。
携帯サイトなど利用して説明を節約してはいるけれど。

とういことで、私はこの映画をお奨めしませんが、小説を読んだ人が、具体的画像を求めて映画を見ることを止めはしません。

藤田嗣治展(国立近代美術館)

2006-05-06 08:45:15 | Weblog
こどもの日、金曜日なので午後8時まで開館なので、
夕方にじっくり見ることが出来た。

毀誉褒貶激しい藤田の人生を一望できる。

奥さんも正式結婚3回、結婚未遂1回、4人の女性がおりました。
(最初の奥さん以外は、藤田筆のお姿が展示されている)

世界最大の壁画を世界最速で、という壁画(とうぜん、出展されてない)
は、秋田の平野政吉美術館にあるのですが、わたし小さいときに秋田に
住んでいたので、学校の授業や企画展のついでで何度か見ています。
当時は
フジタツグジ
と言っていたのですが、いまはツグハルになっている。
フランスで言いやすいようにツグジにしたのか。

日本文化紹介映画を監督したが公開されなかったとのこと。
現存フィルムの上映があったが、こどもが白虎隊や切腹のまねするシーン
があり、こりゃ公開できなかった理由であろうかと。

100点ちかくの画業を一望、よかったです。21日までですので、お見逃しなく。

60歳過ぎて、日本を追われるようにフランスにもどり、
改宗してレオナードフジタになったり。

アイスエイジ2

2006-05-05 00:42:00 | Weblog
例によってMOVIXのメンズデー、ゴールデンウィーク中も健在。

で、一作目が面白かったから、これも見ようと思い立った。

CGの画面を汚さない、吹き替え版でいいかなと思ったが、ちょうどいい時間にやっているのが字幕版なのでそれをみる。

字幕はじゃまだけど、原語のキツいギャグも楽しめるから、いいや、と。

内容は、予想以上に面白く、キャラクターそれぞれが笑わせてくれる。

ドングリ追いかけ動物も常にハイテンション。

昔はディズニー短編で、ドナルドやグーフィーのギャグでワイワイ楽しめたようなギャグの切れがある。
いまのディズニーはおとなしくなってしまい、チキンリトルなんか小粒なギャグになっちゃったから。それにビクサー映画もこんな動きのギャグはやらないし。

ほんと、笑いました。

ハッピーエンドは、お子様にも、デートにも向きますので安心しご覧くださいませ。
地球温暖化反対活動家にもお奨めできます。

(アメリカンなギャグが苦手な人には、ちょっとつらいところもあるかも)