フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

下馬評

2011-11-07 17:39:12 | Weblog
完全日本一への壁を二つまで破って、中日が日本シリーズへの進出を決めました。まずはおめでとうドラゴンズです。この土日からの日本シリーズの更なる頑張りを期待します。
その日本シリーズは、パ・リーグの覇者ソフトバンクとの頂上決戦になりました。多分、リーグで優勝した同士のシリーズは、CSが取り入れられてから初めてではないでしょうか。
その対戦の下馬評といえば、圧倒的にソフトバンクが優勢です。ひょっとしてドラゴンズファンの中にも、今年のソフトバンクの強さを認め、シリーズでは勝てないと思っている人が多いかもしれないですね。
ところでこの下馬評という言葉の意味は、第三者が興味本位にする噂や評判のことですが、元々は、江戸時代、江戸城に大名や旗本が登城すると、下馬先という所で馬を降ります。お供の家臣はそこで主人の帰りを待つのですが、ただ待つのでは退屈なので家臣同士が色々な噂話をして時間をつぶしました。その下馬先での評定が下馬評となったのです。
その下馬評で不利なドラゴンズが日本一になるためには、谷繁と内川というともに横浜出身の二人の攻防に尽きるような気がします。皮肉なことに内川のバッティングを最初に評価したのが落合監督でしたね。

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