フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

寒中見舞い

2018-02-01 23:58:57 | Weblog
今年は年賀状が届かなかったなあと思っていた人から、寒中見舞いがこの数日運ばれてきます。例年にない寒さですから、本当に寒中見舞いとなりますね。しかし手紙の内容は、身内にご不幸があって年賀状を出せなかったというものがほとんどです。中には年賀状のやりとりをしていたご本人が亡くなり、お身内の方が、手紙を送られた場合は何とも言えない気持ちになります。寒さと寂しさで応えますね。
さて、手紙は、書くときも読む時も相手の顔が浮かんできます。それだけに気持ちを伝える手段としては、かけがえのないものです。今は、携帯電話、メールと便利な意思表示の手段がほとんどです。しかし自宅に帰ってきたら、友達から手紙が届いていると、何となく嬉しくなりませんか。貴重な時間を使って、つまり、その間自分の顔を思い浮かべてくれるわけですから、より嬉しい気持ちが沸き起こるのでしょう。さらに言うならばその手紙もやはり手書きでしょう。
性格まで映し出す手書きの便り。番組に届けば尚、嬉しいですね。