今シーズンは11月の立山に始まり、雪がとても多くて僕たちにとってはいいシーズンだったなと思います。振り返れば今年は多くのガイドが命を落とした年でもあるなと思います。といいつつも自分自身も危うく命を落としそうになりましたが、結果的には大丈夫だったので、その出来事はこれから戒めとしていこうと思っています。大きな雪崩を起こしましたが、誰もかすり傷ひとつ負いませんでしたが、あの日の出来事はこれから何十年も斜面の上に立ち滑り出すときには思い出していくとおもいます。あのとき肝がズンとというかスーっとというか体から消えてなくなってしまうような感覚・・・
今考えると、崩れた雪が密度のちいさな新雪で良かったなと思っています。あれが春のザラメだったらと思うとゾッとします。流れ落ちてくるザラメは生コンクラスの密度と重さがあるのでひとたまりもない・・・そう思うと実に怖い。春も油断は出来ませんね。そう、何年か前に谷川岳の何ともない斜面のチェックをしに斜面を少しおりたところで、お客様が上からゆっくりザラメの上を滑り落ちて来てしまって、その方の体と頭を抱えながら斜面下のクラックに10mばかり落ちたときも怖かったな。あのときは右手の小指が折れちゃったんだよな・・・。自分の指が折れたくらいで済んで良かったと今でも思います。
というわけで今年も無事に何もなく終わることが出来ました。
ありがとうございました。
約半年の長いシーズン、途中に東日本大震災があり心も落ち着かない日々もありましたが
結果的には新潟はいいシーズンになったと思います。
来シーズンはまた奥深くで、安全に楽しく滑れるようなコースと
それを楽しめるかのコンディション判断をして、
更にいい場所をガイドしていきたいと思います。
新潟にお越し下さいましたみなさま
ありがとうございました。
*なんとなく今年個人的に使った分の電池。まとめてからゴミ処理場に持っていかないと。
*今シーズン、命を落としてしまった数名のガイドへ ご冥福をお祈りします。
|