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非公開のビルダーバーグ会議とは?資金はロックフェラーから・日本が不参加なら支配層ではない?

2016年04月29日 17時07分04秒 | 世界情勢、国内政治経済
●「ビルダーバーグ会議の目的は何か」(EJ第4160号)

http://electronic-journal.seesaa.net/article/429744576.html

ラリー・P・マクドナルド下院議員──「米国大統領を超える
存在」が、危険人物として、米国議員でありながら、撃墜される
可能性の高い大韓航空機007便を使って亡き者にしようとした
政治家です。しかし、いかに危険人物であるからといって、抹殺
しなければならないほどの人物なのかについて疑問を持つ人は多
いと思います。
 世の中には、必ず表と裏があるものです。「ビルダーバーグ・
クラブ」(ビルダーバーク・ソサエティ)というものがあります
ますが、ご存知でしょうか。
 ビルダーバーグ・クラブは、「陰のサミット」と呼ばれ、表の
サミットのように、定期的に国際会議を開いています。といって
も必ずしも秘密会合ではなく、出席者や議題などはウェブサイト
でも知ることができます。しかし、その討議内容の詳細がわかる
ほど開いた会合でないことは確かです。
 ポーランドの政治活動家であるジョセフ・レティンガーという
人物が、オランダのベルンハルト王配(王配=女王の配偶者)に
対して、欧米の有力者を集めて、諸問題について定期的に討議す
る国際会議を開くべきであると提案したのです。
 そこでベルンハルト王配が関係各方面に働きかけて、1954
年5月に、オランダヘルダーラント州レンカムのオーステルベー
クにあるビルダーバーグホテルで、その第1回の会合を開催して
います。以後、毎年会議は行われています。今年も6月にオース
トリアで開催されています。毎年、米国から30人、欧州各国か
ら80人、国際機関などから10人が参加しています。日本など
非欧米諸国はお呼びではないのです。ちなみに、ビルダーバーグ
・グラフは、日本の受け入れを拒否しているのです。
 こうした陰のグループを束ねている陰のグローバル政府をロッ
クフェラーと名指しで批判した次の本があります。
─────────────────────────────
             ゲイリー・アレン著/高橋良典訳
 『見えざる世界政府/ロックフェラー帝国の陰謀』パート1
                     自由国民社刊行
─────────────────────────────
 実は、この本の冒頭にラリー・P・マクドナルド下院議員によ
る本書の推薦文があるのです。本書を現在入手するのはかなり困
難であるので、かなり長文ですが、一部をカットして、以下にご
紹介します。
─────────────────────────────
 読者のみなさん、あなた方はアメリカに我々が想像する事も出
来ないほど巨大な富と権力をもった億万長者がいる事を知ってお
られるだろうか。
 その一族は、地球の各地に100か所も邸宅を持ち、2500
人の使用人を抱え信じられないほどのぜいたくな暮らしをしてい
る。彼らの富は、大国の富にも匹敵し、大国の規模を超えて地球
の全土にわたっている。
 およそ1個人ないし1家族が一国の富を上回る私的な富と権力
をもち、この地球上に見えない帝国を築いている事をあなたは想
像できるだろうか。
 これは全く信じられない事だが、アメリカには数世代にわたっ
てそのような富を蓄え、金の力でアメリカばかりでなく全世界を
支配しようとしようとしている闇の帝王がいる。
 それは誰か・・・ロックフェラーである。(中略)
 もし、ロックフェラー一族がその富に満足し、その富が彼らの
欲望が十分に満たされてきたのなら本書は書かれなかったであろ
う。そして私が、読者にこの本を読むよう強くお勧めする事もな
かったはずだ。
 著者のゲイリー・アレンは、本書の中で従来断片的にしか扱わ
れる事の無かった数多くの事実をまとめ上げ、ロッフェラー一族
の巨大な富と権力が如何にして形成され、彼らが何を目的として
行動してきたかを明らかにする素晴らしい仕事を成し遂げた。
 これにより読者は、今まで必ずしもそのつながりがはっきりと
しなかった幾つかの事件について、その背後には、世界政府実現
を目指す彼らの意思が働いている事を確認する事が出来るであろ
う。とにかくこの驚くべき事実を扱ったこの「ロックフェラー・
ファイル」をぜひお読みいただきたい。
 本書の内容をお読みになれば、読者はなぜロックフェラー一族
が現在の政策を推し進めているのか、また彼らは何を目指し、我
々を何処へ連れていこうとしているのか、そして我々はなぜかれ
らの圧力に屈してはならないのかがお分かりになるだろう。
                   http://bit.ly/1RWHgLj
─────────────────────────────
 権力者が一番恐れるのは、優れた思想家の存在です。なぜなら
それらの思想家は、多くの人の考え方を変える力を持っているか
らです。ましてマクドナルド氏は下院議員であり、それだけでも
大きな影響力を持っています。そのマクドナルド議員は議会でも
このことについて発言していますし、本などにここまで書かれれ
ば、世界政府を目指そうとする側が、その存在に強い危機感を感
じても不思議ではないのです。だからこそ、マクドナルド議員に
だけは、KAL007便をキャンセルせよという秘密の電話がか
からなかったのです。
 しかし、シフリン・レポートによると、KAL007便はソ連
の戦闘機によって撃墜されたものの、機体は無事着水して、乗員
乗客は生存しているといわれています。ということは、マクドナ
ルド議員も生存していることになります。
 しかし、ソ連時代も崩壊後のロシアも、あくまで「乗客乗員全
員死亡」といいはっています。米国もシフリン・レポートを再三
にわたって無視し、生存者の調査をやろうとはしません。両国と
もいまさら生存者が現れては困るからです。それにしても、もし
生存しているとすれば、彼らはいまどのようにして暮らしている
のでしょうか。    ──[航空機事故の謎を探る/035]

