《塩作り2》
翌朝工房に来てみると塩水濃度は20%になっていた。薪は全て灰か炭になっているが、風を入れて起こすと燻り始める。まだまだ熱い。
今日は、この20%のカン水をゆっくり熱して塩の結晶を作る作業だ。塩分濃度が20%前後から硫酸カルシウムが出始める。それが終わり沈殿し、26%の濃度になるくらいから塩化ナトリウム(いわゆる塩)の結晶が出始める。
カン水を作る時とは違い、塩の結晶を作る作業はデリケートだ。決して急がずゆっくり塩水を熱し続ける。強い火で一気に結晶を作ると固い岩塩のような塩ができるし、こげる可能性も高くなる。結晶ができ始めてからは火加減は微妙になる。水面の動きを見ながら薪を1本単位で追加してゆく。
サクサクしたフレーバー状のおいしい塩を作るには、ゆっくりゆっくり結晶化させてゆくことが重要だ。熱し始めてしばらくすると表面に薄い結晶ができ始める。ある程度の大きさになると自らの重みで結晶はゆっくりと沈んでゆく。そしてまた表面に結晶ができ始め、できては沈み、できては沈みして塩の結晶が鍋の底に堆積してゆく。
30kgの塩の結晶ができる頃にはあたりは真っ暗だ。翌日結晶をすくいあげて、穴の空いたバケツに入れて水をきる。下からでてくる透明の液体がニガリだ。塩の結晶はみごとなフレーク状になっている。なめてみた。おいしい!!できたての塩の味だ。窯に残った消し炭を七輪に入れて、肉や野菜、魚を焼いた。味付けはできたての塩だけだ。おいしい。
3月31日の大潮の干潮の時間に貝ひろいにでかけた。サザエをはじめいろいろな貝を採り、魚をついた。それに塩をまき七輪で焼いて食べる。こんなごちそうは都会ではめったに食えない。贅沢な時間だ。
加計呂麻島では、榊さんをはじめ奥さんにも大変お世話になった。奥さんは現在病気で体の調子は万全ではないが、頭の良い人だ。ここの工房も奥さんあってのものだと思う。
この後、屋久島に4日、鹿児島に3日いて、現在、奈良県の東吉野村にいる。このあと東京に一旦もどり、体勢を立て直して東日本、北日本のウーフをする予定だ。日本ウーフ前半のブログはこれで終わりだ。後半のブログは、知識ではなく個人的な体験を日記調で書いて行きたいと思っています。
写真は、できたての塩の結晶です。
翌朝工房に来てみると塩水濃度は20%になっていた。薪は全て灰か炭になっているが、風を入れて起こすと燻り始める。まだまだ熱い。
今日は、この20%のカン水をゆっくり熱して塩の結晶を作る作業だ。塩分濃度が20%前後から硫酸カルシウムが出始める。それが終わり沈殿し、26%の濃度になるくらいから塩化ナトリウム(いわゆる塩)の結晶が出始める。
カン水を作る時とは違い、塩の結晶を作る作業はデリケートだ。決して急がずゆっくり塩水を熱し続ける。強い火で一気に結晶を作ると固い岩塩のような塩ができるし、こげる可能性も高くなる。結晶ができ始めてからは火加減は微妙になる。水面の動きを見ながら薪を1本単位で追加してゆく。
サクサクしたフレーバー状のおいしい塩を作るには、ゆっくりゆっくり結晶化させてゆくことが重要だ。熱し始めてしばらくすると表面に薄い結晶ができ始める。ある程度の大きさになると自らの重みで結晶はゆっくりと沈んでゆく。そしてまた表面に結晶ができ始め、できては沈み、できては沈みして塩の結晶が鍋の底に堆積してゆく。
30kgの塩の結晶ができる頃にはあたりは真っ暗だ。翌日結晶をすくいあげて、穴の空いたバケツに入れて水をきる。下からでてくる透明の液体がニガリだ。塩の結晶はみごとなフレーク状になっている。なめてみた。おいしい!!できたての塩の味だ。窯に残った消し炭を七輪に入れて、肉や野菜、魚を焼いた。味付けはできたての塩だけだ。おいしい。
3月31日の大潮の干潮の時間に貝ひろいにでかけた。サザエをはじめいろいろな貝を採り、魚をついた。それに塩をまき七輪で焼いて食べる。こんなごちそうは都会ではめったに食えない。贅沢な時間だ。
加計呂麻島では、榊さんをはじめ奥さんにも大変お世話になった。奥さんは現在病気で体の調子は万全ではないが、頭の良い人だ。ここの工房も奥さんあってのものだと思う。
この後、屋久島に4日、鹿児島に3日いて、現在、奈良県の東吉野村にいる。このあと東京に一旦もどり、体勢を立て直して東日本、北日本のウーフをする予定だ。日本ウーフ前半のブログはこれで終わりだ。後半のブログは、知識ではなく個人的な体験を日記調で書いて行きたいと思っています。
写真は、できたての塩の結晶です。
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