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心に刻まれた旋律

2012-08-17 07:35:17 | 日記・エッセイ・コラム

お盆のお休みをどのようにお過ごしですか。

小さい頃は群馬のお袋の実家で過ごすのが楽しみでした。お袋は7人兄妹の長女、当然いとこも沢山いて、食事にしても遊びにしても、大勢は新鮮でした。その頃は祖父も祖母の健在で、祖父がタバコを美味そうに吸う姿、忙しそうに食事の準備をする祖母の姿が記憶に残っています。

祖母は朝早く、まだ皆が寝ているうちにラジオ(真空管のラジオだったような・・・)のスイッチを入れるのが習慣でした。その時に流れる“音楽”が40年以上経った今でも鮮明に頭にあって、長い間「あの曲は何という曲だったのだろうか」「今でも流しているのだろうか」と何となく気になっておりました。

以前はTVにしてもラジオにしても24時間放送ではなかったので、放送開始の際に音楽を流すことがあったようですが、現在はもう流していないのだろうなと思っていました。先日、大阪の犬小屋でふとラジオをつけると、、、「おおぉー!!!これは!」 懐かしい旋律が流れているではありませんか!それからネットで調べてみるといろいろなことが分かりました。

◆NHKラジオ第二放送 05時53分00秒~05時59分50秒

◆インターバル・シグナル(IS)・・・受信状態をチェックするために流すようです。

◆曲名:ラジオの開始・終了音楽

◆作曲:熊田為広

◆演奏:三石精一

◆楽器:チェレスタ・・・オルゴールのような音色、アップライト・ピアノのような形

同じ旋律を繰り返す曲ですので初めはオルゴールかと思っていましたが、どうも音色が違う。よくよく聴いてみると、つま弾いて音を出しているのではなく、鍵盤を叩いているような感じがする。どんな楽器なのだろか?長年の疑問でした。この楽器(チェレスタ)はバリで生まれた楽器とのことです。

この歳になるとどんどん記憶が薄れていきますが、小さい頃の記憶は不思議と無くならない。ふとしたことで再会した旋律に感激している今日この頃です。


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