≪画像および関連情報≫
 ●世界を陰で操る「ビルダーバーグ会議」の目的
  ───────────────────────────
   「ビルダーバーグ会議」をご存じだろうか。これは「陰の
  サミット」とも呼ばれ、1954年以来、毎年5月の終わり
  に3日間、非公開で行われるもので、今年もオーストリアで
  開催された。会場となったホテルには、有名な政治家や官僚
  欧米の財界人や王族、貴族、大手メディアの幹部など世界的
  に大きな影響力を持つ人々が集まり、政治経済や環境問題な
  ど多様な国際問題が議論されたと言われている。
   メンバーはイルミナティ(啓蒙結社)に属し、この会議の
  決定に従って、各国政府、財界への工作、メディアを通じた
  世論操作を行い、陰で世界を動かしていると囁かれてきた。
   冷戦時代にNATOとアメリカの橋渡し役になったとも伝
  えられ、実際1991年の会議に出席したビル・クリントン
  は1993年、大統領に就任。トニー・ブレアも1993年
  に出席し、1997年に英首相に選出されている。
   これまで会議の内容が完全非公開のため、真実は明らかに
  されてこなかった。しかし昨年、長年調査し続けてきたフィ
  リッツ・スプリングメア氏に、会議冒頭のウィリアム・バン
  ・ドゥイン氏によるスピーチがメールで送られる。その内容
  の1部をご紹介しよう。      http://bit.ly/1X0diHt
  ───────────────────────────
●「マクドナルド議員は生存している」(EJ第4161号)

