フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

ペット考

2016-09-24 23:34:57 | Weblog
この頃、私の周りで「ペットロス」にかかっている人が結構沢山います。「ペットロス」とは愛するペットが死んだ悲しみから立ち直れず気持ちがふさいだり体調を崩したりする症状を言います。単身世帯が増えていますから、ペットは家族同様なんですね。そう言う時代だからこそペットは「コンパニオン・アニマル」という名前もあるくらいです。仲間、家族の一員として格上げされているのです。
大家族という形態の崩壊が進んでいる中、ようやく探し求めたペットという肉親の死にはやはり立ち合いたくないのは誰もが同じ思いです。ですから、ペットロスも仕方ないのかもしれませんがね。
かつてアメリカで言葉を話すぬいぐるみが爆発的に売れましたが、その後は……。たしかに壊れない限り死ぬこともありませんし、散歩の必要もありません、また一緒に旅行も行けます。我が家も仔犬型ペットロボットを買い求めたこともありましたがいつの間にか、里子に出してしまいました。やはりどこか違います。ですから、ペットロスという言葉は良く理解出来ますね。

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秋祭り

2016-09-23 21:49:27 | Weblog
台風の大雨の爪跡はひどいですね。これから収穫を迎える田んぼが水浸しになっている光景を見ると本当に残念です。これでは収穫を祝う秋祭りなど行われるのは不可能ですね。
ところで現代の子供達は余りにもしょっちゅう多様な祭りに出合います。遊園地のカーニバル、イベント会場ではアニメの主人公のショーが毎日のように行われます。このような祭りの日常化はかえって子供の生活から本当の祭りの興奮や感動を失わせてしまいます。ですから普段の休日には、ほんの身近な自然の中で、家族揃ってゆったりと過ごす習慣をつけるほうが良いと思いますね。お出掛けレジャーを今一度考えてみたらどうでしょうか。そうすれば、日々感謝の気持ちを集約する本当の秋祭りには、嬉しい感動が訪れるのです。
秋祭りなどは祭りそのものに、昔から伝わる知恵が生き続けているのです。だからこそ年に一度の各地の秋祭りをじっくり楽しむのです。台風被害が些少でありますように。

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転機

2016-09-22 23:38:04 | Weblog
人には、今の自分になる転機があるものです。悩みを抱えて苦しんでいる時にふとしたきっかけで転機が訪れるものです。ほんの些細なことに自分で気づいたり他人の何気ないアドバイスで目から鱗が落ちたりして事態が好転しますね。後から振り返ってあの時が転機だったと気づくくらいのささやかな転機もあります。私は、そうですね。目指すスポーツアナウンサーが上手くいかずいわゆる歌謡曲アナウンサーに代わった時が転機だったと思えるのです。お陰さまで50年近くアナウンサーを務めることが出来ています。あの時には、結構開き直って次のステージに進みました。結果がどうなろうと気にしないという開き直りです。
人は些細なことに拘って大きな視野を失い失敗することが多くあります。良い意味のいい加減さが必要というわけです。そしてもし転機を演出してくれた人がいるならば、その人を決して忘れてはならないのです。感謝の気持ちとともに。

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湯船派、シャワー派

2016-09-21 23:39:44 | Weblog
夏の猛暑が一段落し、秋の気配が1日毎に深まっています。となると、おふろの入りかたに変化が表れる頃でしょう。熱い夏の間はシャワーでも、この頃からは湯船につかる人が多くなります。あるデータでは最も多かったのは、一年中湯船で二番目に一年中シャワー、そして夏だけシャワーと続いています。そのデータでは都道府県別では一年中湯船のトップの風呂好きの県は静岡県です。何と北海道や青森、岩手が平均値より下回ります。夏でも冷却な地方で何故なんでしょう。
私は一年中湯船派ですから、シャワーで十分という人の気がしれないのが本音です。医学が進歩し、日本だけでなく多くの国で長寿化が進んでいます。中でも日本は世界でもトップクラスの長寿国ですが、愚考するにその原因の一つにお風呂好きがあるのではないかと思うのです。ましてや、温泉大国日本ですから。風呂に入ることで血行も良くなるしね。
さあ、夏が過ぎました。ゆっくり風呂にでも入りましょう。

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パラリンピック終了

2016-09-20 15:04:10 | Weblog
リオパラリンピックも12日間の幕を閉じました。4年後に東京五輪、パラリンピックがあるせいか、ことの他盛り上がりました。またパラリンピックの成り立ちも随分話題になりました。
障害者の国際的なスポーツ競技会がパラリンピックと呼ばれ始めたのは、1964年の東京大会からです。五輪に続き選手村の中の練習場などで開かれた大会にこの愛称が付きました。資料によると、パラリンピック本来の意味である車いす競技としてアーチェリー、トラック競走など14種目が開かれ出場者は21カ国、387人に上っています。視覚障害など車いす以外の競技にも480人が出場しました。
この大会では陰で支える人達が大勢います。学生達が通訳します。ボランティアに関する動きは、災害に於けるボランティアで能力が培われています。
パラリンピックは単に競技会というだけでなく、障害があっても全力で克服する姿をみせ、それを社会が応援する機運を高めます。この半世紀で障害福祉はどこまで進んだのでしょう。

