ごみ焼却を考える会 IN Tama

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女川町のがれきって、どんなもの?

2012-05-06 06:19:43 | 各地の声
受け入れ予定のがれきは、女川町で発生した震災がれきのうち、燃やせるものだけです。

内訳は、以下のサイトに同じものが掲載されていますが、転載します。

政府公報サイト
http://kouikishori.env.go.jp/howto/ (240~480ベクレルという赤字の右のPDFリンク)
宮城県発表PDF (p8)
http://www.pref.miyagi.jp/press/pdf/111125-5.pdf

女川町で発生した震災がれきの放射性セシウム濃度
材質 134Cs + 137Cs 組成比
木質 31.5 + 37.5 = 69Bq/kg 54.0%
紙類 32 + 45 = 77Bq/kg 9.6%
繊維類 195 + 245 = 440Bq/kg 14.4%
プラスチック 49.5 + 50.5 = 100Bq/kg 15.5%
わら 100 + 120 = 220Bq/kg 0.2%
細じん(<5mm)63.5 + 75.5 = 139Bq/kg 6.3%

政府の方では、平均133Bq/kg とあります。
混ざって届くのでしょうか? より分けられたものが偏っていれば、440Bqばかりという可能性もあります。

がれきはトン単位で来ます。何万、何十万ベクレルもの放射性セシウムが人為的に地域外から持ち込まれることになります。

また、ヒ素やアスベストの危険も指摘されています。シロアリ退治の薬剤にはヒ素が含まれます。建材とアスベスト等の分離は充分にできるでしょうか? 政府公報では全く触れられていません。

放射性物質をはじめとする危険物の取り扱いは、「分散させない、焼却しない、希釈しない」が原則です。

東電では原発から出る低レベル廃棄物は100Bq/kg未満でも、
<a href="https://www.dropbox.com/s/1q9phvqqvb4iyuw/%E3%80%90%E8%B3%87%E6%96%992-4%E3%80%91%E5%8E%9F%E7%99%BA%E5%86%85%E3%81%AE%E4%BD%8E%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB%E5%BB%83%E6%A3%84%E7%89%A9%E7%AE%A1%E7%90%86.pdf"> ドラム缶に詰めて保管しているのです (PDF)。

街中の普通のごみ処理施設で燃やしてよい訳がありません。


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