オークランド通信

のんびりしたお国柄が気に入りニュージーランド在住27年。仕事、子育て、生活全版にわたって語ります。

その86 息子の結婚式 09-12-11

2012-01-07 13:12:33 | 第81-90回
その86                   09-12-11

息子の結婚式


11月21日に息子が結婚しました。
今は、我が家のビッグイベントが無事終わり、ほっと一息ついてます。


二人はオーストラリア、ブリスベンで知り合いました。
うちの息子は、ニュージーランド、オークランドから、お嫁さんはアメリカ、
サンフランシスコからやって来て、同じエンジニア会社に働いてました。

お嫁さん一家は、香港からアメリカに移住した、アメリカンチャイニーズです。
息子は、母の私が日本人、父がビルマ人で、娘は台湾人と結婚してるので、アジア系ながら、参加者は世界8カ国からはるばるやってきてくれました。


息子がお嫁さんを我が家に初めて連れてきたのが2年前のクリスマスでした。
去年のクリスマスは、二人はサンフランシスコへお嫁さんの両親に会いに行きま
した。
私の夫の姉、兄一家もサンフランシスコに住んでいるので、息子は25年振りく
らいに、ビルマ側の親戚とも再会を果たしました。
再会といっても、息子は1歳半までしかビルマに住んでいなかったので、叔父さ
ん、叔母さんたちを憶えてはいなかったと思います。



こうして3年越しに、やっと結婚のはこびとなりました。

二人の結婚式はパーネルのSt Mary Churchで行われました。
ここは、オークランドで一番古い木造の教会でステンドグラスも美しく、
落ち着いた雰囲気です。
http://www.holy-trinity.org.nz/weddingsinformation/

私の一番の心配はページボーイを務める4歳の孫が、ちゃんとやってくれるかな
ということでした。
当日、セレモニーの一番最初に教会の入り口から祭壇まで神妙な顔して、一人で
歩きました。
前日のリハーサルでは、お昼寝してなくて機嫌が悪くふにゃふにゃしてて、大丈
夫かなと心配しました。
ところが、当日はスーツを着て、雰囲気を感じ取ったのか、すごく真面目でやり
とげました。

結婚式の司祭さんは、白人の女性で、好感のもてる進行で、全体にとてもいい感
じでした。
嫁の親友が聖書の朗読をし、私の歌の先生がアベマリアとオンブラマイフを歌っ
てくれました。
パイプオルガンの響きといい、おごそかでいい式でした。

ブーケは、お嫁さんの希望で、ライラック色と白のミックスブーケを作りました。
私の花のクラスの生徒さんが前日から手伝ってくれました。


披露宴は7時から、バイアダクトの中華レストラン,Chrystal Horbourで
Chinese banquetでした。
ここは、香港の本店があり、世界的に有名なお店だそうです。

お嫁さんは、赤のイブニングドレスに着替えて、華やかな雰囲気にぴったりで
した。

披露宴の最初に、中国式のTea ceremonyがありました。結婚した二人がひざま
づいて、両親にお茶をささげるのです。
両親からは、赤い封筒のはいったご祝儀が渡されました。
セレモニーは、たぶん香港の結婚式に比べたら、かなり簡略されているとは思う
のですが、膝用座布団もレストランが用意してくれてました。


お嫁さんのUCLAの同級生カップルのそつない司会で、披露宴は進行されました。
アメリカンイングリッシュのアクセントが新鮮に響きました。

お嫁さん、息子、姉としてうちの娘もスピーチをしました。
息子も娘もなめらかな英語を話し、あまり英語でちゃんとしゃべるところを聞い
たことがなかったせいもあり、今さらながら関心しました。
娘は11歳、息子は9歳の時のニュージーランドに来て、現地の学校の通ったの
で当たり前といえば当たり前ですが。

ひとしきりのスピーチのあとは、イセエビを含む12種類のお料理がでて、食べ
ることに集中です。
お味はどれも薄味で、日本人のゲストから、口にあっておいしいとの評判でした。

この日のために、ニュージーランドのスパークリングワイン、白ワイン、オース
トラリアの赤ワインを用意しました。


結婚式のゲストの半分は海外からやって来て、式のあとニュージーランド旅行を
楽しんだようです。
お嫁さんの両親とも、結婚式の3日前に初めて会いました。
結婚式の前後2週間は、我が家に泊まっているお客さんの世話やら、日本から来
てくれた友人たちと食事に出かけたりと大忙しでした。
特に私は、結婚式のお花の製作、仕事も通常通りにしていたので大変でした。


二人はブリスベンに住んでいて、オークランドでの結婚式の準備をする訳ですし、
実際のところ私が下見や支払いにいったりと手伝いました。
嫁はエンジニアらしくエクセルで5ページにわたる結婚式の予定表(ゲストのフ
ライトやホテルも含めた)を用意してました。

ちょっとしたハプニングもありましたが、2週間前に、すべての友人を見送った
後、二人はブリスベンに戻りました。


新婚の二人は、クリスマスの休暇には帰ってこないので、夫と二人静かに
クリスマス、お正月を迎えたいと思います。



今年は、2月にクライストチャーチの地震、3月は東日本大震災と災害が続きま
した。
そうそうロイヤルウェディングもありましたよね。
いろんな意味で、今年は忘れられない年になると思います。

皆様も安全で楽しいクリスマス休暇をお迎え下さい。

コメント
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