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西洋文化

2016-09-19 23:20:20 | Weblog
私達の子供の頃の生活と今の時代の生活では雲泥の差があります。西洋から入ってきた文化が益々充実して便利さを大きくしています。ですから私が生きた時代が日本で一番変化をもたらしたと思うのですが。
しかし考えてみれば、その多くの元となった西洋文化は日本開港から明治にかけて横浜にもたらされ全国に広まったものです。食べ物では牛乳、パン、アイスクリーム、また、新聞、街灯、上下水道、ウィスキーやビールなどの洋酒も入ってきました。私達にとって、生まれる前からあった当り前のものがその当時に輸入されたのです。
そこで私がいつも不満に思うのが幕末に始まり、昭和のはじめ頃の歴史の勉強が不十分ということです。何故ならばその時期に受験勉強と重なり、教室での授業が手薄になってしまいます。一番大切な時代が一番勉強時間が少ないのです。何事も歴史から学ぶことが多いですよね。ですから、近代史、つまり、日本が敗戦に向かった時代を学ばねば。

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けん玉

2016-09-18 23:52:54 | Weblog
今年も演歌界では三山ひろしさんが好調です。先日もNHKホールで単独のコンサートをしたのですから、大したものです。昨年の紅白歌合戦初出場が大きな自信になったのでしょう。
この三山ひろしさんは歌手ですが、別名「けん玉王子」とも言われています。誰もが子供の頃に一度は楽しみましたよね。三山さんは歌いながらけん玉を扱うのですからビックリします。けん玉なんて子供の遊びと馬鹿には出来ません。そんなことを言う人は頭が固いと言われますよ。
さて大人になってもけん玉を楽しむことは、とても良いことだと言えそうです。というのは彼に聞くとけん玉は「心も身体も柔らかくないと出来ない」そうです。まず成功した時の喜びは半端でないほど嬉しいものですし、また心がコントロール出来ていないと絶対に成功しないと言われます。ですから、子供の中で心のコントロールが苦手な人はけん玉を使って訓練出来ます。ちょっぴり手を出してみたくなりませんか。

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道具

2016-09-17 23:59:16 | Weblog
この職業にはこの道具、というつきものの道具があります。当然、私などアナウンサーはマイクが欠かせない道具です。その他に例をあげますと、野球選手は、バットとグラブ、コンパニオンさんは栓抜き、新聞記者はペン、最近は録音器も欠かせませんね。逆にその道具を見れば職業がわかるというものです。まあ、中にはバッチでしかわからない職業もありますがね。議員さん、弁護士さんなどはその代表ですね。
ところでお医者さんといえば、白衣と、聴診器でしょう。聴診器はもちろん患者の病変を耳を通して聞き取ります。そして適切な処置を施します。その中で名医という医者は聴診器を通して患者の心を聴き取ります。家族が抱えこんで表に出ないケースで悩みさえ聴診器で聴きとるのです。ただし医者が聴診器で聴きとる前に家族が心の異変にいち早く気づくことが何より大切なのは言うまでもありませんが。
家族の一人一人が心の病気を予防する役割を担っていること。これが一番です。

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2016-09-16 22:30:55 | Weblog
また明日から三連休で、旅行を楽しむ人も大勢いるでしょう。旅の醍醐味といったら何でしょう。知らない駅で次の列車を待つあいだの短い時間に目にする光景もその醍醐味の一つです。しかし、先日も海外に長く住んでいて一時帰国してた人のつぶやきで「日本は地方都市まで似たような風景になってしまった」というのが印象的でした。たしかに幹線道路には大型スーパーやレストランが並び、コンビニはいたるところで姿を見せます。つまり、その土地ならではの風景は少なくなっているのです。ミニ東京が蔓延してしまっています。
そう言えば、窓際で景色を楽しむ光景もあまり見られません。かつて「遠くへ行きたい」という歌がヒットしましたが、歌いだしの「♪知らない町を歩いて見たい」というシーンが消えてしまっては旅の魅力はありません。地方の魅力を増して旅人が気ままに歩く楽しさを味わえるようにしないと、海外旅行に旅行が奪われてしまうような気がします。

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デフレ

2016-09-15 23:10:09 | Weblog
先日のNHKの世論調査で安倍内閣の支持率が上がっていました。今後期待する政策ではやはり景気に対する政策の率が高かったです。アベノミクスの課題はデフレ状況からの脱却です。内閣が出来たころの公約ですが、なかなか思うようにはいっていませんね。
ところでこの「デフレ」というのはデフレーションの略で消費者物価の下落が二年程度続く状態を言うようです。店頭に並ぶモノやサービスの価格を総合した消費者物価指数が主な物差しです。普通に考えると物価が安いと嬉しいと思うものですが、実はこれでは売上が伸びずサラリーマンの給料が上がらないという悪循環を招くのです。安ければ良いという発想は文化を衰退させるとも言われます。
かつてエンゲル係数という言葉を習いました。これは一世帯当りの消費支出全体に占める食費の割合を示すのがエンゲル係数です。やはり低価格志向の強まりがそこにあるからです。給料が上がらない、低価格、悪循環はまだまだ続くのでしょうか。

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