出版屋の仕事

知識も経験もコネもないのに出版社になった。おまけに、すべての業務をたった一人でこなす私。汗と涙と苦笑いの細腕苦労記。

図書館流通協会見本

2005年12月15日 | 発売前
製造業である出版社でどこまで「一貫生産」できるかってことを考えたりしてたんだが、もう少し考えをまとめてから書く。

出版社らしいブログを書きたいのは山々だが、私なんかの日常業務では小さいことしか起こらない。

ただし、小さいことにも気づく。

先日来の「返本の中に献本が混ざっていた」に絡んで、しばらく伝票とかも小まめにチェックしていた。そうしたら、「図書館流通協会見本」という名目で、新刊が「注文返品」扱いで返ってきた。

図書館流通センターというのは知っている。取次の図書館担当者に見本として献本するときもある。しかし「協会」というのは初めて聞いた。

初めてといったって、出版ナントカ協会とか書籍ナントカとか、やたら団体が多くて全部きちんと把握なんかしてないんだが、「返品伝票に出てくる」時点で少々怪しい。

ちなみにトーハンである。

普段なら無視する(しょうがないと思う)んだが、日販のことがあった後なので電話してみた。

やっぱり図書館流通センター宛の見本だという。じゃあ、いかにも「一企業への見本じゃなくて必要なもの」みたいにわざわざ「協会」なんて嘘つくな。必要なら見本ぐらい出しますがな。

本当の問題は、見本云々じゃない。以前、図書館への見計い品について書いたが、似たような問題である。

書店へ配本してくれるだろうと(少なくとも私は)思っている本を、図書館流通センターへ「これ、どう?」と1冊送って、返ってきたら普通に「書店からの返本」と一緒に返す。

日販と違って、実害はない。細かいことを言えば「返品手数料」ってのがあるんだが、他の本と一緒に返ってきたし、「取調べのための電話料金」のほうが高いくらいだ。

けど、またまた「なんとなく気分悪く」なったのは事実。

ああ、こんなことばっかり気にしてるわけじゃないんだが、もうついでに書きましたよ。
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図書館流通センター
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