ネコは交尾が終わったときにメスが必ず「ぎゃぁ!」と叫びます。
これはオスのペニスの付け根に小さな逆さトゲがあって、引き抜くときにメスは痛い思いをします。
このため「ぎゃぁ!」と叫び声を上げるのです。このときメスはオスにネコパンチを浴びせます。
反射的に手が出てしまうそうですが、結構強烈です。
ですからベテラン?のオスはネコパンチが来るのを予想して、ひらりと避けるそうです。
経験の少ないオスはこのパンチをまともにくらうそうです。
メスはオスがペニスを引き抜くときの痛い、強烈な刺激で排卵します。
交尾して精子があるところに排卵しますので、メスネコの妊娠率は100%だそうです。
ですからメスは卵が出切るまで相手を変えて(同じ相手の時もありますが)交尾をし、
5匹生まれても、全部オスが違うと言うことも起こります。
トゲのことは知ってましたが、実際にうちの子のペニちゃんをふいてあげたことがありますが(肛門に良性腫瘍ができて退院したあと暫く消毒の指示をされたので)、気付きもしませんでした。きっと、かすかなトゲでしょうか。めすねこのみ感知するような。
卵が出切るまでとは、初めて知りました。繁殖へのエネルギー凄いですが、春秋限定なので必死なのでしょうか。
妊娠出産育児、雌猫は一応きちんとやりますね。育児放棄のヒトは猫以下と思うものの、自分なら、連夜眠れない育児は大変過ぎて、来世は雄に生まれたいですね。