私は自由気ままに生きている。

―東京暮らし・子無し中年主婦の気ままな日常―

好きなことしかやらない。

2015-04-05 07:23:15 | 自分のこと
昨夜、YouTubeでテレフォン人生相談聴いてた。
相続や家計などのお金に関する相談が多いみたいだ。
たいていの場合は、話の裏にやましい気持ちが見え隠れしていたり、
自分の思うようにいかないことに不満や怒りを持っているようなパターン。
当事者じゃないのに、自分が何とかしてやろうと思っているパターンも多いような気がする。
要は、自分が、自分が、の相談者が多いということかなと思う。


老老介護に疲れた70代女性の相談もあった。
夫が病気で倒れて以来、そのご婦人は十数年介護を続けてきたという。
最近、介護疲れで夫につらく当たってしまうようになり、自己嫌悪に陥っているようだった。
早く死んでよと言ってしまったり、体を叩いたりしてしまうとのことだった。
こういう告白をするということは、相当なところまで追い詰められているように思える。
相談者は、自身のことを潔癖症で完璧主義と言っていた。
よって、ホームヘルパーなどにお願いすることもできないのだと言う。
人に頼めない、だけど理想が高い、その上自分も歳をとり体力が衰えている。
そういえば、このご婦人は50代の長男と同居していると言っていたが、
長男が介護に協力しているのかはわからずじまいだった。
この相談の動画


くだらんお金の話にくらべると、身につまされるようななんとも重たい相談である。
このご婦人は、夫の世話をしなければいけないという義務感でいっぱいなのだろう。
もしかしたら、夫が病で倒れる前からそうだったのかもしれない。
義務感でなく、夫が喜ぶこと、自分たちが楽しいことを大切にしたほうがいいのかもしれない。
そうすれば潔癖である必要も、完璧である必要もなくなるからだ。
これは他人事ではなく、私自身にも言えることなので書いてみた。
昔にくらべれば私はだいぶ丸くなった。義務感もそうそう感じることがなくなった。
だけど人間そう簡単に変われるものではなく、ときには以前の自分がひょっこり顔を出すこともある。
あ~今自分、方向間違ってるわ~と思うことがあるわけだ。
だから私は、基本、自分の好きなことしかやらないことにした。
それでしか自分にも周囲にもいいことがないからだ。
人生それで済むことばかりではないけれど、基本は「好きなことしかやらない」のだ。


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