http://electronic-journal.seesaa.net/article/429824079.html

大韓航空機007便は、長時間にわたってソ連の領空を侵犯し
ソ連の戦闘機による2発のミサイルの攻撃を受けましたが、時間
をかけてゆっくりと下降し、モネロン島沖に無事着水したとみら
れます。その後、乗客乗員はどうなったのでしょうか。
 シフリン・レポートによって、その後のKAL007便の乗客
乗員の消息を探ってみることにします。
─────────────────────────────
 ソ連軍戦闘機によって攻撃された同機は、サハリンに接するモ
ネロン島(海馬島)沖に着水。機体はほぼ無事で、そのまま沈み
もせず、暗い波間に浮かびつづけた。その洋上の機体に、KGB
の沿岸警備艇が接近、機体の中にいた乗員乗客は、警備艇に乗り
移った。無人になった機体は、深度の浅い海域へと警備艇に曳航
され、そこで爆破され、海底に沈められた。
 サハリン島のKGB基地の警備艇に乗せられた乗員乗客は、本
土のKGB管轄C区域のソブガバン基地へと、9月4日までに全
員が運ばれた。沿海州のソビエツカヤガバニである。
 子どもたちはそこで両親と離され、成人男女も別々に分離され
た。グループ別にティンダに向けて移送された。あの3歳のステ
ーシーと5歳のノエルは、ソブガバンに設けられた臨時の孤児収
容所に他の子どもたちと収容された。同年10月を過ぎてからそ
こを出て、ウラジオストック、オムスク、バマウル、そしてカザ
フ共和国(現カザフスタン)の孤児収容所へと送られた。分離さ
せられた成人男女が、ティンダ駅からどこの収容所へ送られたか
は不明である。               ──高橋五郎著
          『早すぎた死亡宣告』/ジーオー企画出版
─────────────────────────────
 マクドナルド議員はどうなったのでしようか。
 マクドナルド議員は、他の乗員乗客とは別の扱いを受けていま
す。1983年9月8日になって、KGBが特別に用意した飛行
機で、ハバロフスク経由で、モスクワに送られているのです。そ
して、市内のKGBの監獄ルビヤンカで尋問を受け、「囚人ナン
バー3」と呼ばれるようになります。その後はレフォルトボ収容
所に数ヶ月間収監され、毎日尋問を受ける日々を過ごします。
 モスクワ近郊のスハーノファにあるKGBのダッカ(夏期保養
所)、さらにカザフ共和国のカラガンダ監獄へとぐるぐると監獄
を移されます。待遇は悪くなく、マクドナルド議員へは、市内の
レストランから運び込まれる食事が与えられていたのです。
 しかし、連日の尋問と特別の「治療効果」によって、マクドナ
ルド議員は、自分が誰であるのかがわからなくなってしまったの
です。KGBの狙いはここにあったのです。
 1993年当時の収容所の看守からの情報によると、マクドナ
ルド議員の様子は次のようになっています。
─────────────────────────────
◎看守は議員の姿をコンピュータ画面で見ていた。画面に映しだ
 された米国人は、マクドナルド議員に間違いなかった。議員は
 カラガンダ監獄からライトバンで運ばれてきた。厳重に封印さ
 れた茶封筒には、議員のおそらくプロファイリングがはいって
 いたようだ。議員は毎週散歩するよう義務づけられていた。毎
 週1日だけカラガンダ監獄からKGBの担当官(将校)がきて
 尋問を続けた。担当官は収容所の囚人全員の変化をチェック、
 囚人間の会話を厳禁した。毎度同じそれらの仕事が繰り返され
 ている・・・。
◎1987年にはカラガンダ監獄からカザフのその小さな収容所
 へ護送される議員の姿が確認された。KGBの監視は徹底ぶり
 を極めていたから、その囚人(議員)は特別な虜囚にちがいな
 い、と収容所内の誰もが密かに噂しあった。注目を集めていた
 だけに議員の動向は把握しやすかった・・・。
                ──高橋五郎著の前掲書より
─────────────────────────────
 その後、マクドナルド議員はどうなったでしょうか。
 少なくとも2008年までは生存しています。添付ファイルを
見てください。この写真は、2008年3月に撮影されたマクド
ナルド議員の貴重な写真であるといわれます。
 左側は大韓航空007便撃墜時の1983年当時のマクドナル
ド議員であり、右側は2008年当時のマクドナルド議員である
というのです。ロシアのチュクチ自治管内のアナディリで生活し
ている遊牧民のビデオに出ていたといよわれます。
 右側の写真は一見すると、とてもマクドナルド議員には見えま
せんが、この写真の出ているサイトによると、次の分析を加えて
本人であることを確認しています。
─────────────────────────────
 眉間のY字型、鼻と鼻の下の長さが、マクドナルドと一致して
いる。25年前と比較すると顔が面長に変化している。しかし、
特に上唇と下唇の形、鼻から口にかけて皺の溝の形が左右完全に
一致している。1983年の彼の顎の骨の形は二股型。この画像
1枚からだと一瘤型のようだが、場面を少しずらすと顎の下の先
