maaolaの旅日記

2008年は京都はもちろん、函館、伊豆、熊本、萩・津和野、香港・マカオへ行く予定

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高知県立文学館

寺田寅彦記念館で薦められた県立文学館にやってきました。
展示室は2階で受付カウンターとミュージアムショップは1階になります。



<展示の構成>
1)宮尾文学の世界 → ※ア
2)高知と文学者たち → ※イ
 高知の文学の流れ
 現在の作家
 古典文学・近世文学
 高知ゆかりの作家たち → ※ウ
 自由民権運動と文学
 反骨の大衆文学
 現代の文学 → ※エ
 近現代の詩歌
3)寺田寅彦記念室 → ※オ

<印象に残ったみどころ>
●ア:宮尾文学の世界
いま話題の大河ドラマ「篤姫」の原作者です。原作のタイトルは『天璋院篤姫』です。
宮尾登美子(1926-)
「櫂」「春灯」「朱夏」「仁淀川」の四部作は自伝小説

●イ:高知と文学者たち
床一面の高知県地図に文学ゆかりの地が示されています。
ビデオによる説明もあります。

●ウ:高知ゆかりの作家たち
『竜馬がゆく』の司馬遼太郎、土佐藩士が起こした事件『堺港攘夷始末』の大岡昇平、『ジョン万次郎漂流記』の井伏鱒二などが紹介されています。

『堺港攘夷始末』この本は読んだことはありませんが、森鴎外の『堺事件』は読みました。鴎外のが事実をもとに作った小説であるのに対し、大岡のそれは徹底的に調べ上げたノンフィクションのようです。

●エ:現代の文学
○大原富枝(1912-2000)
大川筋武家屋敷資料館(旧手嶋家住宅)の展示室で、手嶋家についての説明を大原さんが書かれていました。そのとき初めて知りました。
『婉という女』という作品ありますが、主人公の婉は、土佐藩家老、野中兼山の娘で、兼山の失脚後、約40年間も幽閉されます。そして釈放後、その偉業を後世に伝えたのです。
また、高知県本山町には大原富枝文学館があります。

●オ:寺田寅彦記念室
寅彦の高知での暮らしぶりは、記念館のほうで知ることができたのですが、具体的に何をした人なのかはこちらの展示を見たほうが懸命です。
椿の花は下を向いて咲いているほうが多いのに、なぜ地面に落ちている花は上を向いているほうが多いのか、というように身近な現象を追いかけていたようです。この話はビデオにまとめられいます。

1階のミュージアムショップでは、「寺田寅彦は忘れた頃にやって来る」(集英社新書)や「科学と科学者のはなし−寺田寅彦エッセイ集」(岩波少年文庫)が目に留まりました。
「科学と科学者のはなし」は岩波文庫の「寺田寅彦随筆集」(全5巻)から何篇かを抜き出したものです。とりあえず読むにはいいかもしれません。

それと、宮尾さんの作品も読んでみたくなりました。
ジャンル:
高知県
キーワード:
ジョン万次郎集英社新書岩波少年文庫竜馬がゆく宮尾登美子自由民権運動大河ドラマ高知県立文学館

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