フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

年甲斐

2018-01-13 23:25:59 | Weblog
ストレスが全ての病気の原因になりうるというのはすっかり定説になっています。ストレスにはあらゆる種類の出来事にまとわり付きます。特に現代人は世間体を気にしすぎて怒ることすら出来ません。そんなことから目をそらしていたら怒る相手さえ居なくなってしまいます。
戦争の前後で価値観が一変するのですが、その時代を生きてきた人、つまり老年期に入った我々こそ、年甲斐も無いことに前向きになる必要性を問われています。年寄りは健康に対して敏感であるだけに、寿命を延ばすことには何でもチャレンジして見ようという意欲は旺盛です。そもそも年甲斐もない生活は喜怒哀楽の活発化を否定しないことが基本です。笑う、泣く、怒る、これなどを心から出来ることが健康的なのです。周囲に年甲斐もなく何を泣いてるの?何を怒っているの?などと批判され、その周囲の人達に遠慮することが『ストレス、メタボリック症候群』になってしまうのです。つまり寿命を縮める基になるんです。
新しい敬老論は年甲斐も無いと思っていることを遠慮なく年寄りにさせてあげることですよね。

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