がふたつに分かれ、顎先の真ん中にわずかな窪みがある。眉毛と
目の大きさが変化している。
 しかし、歯が小さめで弱いため、下顎の歯の大きさを見る事が
できれば、それで確認する事ができる。マクドナルドは、目が、
時々ギョロリと大きくなる人で、視線などにも彼の特徴が表れて
いる。右側の画像の人がラリー・マクドナルドと確信したのは、
彼の左側の頬の肉付きと頬から鼻の根元までの面積比や角度が全
く同じで、左側の顔に対する右側の顔の面の角度と形、頬骨によ
る。左側の頬骨は逆三角形型、右側の頬骨が平ら。左右非対象で
似ているだけでは済まされない同一性がある。1983年の事故
当時48才。2010年、現在も生存していれば75才というこ
とになる。              http://bit.ly/1HNEM1o
─────────────────────────────
           ──[航空機事故の謎を探る/036]




~~~~~~~~


ビルダーバーグ会議2015

June 11, 2015

http://www.trendswatcher.net/july-2015/geopolitics/%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B0%E4%BC%9A%E8%AD%B02015/



オーストリアのチロル州Telfsのインターアルペン・ホテルでビルダーバーグ会議が6 月11〜14日まで開催される。「陰のサミット」とも呼ばれているこの会議は、例年とは異なり、今年はG7首脳会議の後で開催される。


ビルダーバーグ会議2015

 1954年にオランダのベルンハルト王配が創設、最初の会議がオランダのビルダーバーグ・ホテルで開催されたのが会議の名の由来である。毎年1回、世界で影響力を持つ政治家、多国籍企業、国際機関や金融機関の代表、ヨーロッパの王族や貴族など選ばれた120人が参加し、世界の政治経済、社会、環境、紛争などの多様な国際問題を議論する会議である。


 完全非公開なため、会議は万全な警備が可能で、関係者以外が潜入できない遠隔地域にある場所が選ばれ、マスコミは完全にシャットアウトされる。

 今年開催されるインターアルペン・ホテルは標高1,300メートルのチロリアン・アルプスにある。ホテルの立ち入り禁止区域が設定され、潜入者には、500ユーロの罰金または2週間の実刑が脅されることになっている。

30マイル(約 48キロ)の飛行禁止空域が設定され、通信妨害システムも導入、オーストリアの特殊部隊のコブラが警備の担当を実施することになっており、これまでとない厳重な警備体制で会議が行われる予定である。


会議参加者

会議の議長は日本でもよく知られているフランスの世界最大級の生命保険、損害保険、資産運用などの金融サービス企業を含むAXA(アクサ)グループの会長である。参加者リストは会議サイトで公表されている。


 参加企業の中には、ロイヤル・ダッチ・シェル、グーグル、エアバス、シーメンズ、フィアット・クライスラー、ブラックロック、BP(ブリティッシュ・ペトロリアム)、アルコア、ロッシュと言った欧米の石油、航空、自動車、化学薬品、製薬、軍事武器、ITなどの多国籍企業の会長や CEOが参加する予定である。


 金融機関にはゴールドマンサックス、ロイヤル・バンク・オブ・カナダ、HSBC, JP モルガン投資銀行、モルガンスタンリー、ドイツ銀行などが参加。


 その他にはオーストリア大統領、オランダ、フィンランド、ベルギーの各国首相に加えて、オランダと英国の財務大臣、ECB(欧州中央銀行)役員が参加しヨーロッパにおける金融問題について議論が交わされると思われる。


 大学からは金融の専門家、シンクタンク、コンサルタント会社、NATO事務総長などが参加。今年はアジアやBRICS諸国からは参加者はなく、欧米の参加者に限る。


注目点

今回参加者の中に、元国防高等研究企画局(DARPA)局長で現在グーグル重役のレギーナE.ドゥーガンとその他2名のグーグル社の役員が参加していることに注目を置くべきである。


 レギーナE.ドゥーガンと言えば、タトゥー型RFIDマイクロチップの開発で世界を驚かせた人物である。世界中で生体認証の技術開発とその認証手段としての採用が検討されている今、今後グーグル社は生体認識の分野で大きな影響を及ぼす可能性が高い。全ての人間にマイクロチップを体に埋め込む日はそう遠くではないかもしれない。


 もう一つの注目点は、キャシュレス化社会の実現の可能性である。世界中で急速にキャシュレス化が進んでおり、各国の中央銀行でさえキャシュレス化の利点を議論している。キャシュレス化の政策が導入と実現に関する方向性が示されると思われる。


 その他に、ウクライナ問題、2016年のアメリカ大統領選、ギリシャの債務問題、TPPと世界の政治経済の動向に大きく影響を及ばす政策の方向性を決める会議となるであろう。このような限られた参加者、特に非公開な会議で有力な多国籍企業により世界の動向が左右されるのは各国国民が憂慮すべきことではないだろうか。


