フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

縁側

2017-07-20 23:58:19 | Weblog
高齢になり外出の機会が少なくなると、よく「後は縁側で日向ぼっこか読書か」なんて自嘲気味に言うことが多いですね。昔は縁側でご近所の人たちとお喋りをすることがよくありましたが、最近はこうしたお喋りもほとんど見られません。というのも新建築の家で縁側を作ることが何故か少なくなっています。縁側は部屋と部屋をつなぐ廊下の役目がありましたが、住まいの洋風化や規格住宅の普及のほかバリアフリーの為、段差が敬遠されることから、縁側がなくなっているのでしょう。近所付き合いが減ったのも縁側が減ったことと関係があるかもしれません。
しかしこの縁側は使い方によっては生活の質を高める為にうまく利用出来ます。冬場では、お年寄りのサンデッキとして使ったり、第二の玄関として活用したり出来るからです。まあ、将来車椅子を使うことを予測して周辺の部屋と段差をつけないことと奥行きを十分とることですね。
縁側はひらめのエンガワだけではありませんね。

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大臣病

2017-07-19 23:53:51 | Weblog
あれだけ支持率が高かった安倍内閣の支持率が下がり、現内閣の限界が囁かれています。今まで「面従腹背(?)」であった議員達が、ハッキリ自分の色を出して来ました。
この安倍内閣の危機を安倍総理は内閣改造で乗りきろうとします。そうなると議員の大臣病が生まれて来ます。この言葉はあまり、良い意味では使われません。大臣というポストを手に入れたいという病気でどういう仕事をしたいからとは関係ないようです。自分はこの範囲が専門なのでこの分野の省庁のトップとして腕をふるってみたいというようではなさそうです。天下国家の為というのはもう死語になったようです。「末は博士が大臣か」と将来を夢みた言葉がありましたが、ノーベル賞の博士はともかく大臣は、昔ほど尊敬を集める仕事ではなくなっている気がします。これでは、日本には不幸な出来事です。
子供達の将来なりたい仕事で政治家になりたいが増えることを期待しましょう。

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ヒアリ

2017-07-18 23:32:10 | Weblog
日本の各港でヒアリ騒ぎが起きています。まだ写真だけで直接見たことがないので大きさなどの実感はわきませんが、小さくても怖いものでしょう。こうした危険なものが海外から入ってくるのが腹立たしいですね。
まだ子供の頃はまわりに戦地から引き揚げてきた人たちが大勢いた時代でした。それだけに海外から不思議な病気が沢山入って来ました。小学校では、児童が校庭に一列に並んでシラミ退治の為の殺虫剤DDTをかけられたことを想い出します。あの頃はお風呂に毎日入るなんてとても考えられず、町の衛生状態も今と比べたら雲泥の差でした。家の中では蠅取り紙がぶら下がっておりました。夏になれば、部屋の中は蚊取り線香を使い、さらに蚊帳をぶら下げての生活でしたよ。もっとビックリするのは、ネズミ。出そうなところにネズミ取りを仕掛けました。当時ネズミは一匹見つけたら間違いなく100匹はいると言われたので、ネズミ取り器によく入っていました。
ヒアリはどうか、気になるところです。

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半世紀

2017-07-17 23:52:50 | Weblog
私は今年、アナウンサー生活50周年を迎えました。小学校の3年生の時に、教科書の朗読を少し誉められたことが切っ掛けでこの道に進んだわけですから、先生の誉め言葉は子供の将来に大きな影響を与えるものです。もちろん、父母の一言も同じでしょう。
さて半世紀と言えば、リカちゃん人形も誕生してから50年だそうです。1967年7月4日にタカラトミーが着せ替え人形として発売したものです。その年の流行を取り入れて発売していますので毎年新商品が登場しています。初登場したのは高度経済成長期、日本の住宅事情に合わせてサイズが決められました。現在は4代目、香港、台湾、タイ、ベトナムでも販売されています。なんとタレント活動もしているのでタレント名鑑にも掲載されています。
リカちゃん人形が永続きするということは時代を超えて愛された証しですが、スタッフの時代の検証力が優れていることを表しています。もはや商品というより、リカちゃんなんですね。

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居心地

2017-07-16 23:57:29 | Weblog
貴方にとって居心地の良い場所はどこですか。職場にそこがあれば貴方は最高の仕事についているわけです。家庭内が居心地が良いと言えばいいお父さんです、貴方は(笑)。
それはともかく私は居心地の良い場所の定義としては、取り立てて相手の言葉尻を捉えたり、我が事ばかり喋り倒したり、時間を共有するという精神を忘れたりするような人がいない空間です。何となく話が成立し、誰が困ることのない、そしてささいな間違いに角が立つでもなく混乱するでもない空間ですよ。気楽な空間、居心地が良いですよ。老いというのはそうした緩やかな場所に身を置く事です。そうした場所に身を置くことは、自分の顔が温かい笑みを作り出してくれます。若い頃よりも穏やかな笑みを回りに振り撒くことで自分の回りまで温かい雰囲気を醸し出してくれます。率先してそんな空間を作り出したいですねぇ。

