韓紙工芸作品 新作ご紹介「２０１７年展示会に向けて」（２６）蓋付き菓子鉢/赤

同じ形の緑と、こちらの赤を作りました。色彩や文様を変えると、全く違って見えます。



こちらの「蓋付き菓子鉢赤」と「緑」は、下の部分が一つになった八角形の箱でしたが、上下を合わせるときちきちで開け閉めがしにくいため、
どちらにも蓋を作って別々の菓子鉢にしてみました。

あれこれ試行錯誤をしながら、文房具は当然のことながら、金槌やねじ回しやカッターナイフなど、あれこれの道具を使用するのにずいぶん慣れました。
削ったりプラスしたりの作業です。

韓紙工芸作品 新作ご紹介「２０１７年展示会に向けて」（２５）蓋付き菓子鉢

久しぶりに紋様に色を入れました。音楽を聞きながら、集中して作業を終えました。
今回は内側も同じ蓮紋様の韓紙を使用しました。とても使い心地の良い韓紙です。



上蓋の持ち手は、１０月にソウルで買った初めての形です。

韓紙工芸作品 新作ご紹介「２０１７年展示会に向けて」（２４）十角形の果物鉢

みかん、りんご、柿など、おいしい果物を色々入れることができる大きさです。
果物を入れると文様が見えなくてちょっと寂しいですが....



作る前から頭の中で色彩も文様も出来上がっていたので、楽しみながらすっすと作ることができました。
内側のピンクが考えていたより少し濃いピンクで、その部分だけ「これで良かったかな？」と疑問が残っています。

韓紙工芸作品 新作ご紹介「２０１７年展示会に向けて」（２３）黒の扉付き物入れ

引出と扉の金具がアクセントになったので、他はできるだけ色を抑えました。
昔、何を入れて使用したのか気になります。重量がある作品なので、作業中はゆっくり、腕や腰を痛めないように注意しました。



縦についている金具をはずして扉を開けます。ちょうど鍵の下に魚の絵が描かれているのですが、見えなくて残念です。



屋根部分をつける前に、内側に韓紙をはりました。大好きな漢字と図柄入りの韓紙です。
全体に形がとてもしっかりしていますので、何年も家具として使えるように思います。



引出がある作品は、いつも必ず引出から先に作成します。引出の内側に使用したこちらの漢字韓紙がとても美しく、ここから全体のイメージが広がりました。

韓紙工芸作品 新作ご紹介「２０１７年展示会に向けて」（２２）五段引出（褐色）

本体が大きくて重いため、動かしたり持ち上げたりするたびに腰が痛くなりました！楽しいのですが体がついていかない、これはどうしようもありません！
最初からイメージが出来ていたので、時間はかかりましたが気持ちは楽でした。



引出に使用した韓紙はこれまでで一番高価ですが、使い心地はやはり最高でした。引出の取っ手も引出に合わせて正四角形を使おうと決めていました。



上部に、初めて金具を使用しました。四つの角を保護をするのには最適です。



わたくしは最初にいつも引出を完成させます。内側に使用した韓紙がとても素敵で、ぜひこの引出に使いたいと考えていました。