Truth Diary

マイコンからの雑感

 今年50の大台に乗る息子が小学生だった頃、マイコンブームが到来、マイコンとはmy Computerの略称で、今はパソコンPersonal Computerと呼び方も代わった。当時石巻市に住んでいたが市内に一店だけコンピューターを扱っているお店があり当時マイコンセンターと呼ばれていた。せがれがどこで聴いてきたのかマイコンが欲しいと言い出し、
買ってくれとせがまれたがどんなものかさっぱり分からず、唯コンピューターだという事しか理解できなかった。当時のコンピューターと言えば一寸した物置きぐらいある大きな筐体に電子部品がぎっしり詰まったとてつもないもので、その発熱を冷やすために部屋にエアコンが設置され人間さまより大事にされていたシロモノで、その部屋は電算機室と呼ばれていた。
 これを個人用に小型化したのがマイコンで、そこから急激な進化をとげ小型化し現在誰しもが扱える電子機器となっている。私が最初に電算機を知ったのは五十数年前の新入社員教育で、当時はパンチカードという孔を開けたカードを読み込ませ電算機に命令し作業させていたと記憶している。あくまでも計算機でこうした誰もが使う時代が到来するなど想像だに出来なかった。
これの世話にならない日が無いくらい生活必需品となって久しい。自分でパソコンを所有したのは1999年だから約20年ぐらいになる。
 その前に会社の業務で否応なしに使わされ苦手な私は人に頼んでやってもらったりして触るのを避けていた。しかし社内メールが導入されどうしても自分で覚えなくてはならなくなり、自己で所有としたのだ。
 そのお蔭で今があるという訳だが、調べもの、書き物、連絡、学習などたいへんお世話になっている。なんとか時代に遅れずについてきているのかな。これからはもっと進化させた人工知能(AI)に取って代わらられるという。
 いろんな事を代わりにやるので今ある職業がどんどん不用となるそうだ残る数少ない職業を目指して競争が激化しそうだ。今はまだ良いほうかもしれない、新年そうそう何だか暗くなってきたのでこのへんで止めようか。

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