遺す言葉

つぶやき日記

遺す言葉 135 さよなら あの頃

2017-04-23 12:22:12 | 日記

          さよなら あの頃(2017.4.15日作)

 

   夢と希望に溢れていた あの頃

   みんな若かった

   時は濃密に ゆるやかに 流れ 

   世界は 自分たち この手の中にある

   と信じて 疑わなかった あの頃

   すべてが 光りと 輝きに 満ち

   希望は豊かに 夢は膨大 遠大に

   果てしなく 無限の彼方にまで

   広がり 延びていた 哀しみの涙

   怒りと絶望 夢と希望の裏面 側面を彩る

   それさえも 力と若さ 軽やかさ その

   充実の前に 跳ね返され 明日は

   今日とは別の 明日が来る と信じ
 
   切り返す事の出来た精神 肉体の
 
   柔らかさと しなやかさ 今
 
   年老いた時間 この ひとときの中で
 
   思い出し 偲ぶのは 失われた時間
 
   あの時 あの日 あの日々への
 
   郷愁 懐かしさ もはや
 
   取り戻す事の出来ない時間への 哀切ーーー
 
   あの人が亡くなった この人が亡くなった
 
   青春の日々 若かったあの頃を彩る
 
   様々な人々 あの人この人 身近な人の 誰彼
 
   肉親 親類縁者 友人知人 憧れのスター
 
   俳優 役者 歌い手 その発言 行動に
 
   自身の知性 知識の原点 規範を見た
 
   あの人 この人・・・・・  今ようやく
 
   自身の足でこの大地 地上に立つ
 
   わたしを取り巻く世界には ただ
 
   色濃く漂う 黄昏の気配 と 喪失の 痛み
 
   落日の影は 長く 衰退 衰え の感覚が
 
   鋭く 肌身に突き刺さる
 
   さようなら まだ若かった わたしの日々
 
   さようなら 楽しかったあの頃 さようなら
 
   さようなら あの人この人 今も心に残る
 
   その面影 さようなら みんなみんな さようなら
 
   やがて わたしもまた 今立つこの大地 
 
   地上に別れを告げて ふたたびは戻り得ぬ 
 
   彼の地 遠い遠い あの世界へと
 
   永遠の旅を 旅立って
 
   逝く
 
   
 
   
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