バカブンド

探し物はなんですか?

「ディナーダ」風がふくままに 始まった ワシントンの本当の仕事 どうする

2017年07月28日 07時57分00秒 | ロード人
旅はこうして始まった

ワシントンの店の前はポトマック川が流れ、ヨットハーバーがあった。
「高級な場所だ」
店はそれなりに起動に乗り夏がやって来た。
ある日、突然に社長が日本からやって来て、全員を集めてミーティングをしたいと言う。
「飛行機に食事を提供する仕事を始める」新しいビジネスの事を説明した。
我々は反対する必要もないが「どうやるのか、人の件はどうするのか」
俺が質問をすると、社長は「現在の人員でやる」
その上その責任者は俺で、レストランの方は天ぷら屋の責任者中心でやると言う。
「初めからこれを考えていたのか」腹がたったが、その時は無表情のまま答えなかった。
家に戻り家内に話すと彼女も話があると言う。
「子供が出来たの」
「えっ、本当に」
「嬉しいけれど、店の俺に対する処遇を考えると辛い」子供には罪はない。
女房にもその話をした「忙しくなるね、大丈夫」
「子供、どうしようか」
「日本で生もうか」
「ばか言え、俺はがんばるよ」俺はその仕事を始める事にした。
それから始まる過酷な日々は、想像も出来なかった。

その仕事は始まった。
昼は通常の営業がある為、我々の新しいビジネスチームは夜中の仕事だ。
内容は飛行機への和食の提供。メンバーは寿司職で親方と合わない奴、
大学を出て寿司の見習いでドライバー兼務の二人だけだ。
「都合のいいように俺は使われたのだ」
ビジネスの相手は大企業だが、俺達は瓢箪から駒的な感じでの仕事。
「上手くいけばラッキー、駄目でも痛手が小さい」
夜中の仕事は思った以上に辛い、生活が真反対で家族との時間はすれ違い。
その上、このビジネスは年中無休でシフト勤務「責任は全て俺になる」
「どうして、こんな仕事を受けたのかな」
生まれる子供と家族の事を考えると後には引けなかった。
「仕事は順調に進んだ」朝方に出来た食事を飛行場に届ける。
「朝のワシントンも綺麗だ」
飛行場までのフリーウェーも素晴らしい、それと終わった後でのビール。
「普通の人達はその時間に仕事に行く」小さな優越感が自分を支えた。

でも、事件と異変が起きた。

『コラム』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 「ディナーダ」風がふくまま... | トップ | 「ディナーダ」風がふくまま... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ロード人」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。