グローバルファンタジストの好奇心

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(アルチュール・ランボー「地獄の季節」より)

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鵜山仁ファンより

2006-04-14 14:27:38 | 演劇・舞踊
忘れっぽいザルのような頭のわりに、印象の強いものは忘れられない性格らしい。頭だけではなく心にしみついたという感じ。
文学座の鵜山仁さんの演出による演劇「朱鷺雄の城」を、去年の秋、紀伊国屋サザンシアターで見てからその名前がこびりついている。山崎正和さんの原作もさることながら、演出が素晴らしかったと思う。その後ずっとお芝居を見る機会が無かったが、先月、新聞で鵜山さんの演出の話題を見てどうにも気になっていたのだが、仕事やら子供の春休み、新学期のドタバタでまぎれていて、気がついたら昨日終わっていた。残念!
新国立劇場の「カエル」。中国現代演劇を代表する劇作家、過士行の新作を、鵜山仁が演出したとのこと。サミュエル・ベケットの「ゴドーを待ちながら」を思い起こさせるような不条理劇を、中国の劇作家が書いたというのが興味をひいた。ベケットなどフランス不条理演劇の流行は日本では70年代だったが。会社の同僚の中国人スタッフによると、中国では80年代に流行り始めたとのこと。何も出来事が起こらないまま世界の終焉を暗示させるという終末観と一茶の俳句といういかにも魅力的な内容だった(らしい)。見逃しちゃった。
しかし、鵜山氏は現在は文学座所属の傍ら、新国立劇場の芸術参与だが、すでに来年9月からは同劇場4代目の芸術監督に就任することが決まっている。今回のような外国の原作を演出するような演劇の国際交流にこれまで以上に力を入れたいという。次回は絶対見たい。今から楽しみにしている。
ちなみに、中国のウェブに「カエル」の記事がでた。http://www.022net.com/2006/4-14/52187224256599.html
中国でも話題になっているようだ。公演で、役者の出演料よりも高いオーストラリアのペット用カエルが「出演」しているなど、面白いコメントがある。また、この劇の筋書きを考えたのは、過士行ではなく、演出の鵜山仁が「9.11事件や津波を入れるように」と要望したとの裏話もある。ただ、残念ながら中国での公演の見込みはあるが今年中は無理とのこと。
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くやしい
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新国立劇場『カエル』を観る (Somethig So Right)
そういえば、実家に戻ってもカエルの鳴き声を聞かなくなった。高校生の頃は梅雨時にな