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辞める

2017-07-15 23:27:08 | Weblog
東京都の都議会議員選挙で都民ファーストの会が圧勝してからは堤防が切れたように、安倍内閣の支持率が下がりはじめましたね。ここへ来て、政府与党は慌てはじめました。今までなかった与党内で野党的発言が目立って来ました。この政権ピンチを安倍総理は内閣改造で乗りきろうとしています。
支持率がここまで下がる前に手を打つことが出来なかったのでしょうか。あれだけ閣内から失言が飛び出せば早めに処置しておけばここまで大敗することはなかったでしょう。また、失言をした閣僚は何故、辞めなかったのでしょうか。かつては潔い政治家が多かったのですが(いや、トップがちゃんと辞めさせたのかも)、今は自ら辞めると言う政治家は少なくなりました。確かに心地良い立場は捨てたくないでしょう。辞めるという「辞」は舌が辛いと書きます。辞めたくないのに、自ら職を辞めると口にすることは舌が辛いのでしょう。自らの辛さの為に、国民を置き去りにしませんように。

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記憶

2017-07-14 23:47:02 | Weblog
集中豪雨で名古屋でも被害が出ました。おそらくこの出来事はいつまでも記憶に残るでしょう。昭和34年の伊勢湾台風、平成7年の阪神淡路大震災やオームの事件、平成12年の東海豪雨、もちろん2011年の東日本大震災などは決して忘れることはありません。つまり大きな事件や出来事の記憶はどんなに記憶力が衰えてもちゃんと話せますね。二三日前の夕飯が思い出せなくてもこうした大きな出来事はいつまでも覚えていてすぐに思い出せます。
ですから、あることを覚えていくためには内容を誇張して大袈裟にして覚えればよいのですよね。それに加えて、記憶を助けるためには書くという行為も大切です。出来事や覚えておきたいことを書くということで記憶の上書きをしておくのです。手帳の有効利用です。手帳に書き留めておき、寝る前に手帳を開いて、今日1日の出来事を振り返っておくとさらによいのです。
さあ、やってみて下さい。

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暑中見舞い

2017-07-13 23:24:16 | Weblog
天気予報で気象予報士から真夏日(最高気温が30度以上)や猛暑日(35度以上)という言葉が盛んに聞かれるようになりました。つまり盛夏です。手紙にも時候の挨拶として「盛夏の候」と書き始めます。
盛夏といえば、暑さから考えると8月が盛夏のようですが、8月には立秋を迎えることから、今や7月が一番当てはまるような気がします。一般的には小暑から立秋までの間を暑中と言います。この時期に「暑中見舞い」を出します。一年で最も暑い夏の盛りに手紙やはがきを出して相手の安否を気遣う習慣です。今年のように集中豪雨が多いとそのお見舞い状も必要となります。そうそう、立秋が過ぎると「残暑見舞い」に変わります。ご注意をいただきたいのはこの6月からはがき代が10円値上がりしていますよ。
ところで、最近の異常気象はどうしたものでしょう。今、しみじみ「文明が進めば進むほど天然の猛威よる災害がその劇烈の度を増す」という事実を味わっています。

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明石

2017-07-12 23:29:18 | Weblog
アメリカの大リーグ中継でアナウンサーの発言を注意深く聞いていると、各地のゲームの進行が極端に違うことがあります。日本ではどこのゲームも午後6時スタートと決まっていることが多いので、大体進行具合が似ています。
アメリカは本土が広いので州によって時差があるのです。日本は統一された時間、明石、東経135度が日本標準時刻です。ですから太陽の位置は多少違っても時刻は全国共通です。
さて明石はかつてドラゴンズが春季のキャンプを行った地域でもありますが、明石の海の魚は豊富です。まず明石には鯛がありアナゴなどの魚介類の宝庫です。関西の料理は明石の海の幸なくしては成立しないと言われるほど料理でも欠かせない存在でもあるのです。関西の料理の標準にもなっているのでしょう。
標準で語るとすると味の濃淡は地域によってかなり違います。関西、関東、そして東海とそれぞれ慣れた味があります。標準の味は難しいですね。

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和洋

2017-07-11 23:23:15 | Weblog
毎年、サミット始め世界会議を主催する国では、その国独特のお土産を用意するようです。昨年の伊勢志摩サミットでは東北発祥の秀衡塗りを日本は用意したようです。もちろん伊勢志摩ですから、真珠も利用したと推測出来ます。
ところで今日、7月11日は真珠記念日です。1892年(明治26)に三重県ど御木本幸吉夫妻が真珠の養殖に成功した日だからです。真珠は西洋で人気が高いのですが、これはフランス料理と大いに関連があるのです。それは、ある時期日本の料理人がフランス料理の勉強にフランスへ修業に出掛けるのですが、その際に日本からのお土産として一番珍重されたのが真珠なのです。ある意味で日本におけるフランス料理の発展に真珠が大きな役割を果たしたといえるかもしれませんね。
修業といえば大昔、偉いお坊さんが中国に修業に出掛けましたが、日本から出掛ける際にお土産は持参したのでしょうか。当時、日本独特のものはあったのでしょうか。

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