北多摩の爺さん

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人生は・・・ 後半戦が面白い。

公益通報者保護

2017年06月14日 | 爺(時事)放談

昨日の、副大臣の答弁が波紋を呼んでいる。
いま問題になっている、中央省庁における官邸の最高レベルが関与したとされる文書の再調査について、
野党議員が、告発した人は公益通報者にあたると思うが、権利を守る意識はあるかと問うと、
答弁に立った副大臣は、告発内容がどの法令違反に該当するのか明らかにする必要があると答えた。

すると野党議員は、告発者を守ると言えないのかと畳みかけ、
勇気を持って告発した人たちの権利を守ると言って欲しいと再度詰め寄った。

副大臣は、ここで一般論と断ったうえで、告発内容が法令違反に該当しない場合、
非公知の行政運営上のプロセスを上司の許可なく外部に流出させることは、
国家公務員法違反になる可能性があると述べた。

野党議員は、残念な発言だ。
この件に関して報復の動きが有ったら許さないと述べている。

公益通報者保護法について調べてみると、
内部告発者に対する解雇等の不利益な取り扱いを無効にした法律とあるが、
ただ問題なのは・・・ 公益通報とは、なんだということで、
それは犯罪とされているもの、または最終的に刑罰で強制されている違反行為とあり、
あらゆる違法行為が対象になっているわけではないのだ。

つまり・・・ 倫理行為の違反は、公益法人保護法の対象ではなく、
刑罰を受けなければならない重大な法令違反に限られているのだ。
このことを客観的に捉えれば、副大臣の答弁は正しく、
報復の動きがあったら許さないと述べた野党議員の方が恫喝や脅しをしていることになる。

ところが・・・ 朝のニュースやワイドショーでは、一斉に副大臣の答弁を攻めたてた。
何故か・・・ ?
副大臣は、なにか拙いことを言ったのだろうか。

確かに内部の者だけが知りうる情報を、内部の誰かがリークしたことは間違いないだろう。
それを国会で野党が執拗に攻めるもんだから、国民皆が野次馬のようになってしまった。

事実は事実として調べれば良い。
そして、それが公益通報者保護に該当しないのであれば、
情報漏洩をしたとして処分するのは当然である。

もし、もらした人物を処分をしなければ、公務員が山と言うほど持っている情報は、
自分たちの立場が優位になるよう、好き勝手に垂れ流してしまう恐れが出てくるのではなかろうか。

申し訳ないが、公務員といっても、皆が皆そんなに意識が高い人たちとは思えない。
飲酒運転、痴漢、泥棒・・・ 等々、そんなことを仕出かした公務員が今まで居なかったのなら良いが、
金に困れば、週刊誌に平気で情報を売る愉快犯が出てくるのも時間の問題になってくる。
野党やマスコミは、それで良いのか。
あれは良くて、これはダメという問題ではなく、公益通報保護に該当するか否かで判断すべきだ。

怪文書で文書が該当省庁になかったのなら、犯人探しも出来ないが、
文書があったのなら、誰が持っていて、誰が情報をもらしたのか、犯人捜しをしなきゃ拙いだろう。
それが出来なきゃ組織ではなくなってしまう。
そんな中央省庁で良いんだろうか。

政権が困れば・・・ 何をしても良いのか。
事実を隠蔽しろと言うのではない。
事実は事実としてオープンにし、刑罰に問えるかどうかハッキリさせれば良い。

マスコミが寄って集って、コメンテーターを使って直情的な発言を繰り返し、
国民を煽って野次馬に仕立て上げ、いったい何がしたいのか。
政府が困る顔を見て、ただ笑っていたいだけなら・・・ あまりにも悪趣味ではなかろうか。

まず、この案件が刑罰に該当するのか否か、
それをハッキリさせてから、野党は追及してほしい。
そうしないと、論点からずれてしまうんじゃ・・・ なかろうか。

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