フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

時代は回る

2017-02-23 21:58:54 | Weblog
昔あった景色が今では見られなくなったことが多くあります。新聞少年にも会わなくなりました。公衆電話も数少なくなりました。そうそう「赤電話」の公衆電話でしたよ。今はバリバリのスマホ時代ですね。もっと古い話では、バスには車掌さんがいましたね。郵便ポストの形も変わりました。テレビの大きさも段違いです。
そんな中で微笑ましい光景が消えていくのが残念です。それは、かつて電車に乗った子供達が飽きずに車窓にへばりついて景色を楽しむ光景が減ったことです。何故減ったのでしょう。在来線ではわずか8%だったトンネルの比率が東海道新幹線では13%、上越新幹線では39%にもなり、行程の4割は闇を走ります。列車が町中を走る際には遮音壁が線路を多い景色は見えなくなりました。こうした状況から窓にへばりつく子供の姿が消えたのです。2027年にはリニアが走ります。聞けばトンネルが圧倒的多いので、窓と子供の接触は期待出来ませんね。

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