考えてる暇

呆然ときどき3倍速。妙なおばさん Lynn J. の見たもの聞いたもの考えたもの。

続・・・ここでも猫です

2009年06月18日 13時38分45秒 | Weblog
ひきつづき猫のはなしです。


前回、近所の猫一家の話をしました。
怪我をして片目をやられた子猫。なんとか事故にあわず生き延びて・・・と願っていました。

それから、すぐのこと。

外出から帰って、その路地を車で通りかかったら、
道の上に、子猫が不自然に寝そべっていました。
もしや・・・と思い、車を停めて近寄ると・・・


やはり、あの子でした。
すでに息はしていませんでした。


なんていうこと・・・
しゃがみこんで思わずそう呟いていると、
ちかくの家から、携帯を片手に年配の男性が現れ「やっぱダメそうかねぇ」と。
市役所に連絡を取っていたようす。
状況はわかりませんが、はねた当人ではなく、第一発見者のようです。
切なそうな顔をして「かわいそうにねぇ」と、やはり覗き込んでため息混じりにそう呟いていました。
近所の方ですし、この猫一家のことも知っていたでしょう。

何度か、道の真ん中の白線の上にうずくまっているのを見たことがあります。
白い猫で、そこにいると落ち着くと思ったのかもしれませんし、
白い線が保護色になって、上空のカラスから身を守れるという本能的ななにかがそうさせたのかもしれません。
身を守るための行動が、人間の乗り物という別の天敵にとっては、見えにくく避けにくいという、かえって危険をよぶ行為になってしまったのか・・・・。
路上には、その白線のあたりではねられたという痕跡がありました。

場所的に、バイクでしょうか。四輪の轍が通る位置ではありませんでした。

かすかな声に耳を澄ますと、
すぐそばの、彼ら一家の飼い主?の家の生垣の陰で、
母猫が、ちいさくちいさく泣いていました。
母の目の前でのできごとだったのでしょうか。

他の子どもたちは、折り重なるようにしてすでに眠っていました。
その傍らで、母猫は、ただただ、道に横たわる子猫と私たちのほうをじっと凝視して、小さな声を上げていました。

守りきれなかった小さな命に、彼女は何を思っていたのでしょう。


通りかかったカップルの助けを借りて、
警察(役所は翌日にならないと引き取らないとわかったので、カップルの女性のほうの助言で警察に引取りをお願いしました)の引取りを待つ間、
せめても、と、なきがらを道の隅に移してあげることにしました。
ありあわせの道具で、子猫をスーパーのビニール袋の上にのせ、そっと動かして。

手に触れた小さな体はまだ温かく柔らかで、
力ない首が、すこし揺れました。
道端の雑草の傍らで、白いビニール袋は寂しい棺になりました。


記憶の中で、
元気だったときになでた背中のか細い手触りと、抱き上げたときの軽さと柔らかさ、
そして、なきがらの頼りない重みが、
入り混じって、たまらなくせつなくなります。


短かった命、せめて安らかに。

そう願うのは、結局、
生きている者自身がこころ安らかであるための方便という気もしないでもない、そんな信仰心の薄い俗物の私ですが、

でも、
きょうだいのなかでもなぜか一匹だけ、格段にはかなかったその命。
せめて次の世というものがあるならそこでは幸せにと、つい思ってしまうものなのです。


一家は、今日もいつものところで仲むつまじく転げまわって過ごしています。
母猫、わたしは勝手に「おかあちゃん」と呼んでいますが、
残る4匹の子どもたちの子育てに奮闘中です。

おかあちゃんも子どもたちも、どうか元気で、無事で過ごせますように。

ここでも猫です。

2009年06月12日 14時22分54秒 | Weblog
どうも。

転居して3ヶ月ほどになりますが・・・

どうもちょっとホームシックっぽくなってるなぁ。

なんというか、なにもしないで家にいることが妙に「寂しい」と感じてしまうような精神状態になってます。

前居た街は、結婚以来10年以上にわたって住んでいたので、
自分にとってはもう故郷のようなものになっていたのでしょうね。
考えてみれば、こんなに長く住んだのは生家くらいです。それも18歳で家を出るまでだし。ものごころがつく前を抜いたら、同じくらいなじんでいた場所なわけで。

娘にとっても、生まれたときから住んでいた場所なんで、
引っ越してどんな気持ちなのか聞いてみたいところですが、なんせ奴はしゃべれません(^_^;)

