地方創生と経済発展

　2016年もあと一週間を残すのみとなってきました。

今年を振り返ってみると、経済面では、株価の乱高下があり、不安定要因が前半あったと思います。後半からは、年金資金や日銀の株式取得を増やしたこともあり、アメリカの大統領の選挙結果直後を除いては、かなり安定的に推移したと思います。

2017年も、世界のグローバル化に伴い、世界の出来事がすぐに株価に影響を及ぼすであろうことは、容易に推測できます。いい面としては、来日外国人の急速な増加が見込めると思いますが、外国からの観光客のマインドは、買い物から体験型に関心が移ってきているように思います。

特に文化面では、アニメや世界遺産などの日本文化に、関心が移ってきているように思います。その中で、日本人固有の『おもてなし』の精神や、心配りは外国の方々によりいっそう親近感を持っていただいているように思います。

地方においても、外国の方々の言語で、気軽に話しかけられるようになれば、さらに好感を持っていただけると思います。そうした中で、今後訪日客を増やすためには、どうしても、その地方で採れる農産物や食材の味を生かした食事がますます注目されると思います。

食材には、食べて安心な有機栽培による農産物の食材がいっそう必要になってくると思います。私も、今年の夏には、無農薬で育てた『スイカの黒ちゃん』を栽培して、お盆の時のお供えとして、近くにいる親戚の方や、大阪から来られた親戚の方に配りましたが、皆さん『とてもおいしかった』と言ってくださいました。コンテナの上に腰掛けたまま、小さめのスコップを使って、足で土の深くまで耕して植えたスイカは、何重にも葉っぱが重なり、暑い夏の日差しをさえぎり、後から目残しをしたスイカが、多数発見されました。

スイカは、夏の果物としては、トマトよりリコピンが多く含まれる健康野菜だそうです。『大地の源』と『地の恵み』を使えば、素人の私でも簡単にスイカが栽培できました。来年も、健康のために、スイカ栽培を続けるつもりです。鳥獣被害が問題になっていますが、特にカラスからスイカを守るには、早い段階から、スイカにコンテナをかぶせておけば、一個もカラスの被害には遭いませんでした。20キロ入るコンテナの使用を、長年の被害経験者として、ご提案申し上げます。

これからも、スイカ栽培とともに、健康のため生きていきたいと思います。

正しい道を歩むべき カジノ法案絶対反対

　日本は、訪日外国人の増加で、最近では、地方にも恩恵がもたらされるような状況になってきたと思っています。これは、素直に安倍政権の成果だと思います。

しかし、これから労働生産性を高める無限の可能性を秘めた、『AI』の時代に取り込もうとしているときに、ギャンブル法案である『カジノ法案』を明日採決する予定だと聞いて、とても憂慮せざるをえない。訪日外国人の多くの方は、ギャンブルをするために日本に来ているのではないからだと思うからです。

なぜこんなに急いで、将来問題があると思うギャンブル法案を通そうとするのか、私にはとうてい理解できません。公明党の議員の方々も、対応に迷っているとテレビで拝見しましたが、公明党の支持者の多くは、絶対反対すると思います。韓国では、ギャンブル依存症で、不幸な人々が続出している現実の中で、なぜろくに審議もせずに採決にかけようとするのか、議員としての資質を疑わざるをえないと思います。

政治家なら、悪いことに対しては『NO』とハッキリ言えなくてどうするんだ!!と言いたい。明日、強行採決をするようであれば、自民党にとっても将来悪夢の始まりとなるだろうと思います。

昨日、日本の伝統文化である祭りの【大型の太鼓台】文化が、せっかく世界に認められて、日本国民として誇らしく思っていたのに、明日急いで採決されたとしたら残念に思います。

ギャンブル収入に頼らない、【正しい道】を国会議員の方、一人一人が選択されることを切に望みます。

これから、日本の将来を担う、青少年の育成を、国会議員の方々は真剣に考えてほしいと切に望みます。