たかしの啄木歌碑礼賛

啄木の歌碑並びにぶらり旅等を掲載いたします

渋民駅の啄木歌碑

2011-10-14 | 啄木歌碑
渋民駅は玉山区下田にある。下田村は明治22年渋民村と合併し、渋民村になっている。この地に、渋民駅が開業されたのは昭和25年(1950年)で、啄木の時代には「渋民駅」は存在しなかった。啄木が歌に詠んだ 故郷の「停車場」とは、隣村の好摩駅を指している。この歌碑は、玉山村合併50周年記念として、平成16年5月にに建立された。   




IGRいわて銀河鉄道渋民駅



IGRいわて銀河鉄道渋民駅前の駅前公園に、歌人石川啄木の歌碑が建立され、平成16年5月に除幕式が行われた。文字は啄木の直筆ノートから写し取った。歌碑の傍には「雲は天才である」と刻まれた碑が立っている。










なつかしき
故郷にかへる思ひあり、
久し振りにて汽車に乗りしに。

啄木



この歌は、啄木歌ノート「一握の砂以後」(明治43年11月末より)にあり、悲しき玩具に掲載されている。


啄木小説名の碑





この碑は、平成3年12月27日、JR渋民駅前の広場に、この浪漫ロマン的小説名を刻だ碑が建立された。