まだ落ち着くまでにはしばらくかかるんでしょうね。気持ちの上での引越しはまだ完了とはいかないようです。


ところで。
どうも私は猫に縁があるのか、
うちの近所はなんだか猫だらけです。
そのうちの1匹、すぐ近くの古い家で飼ってるというか半野良みたいな猫が仔を産みまして、
今、そいつらがようやく出歩くようになっています。
四匹。それぞれ柄の違うちびたちが、
朝、通りかかると、藪のようになった庭先や道端ですってんぱったんやってます。

通りすがりの人たちがみんな覗き込んだりかまったりしてます。

1匹、怪我をしてる奴がいます。カラスにでも襲われたんでしょうか。
額から目にかけてやられ、片目はどうやらつぶれてしまったようです。
こいつが、もともとそういう奴なのか目のせいなのかわかりませんが、よく道路に出てしまっています。
道のまんなかで丸まっていて、母猫も、ついているときもありますが、だいたいは離れて、庭のほうに座っていたりします。まぁ、それでも子猫が見える位置にいるんですが。
生後2ヶ月経ってないかな、そんなもんの子猫ですから、いくら車どおりがほとんどないとはいえ道の真ん中にいるのは危ないですから、
見るたび持ち上げて庭のほうに戻してやりますが、どうしても出てきてしまいます。困った奴だ。
母猫も「いいのよその仔はそこがすきなんだからしょうがないのよ、いつも申し訳ないけどいいわよほっといて」みたいな感じでにゃーと鳴きます。

もともと生命力が弱いというか、そういうタイプなんだろうなぁ。
猫にも発達障害みたいなものあるんだろうか。
・・・・・・・・・・・などと思いつつ。

子猫は片手で扱えるくらいのサイズです。持ち上げると空き箱のように軽い。
でも暖かくて、心臓の動きが掌に伝わってきます。
そのぬくもりを感じてしまうと、もう、よその猫という気持ちにはなれない・・・

なんとか事故にあわずに生き延びて大きくなってほしいものです。



ところで、
某ホームセンターをうろうろしていたら、
「ひのきの星くず」というのを見つけてしまいました。
1cm角ほどのヒノキのチップ、というか、まぁ木材を切り刻んだものが、ビニール袋につめ放題398円、ってやつです。

今の家は木造で、板張り部分が多く、そこが気に入って選んだので、
空き室のときに強く篭もっていた木の香りが、家具を入れたり人が住んだりしてすっかり薄れてしまったのが残念で。
こんなのカゴにでもいれてどこかにおいておいたら少しは・・・と思って購入してきました。
さほど強く匂うわけではなくちょっと期待はずれ感もありますが、
まぁちょっと面白い。どうやって使おうかな。

似てる、を久々にちょっとだけ

2009年06月09日 14時44分18秒 | Weblog
最近、「似てる!」と思ったもの。

サッカー日本代表遠藤選手=若い頃の原田真二+鬼太郎

GRAYのTERU=米良美一+野村義男+鬼太郎

おなじくGRAYのTAKURO=一青窈(口の開き方が・・・)

フィギュアスケート パトリック・チャン選手=NHK野村正育アナ


あと、鳩山兄と鳩山弟はなんで兄弟なのにあそこまで似てないんだろう、もしかして・・・と思うくらい似てない兄弟だと思っていたけど、

最近、似てきたね。なんだかさ。
弟のほうの顔が兄に近づいてきた。

政治的にも接近しつつあるのかしら。

「友愛」は浮世知らずの寝言だと正直思うけど、今の弟の依怙地っぷりもなかなか浮世離れしてるね。
でも実を言うと、あのくらい依怙地になってぜったいやだ!っていう態度も最近なかなか見かけないので、それはそれでとてもいいんじゃないかと思ったり。
最近の政治家は昨日まであれほど反対してたのに今日はころっと賛成、しかも「以前から賛成でした」とかしれっと言っちゃう、みたいな人ばっかりで。


なんかこう、微妙に体調が悪くてどんよりしちゃってる今日のLynn.Jでした。


そうそう。
カートが来ます。ついに。
カート。憧れのカート。生で見れるなんて、カート。

今年はあれだな、二度と見られないと思えるような人が見られる年だな。
みどりちゃんと、カート。

神様私にちょっといい席を恵んでくださいましよ。おねがひ。