オークランド通信

のんびりしたお国柄が気に入りニュージーランド在住21年。仕事、子育て、生活全版にわたって語ります。

その143 飛ぶトランポリン 10−03−17

2017-07-12 14:22:49 | 第141−150回
143号                       10−ー3−17

    飛ぶトランポリン



1月21日の夜のことでした。

その日は息子夫婦が映画に行ったので、孫二人の子守に夕方から出かけて
10時頃家に帰ってきました。
赤ワインをグラスに注ぎ、ゆっくりとくつろごうとした途端、停電しました。
外の雨風もかなり強くなっていました。
懐中電灯を探し、ろうそくに火をつけたりしていました。
街灯も消えているし、この地域全部停電のようです。


パンパンパンという大きな音で、飛び上がりました。
2階のリビングのブラインドを開けて見ると、なんとお隣のトランポリンが
風にあおられ、窓ガラスを打ち付けてます。
お隣のトランポリンは直径6mの超大型サイズで、大人でもデングリ返りが
できます。
それが強風で舞い上がり、2mの塀を擦りもせず、我が家の裏庭に着地したの
でした。
このままではガラスが割れてしまいます。
ちょっと風が弱くなったのを見計らって、カッパを着てトランポリンを庭の
すみに押しに行きました。
我が家の南東の角の壁とレモンの木でトランポリンがスタックして、とりあえず
安全というか、動かない状態にしました。
今になって思えば、火事場の馬鹿力がでたんです。
日頃のジムでのバーベルのエキササイズが役立ったようです。
猫のなみちゃんの手は借りてもどうしようもないし、息子を呼ぶことも思い
つかなかったのです。
女一人暮らし、やるしかないですね。
翌朝のニュースで時速100キロの突風だったそうです。


お隣にすぐ電話しました。
ところがコロマンデルにキャンプに行っていて、翌週の水曜日に戻ってくると
いうことでした。
Oh my god !と言われたけどどうしようもないです。

翌日見てみると、トランポリンが当たって屋根が凹み、雨樋が潰れてます。
これが今日に至るまでの、私の頭痛のタネです。
まだ解決してません。

ハヤト瓜の棚も所々割れてます。
トランポリンがかすって、外壁のペンキも所々剥げてます。
窓の真下に設置してあったエアコンの室外機が壊れなかったのは、不幸中の
幸いでした。

翌週、お隣さんが帰ってきました。
週末にはトランポリンを我が家の庭から撤去する、と約束してくれました。
まるで円盤が着地したようで、非常に違和感があるというか、エイリアンに
我が家が占拠されたようです。
不愉快極まりないです。

土曜日の昼帰ってみると、お隣の家の前に消防自動車が停まってます。
なんとお隣さんは、消防車を出動してもらい、トランポリンを運んだのでした。
それもタダです。
消防署員は、トランポリンの枠を外し、はしご車でつるして、我が家の庭から
お隣の庭に移動させました。
そしてちゃんと又組み立てて、又使える状態にして帰ったそうです。
今度は、近所の人数人が手伝って、トランポリンを地面に打ち付けました。
強風が吹けば又飛ぶかもしれないけど、ちょっとはましかもしれません。
消防車にこんなサーピスがあるなんで知りませんでした。
目からウロコです。

翌週、お隣さんは知り合いのペンキやを頼んで、家の外壁を治してくれました。


私は、修理の見積もりを取り始めました。
当然、お隣さんが出すべきだと思ったからです。
我が家が2階建ということもあり、$2000ほどかかることがわかりました。
お隣さんはソローマザーということもあり、とっても払えない、あなたの保険
を使ってよ、と言ってきました。

それからいろいろ調べた結果、今回のことはお隣は一切責任を取る必要がない、
ということが判りました。
保険会社曰く、原因は天災、Hand of Godsによるものなので、直したければ
私の家の保険を使う必要があるということです。

私はしぶしぶ保険会社に連絡し、エクセス$400を払いました。
担当業者が決まり、来週治しに来るそうです。
凹んだ屋根は上からパッチして、潰れた雨樋を含む部分、つまり屋根に半分の
雨樋を新しくするそうです。


飛んだ災難でした。
本格雨のシーズンの前に、雨漏りの原因になる前に、早く治してほしいです。
保険は自分を守るために入るものだと、実感した事件でした。
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