バカブンド

探し物はなんですか?

「ディナーダ」風がふくままに サンフランシスコのYWCA こりゃダメだ

2017年07月13日 05時56分04秒 | ロード人
旅はこうして始まった

サンフランシスコには夕方に着いた。
マイアミから比べると寒く、小雨が降っていて寂しさも感じる。
YMCAがダウンタウンある事は知っていたのでそこを目指した。
坂道を登った所に看板が見え、直ぐにチェックインしようしたらカウンターの人から、
「ここはYWCA」と言う、
「女性専門だ」表に出て見ると、
「なるほど」YWCAと書いてある。
がっかりしてYMCAの場所を聞いて出た。もう一度看板を見て大笑い。
「どうも、アメリカは俺には冷たいな」
一時間位して着いた。「本当にくたびれた」
死んだ様にベットに倒れ、思っ切り寝た。
翌日は天気が良く仕事探しに町を散策、
「町が大きいので、沢山の日本レストランがありそうだ」
「パリで見つけたような店があればいいんだけれど」
「感だけが頼り」
フィッシャーマンズワークに行った。
そこにも日本の店があり、昼飯を食べながら様子を見て頼んでみたが断られた。
「幸先が悪い」
それから、何件か行ってみたが全てだめ。
今日の最後の店に行った。夕飯を食いながら頼んでみたら、返事は明日来たら話をすると言う。
「やっと仕事を見つけたかな」
「運が来たかな」
次の日、昨日の店に行って見たが又断られた。
「何かいやになる、俺は何をしているのだろう」
「損して徳を取れ」と親父が言った事を思い出した。
「この町では損しても、もっと良い所が俺を待っている」
勝手に思いこみこの町を出る事にした。ロンドンを出てから気持ちが定まらないのは、
「日本に帰った彼女の事も心配」
「自分自身の将来に対する不安」
「世界をあちこち見て来ても、それが何の役にたつのだろか」
「今のようなバイト暮らしでは一生は生きていけない、結婚なんか出来るわけがない」
ますます不安になる、「どうしようかな」
「もう一度ブラジルに戻るか」
「それとも、日本に戻りちゃんとした職を見つけるか」答えが出ない。
彼女の事を思い出した。ロンドンでの夫婦のような生活「今考えると楽しかった」
「よし、一度日本に戻りちゃんと職人として腕を磨こう」
「帰る前の自分に対する最後の運として、もう一度仕事を探してみよう」
「もし、それが上手くいけば住む所の拠点決めて、それから日本で修行をしよう」
気持ちの中で答えが出たような気がした。「ハワイに行こう」
そこは、ブラジル移民の時に初めに着いた思い出の島。
「こんな気持ちでもう一度行こうとは」
「運命とは、決まった道の中を歩くようになっているのかな・・・」

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