一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

黒髪山 ……花の少ない時期は、苔や羊歯植物を楽しむ……

2017年03月13日 | 黒髪山系


昨日(3月12日)は、久しぶりの、ヤスさんとの山行だった。
そして、これまた久しぶりの黒髪山。

午前7時に、龍門駐車場で待ち合わせる。
さすがに、まだ誰もいない。(笑)


7:10
出発。
ゆっくり歩き始める。
この分岐は、左へ。


黒髪山系の独特の雰囲気。


根で岩を咥えた樹木。


ズーム。


復路に別な角度から撮ってみた。


沢沿いの雰囲気の好い道。


沢の水も美しい。


二股に到着。
この分岐は左へ。
復路は、右の道から下ってくる予定。




ケルンがたくさんある。


右側の岩壁には、


岩の隙間で育った木がある。
まるでエイリアンのような根がはびこる。


「ヤスさん、逃げないと危ないよ!」


7:55
見返り峠に到着。


しばし休憩の後、出発。
しばらくは歩きやすい道だが、


やがて急坂となる。


眺めの良い場所があり、
疲れを癒してくれる。


難所にさしかかる。


クサリを持って、慎重に登って行く。


もうすぐ山頂。


最後の岩場。


8:24
黒髪山山頂(516m)に到着。


山頂には、磁器(有田焼)で作ったプレートがある。


眺めは、まずまず。
黒岳の向うに八幡岳が見え、
その彼方に天山が見える。
えっ、見えない?


ズーム。
これで見えたでしょう。


黒髪山山頂からは、黒髪山系の山々が見えた。
私「ヤスさん、また黒髪山系大縦走をしましょうか?」
ヤスさん「いえいえ、大丈夫です」


復路は、後の平の方へ。


雰囲気の好い道を、ゆっくり歩いて行く。




8:59
後の平(410m)を通過。


このルートには古い道標がある。


岩が落ちてきそうだったので、ヤスさんに支えてもらった。(笑)


変化に富んだルートでもある。


9:25
二股に到着。
往路に合流し、龍門駐車場へ向かう。


9:37
龍門駐車場に到着。


約2時間半の山歩きだった。


では、今日出逢った植物を紹介しよう。
登山道には、サツマイナモリがたくさん咲いていた。


珍しい花ではないけれど、


見れば見るほど美しい。


この目立たない花は……


ヤマアイの花だ。
古来より染料として用いられたが、
実際には藍のように浸染の方法で染めても青くはならず、緑色になるとのこと。


この時期、花は少ないので、苔や羊歯植物を観察する。
ヘラシダ。


イワヒトデ。


ノコギリシダ。


ノコギリシダの胞子嚢は線形で中肋寄りにつく。


リボンゴケ。
リボンのように可愛く美しい。


ツルホラゴケ。


オリヅルシダ。


ヒノキシダ。
ヒノキの葉そっくり。


スジヒトツバ。
筋を持った葉が根茎から出た葉柄に一枚付く珍しいシダ。


サイゴクホングウシダ。
佐賀県で唯一の自生地。


山野草の花ばかりに目がいくかもしれないが、
ほとんどの人が、知らないだけで、
珍しく、希少な苔や羊歯植物も多いのだ。
黒髪山系は、その宝庫でもある。
今日は、それらの植物と多く出逢うことができた。
今日も「一日の王」になれました~

『山歩き(トレッキング)』 ジャンルのランキング
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 映画『チア☆ダン 女子高生が... | トップ | 登吾留山 ……ランの仲間では... »