~~~~~~~~~

中国を招いたビルダーバーグ
2011年6月13日   田中 宇

https://tanakanews.com/110613bilderberg.php

6月9日から12日まで、スイスのリゾート地サンモリッツで、ビルダーバーグ会議が開かれた。同会議は1954年以来、毎年1回、欧米のリゾート地のホテルを借り切り、欧米(米国、カナダ、欧州)の政治家、財界人、外交官、マスコミ幹部、著名学者らが、米国から30人、欧州から80人、国際機関から10人という割合で集まり、世界のあり方について完全非公式で議論する場である。 (Leaked attendee list Bilderberg Conference June 9-12, 2011 in Suvretta House Hotel)

 同会議は欧米主要国の首相や大統領らが飛び入りで参加することもあり、今年もドイツのメルケル首相やスペインのサパテロ前首相、米国のゲーツ国防長官、NATOのラスムッセン事務総長らが、おしのびで参加したと指摘されている。半面、欧米以外の人々は、国際機関の代表として呼ばれる場合以外、出席できなかったので、同会議は「世界を支配する欧米の超エリートたちが、世界の今後の政策を決める秘密会議」と呼ばれている。 (Bilderberg 2011: The opposition steps up)

 欧米による世界支配の象徴のようなビルダーバーグ会議であるが、今年の会議は、その欧米支配が崩れていることを象徴する新たな事態が起きた。中国政府を代表すると思われる2人の要人が、今年の会議に招待されたことがそれだ。中国当局の関係者が呼ばれるのは初めてのことだ。 (The Chinese Hit up Bilderberg Conference in 2011)

 中国からの出席者の一人は、外務次官(副大臣)の傅瑩(Ying Fu)である。彼女は中国で2人目の外務次官で、09年まで駐英国大使、それ以前には駐オーストラリア大使をしており、アングロサクソン諸国との関係に詳しいようだ。モンゴル族の彼女は、温家宝首相の外交面の重要な片腕であり、北朝鮮の核開発問題で中国の外交団を率いて訪朝したこともある。 (Fu Ying From Wikipedia)

 中国からのもう一人の出席者は、北京大学の中国経済研究所の黄益平(Huang Yiping)教授である。彼は、現在事実上ドルに為替固定(ペッグ)している固定相場制の人民元を、投機に対する制限をつけた変動相場制に移行し、中国が為替維持のため米国債を買わざるを得ない状況をやめるべきだと言っている。 (Two Beijing Economists Urge Yuan Free Float)

 彼の主張は5月初めにウォールストリート・ジャーナルで紹介された。米国の市場関係者の間では「これは、中国の上層部で人民元の為替自由化が公式に検討されていることを示している」ととらえられている。黄益平は、中国の為替政策を立案する重要人物の一人ということになる。 (When Will China Liberalize the Yuan?)

▼多極化とビルダーバーグの内密な関係

 今年のビルダーバーグ会議に、中国政府を代表する立場にいる外務次官の傅瑩が呼ばれたことは、会議の場で、台頭する中国と世界(米英覇権体制)の関係の今後についてや、中国が北朝鮮をどう制御するかという問題などが話し合われた可能性がある。また、人民元の為替政策を練る北京大学の黄益平が呼ばれたことは、基軸通貨としてのドルの地位がぐらつく中で、人民元の自由化と国際化をいつどうやるか、ドル単独基軸制から人民元やユーロを含む多極型の基軸通貨体制にどう移行するかといった問題が話し合われた可能性がある。

 今年の会議には、欧米以外の参加者として、トルコから4人、ロシアから一人が呼ばれている。トルコ人もロシア人も、数年前から毎年呼ばれており、トルコからは中東の石油ガスを欧州に引っ張ってくるパイプライン構想の関係者など、ロシアからはビジネスマンか、ロシアの人権問題を批判する団体の幹部が呼ばれている。これらの人選から考えるに、トルコやロシアは欧米覇権体制の周縁諸国と位置づけられている。外務次官と為替政策立案者が呼ばれた中国とは、位置づけが異なる。中国の代表は、欧米と別の「次の覇権国」の人として呼ばれている。こうした方向性は、すでに一昨年に感じられていた。 (ビルダーバーグと中国)

 今年のビルダーバーグ会議には、フェイスブックやアマゾン、マイクロソフトの創設者らが呼ばれ、フェイスブック革命と呼ばれたエジプト革命など「中東の春」の行方についてや、インターネット上で言論統制を行うべきだということについて議論されたと言われている。しかし、中国から外交と人民元について権威ある2人を呼んで、中東やネット関係の議論に参加させるとは思えない。ビルダーバーグは覇権の今後のあり方を話し合う会議なのだから、覇権をめぐる中国と欧米(米国)の関係が議論されたはずだ。 (Bilderberg conference 2011: agenda overview)

