20㎝バックロードホーンエンクロージャーWP-720BHはハタガネを使わず、ねじ止めで作ろう

2017年05月08日 | 人生は音楽である

数年前に手に入れて、密閉エンクロージャーにはめたままにしていたFostex FE206En。
余りに低音がでないので、憧れのバックロードホーンに取り付けたいと思いエンクロージャーキットを探していましたが、構造がシンプルなのとお値段が手頃なこともあって、共立プロダクツの20cmバックロードホーンエンクロージャー組立キット:WP-720BHを求めました。

webページでは必要な工具として、下のものが挙げられています。

・プラスドライバー
・ハンダごて(20W~40W)
・ハンダごて台
・ハンダ
・ニッパー
・ワイヤーストリッパー
・ハタガネ(6本~8本)
・電動ドリル
・ドリルビットφ2.5、φ3.5、φ6mm
・ものさし(30cm&1m)
・鉛筆

ここで曲者なのが「ハタガネ」というものです。
板を貼り合わせる時に固定するために使うものなのですが、90㎝の長さのハタガネは一本二千円はします。これを6本としても1万円は超えてくる。
で、じゃあこれからスピーカーボックスをいくつも作るかと言うと多分ない。
あまりにもったいない投資だと思い、それならねじ止めで作れないかと思い共立さんに電話しました。
すると、設計の方が電話口に出られて
「いやぁ実は私も作るときはねじ止めしています」と吐露。
2㎜径×20㎜~30㎜長のフスマねじが良いですよということでコーナンで探し求めて使うことにしました。これが10本で100円ちょっと。
電動ドリルも新規に手に入れたのですが、ちょっとしたねじ止めや穴あけ用なら、今時2500円強でドリル刃とねじ回しのピット付きで手に入れることができますのでねじ込みで3000円位。
写真のように15㎜の半分の7.5㎜の位置に適時穴をあけて、木工ボンドで板材を合わせてからドリルで固定していきます。

非常に作業性もよく、2本のエンクロージャーはお昼二日程度で出来上がりました。

早速音出ししました。

これからエージングになりますが、シャープな音で憧れのバックロードホーンを楽しんでいます。