 今回の会議では、世界経済の成長鈍化やユーロ圏の国債危機、ドル弱体化にともなう世界的インフレなど、経済問題についても話し合われたという。人民元の自由化問題は、この中に入りうる。米国(ドル)の揺らぎと中国(人民元)の台頭という覇権交代の話は、ビルダーバーグにふさわしい議題だ。フェイスブック革命やらネット言論統制やらの話は、表層的な目くらましという感じがする。中東の民衆革命は、米中枢のCFRなどで何年も前から構想されており、今さら議論する必要性は低い。 (ソーシャルメディア革命の裏側)

 ビルダーバーグは、覇権のあり方を論じる会議だ。今後の多極型の世界体制を意味する「新世界秩序」という言葉を敵視する、いわゆる「陰謀論」好きの国際問題の活動家(何でもロックフェラーとロスチャイルドで語りたがる人々など)の中には、ビルダーバーグを「影の世界政府」と呼んで敵視する人が多いようだ。しかし、覇権というものは元来超国家的なエリートの世界であり、建前上、国家を超える主権勢力が存在してはならないことになっている以上、覇権の話はこっそりとやらざるを得ない。

 ビルダーバーグには以前から毎年「ネオコン」の人々が呼ばれ、今年もリチャード・パールが公式出席者のリストに入っている。ネオコンは、米国の覇権を強化すると言って過剰にやり、逆に米国の覇権を自滅させて覇権構造の多極化に寄与し、中国の代表をビルダーバーグに呼ばざるを得ない状況を実現した立案者だ。欧米中心の世界体制を維持するための秘密会議であるビルダーバーグの内側に、もっと内密的な、欧米覇権を自滅させる多極化の構想があったことになる。 (ネオコンは中道派の別働隊だった?)

▼日本が呼ばれたことがない理由

 ビルダーバーグ会議には、日本人が日本を代表するかたちで呼ばれたことがない。国連難民高等弁務官だった緒方貞子が呼ばれたことがあるが、それは日本代表としてでなく国連幹部としてであり、90年代に浮上した難民問題について話す説明要員だった。日本のウォッチャーは「欧米は自分たちの覇権を守るため、欧米人しかビルダーバーグに呼ばれないんだ」と自分たちを納得させる傾向が強かったが、今回中国の代表が呼ばれ、この見方が間違いである可能性が強くなった。

 日本から誰も呼ばれたことがないのは、戦後の日本が覇権的行動(他国を傘下に入れて面倒見ること)を全くやりたがらず、米国から頼まれても無視していたからだ。戦後日本の官僚機構は対米従属の体制下で日本の支配層になったので、対米従属の終わりにつながる覇権的行動を嫌っている。日本が呼ばれないのは、欧米でなく日本の都合だ。

 中国代表のビルダーバーグ出席は、アジアの代表が日本から中国に交代したことを象徴するものでもあるが、イラク戦争の失敗(つまり米国の覇権衰退の顕在化)以来、ビルダーバーグ自体の影響力が低下している感じもする。昔は完全な秘密会議だったが、2-3年前から英国などのマスコミが会議について報じるようになり、悪い意味で有名になった。今回の会議では、スイスやイタリアの国会議員が、秘密会議はけしからんので自分も参加させろと言って、相次いで会場の入り口にやってきて警備員と押し問答になって報道された。ビルダーバーグは「悪いエリートたちの秘密会議」的なイメージを持たれつつある。 (An Italian Diplomat Was Violently Expelled From St. Moritz After Trying To Sneak Into The Bilderberg Meeting)

 今後、ドルや米国債の崩壊もあり得る中で、米国の覇権衰退と多極化がますます顕在化し、欧米の世界支配を支えてきたビルダーバーグ会議も、G7などと同様、時代遅れのものになっていくと私は予測している。胡錦涛や習近平がおしのびでビルダーバーグに来たら面白いが、お堅い彼らはそんなことをせず、公式なおつき合いとして外務次官を派遣した。G7よりもG20が重要になったように、ビルダーバーグよりも上海協力機構などBRIC系の国際会議で何が議論されているかが大事な状況になりつつある。だが、欧米中枢よりBRICの方が内幕が見えにくい。


ビルダーバーグ2015 真のアジェンダ



@@@@@

以上転記終了


こういった裏を考えるに、
表面だけ見てもいかん。
裏を動かしている上の権力者の動きをウオッチするということか。
ジャンル:
海外
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