一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山の春 ……ホソバナコバイモ、コチャルメルソウ、ユリワサビも開花したよ……

2017年03月22日 | 天山・彦岳


里では、
菜の花や、


スミレや、


カキドウシなどが咲き乱れ、


レンゲソウや、


ヒメオドリコソウなども咲き出した。


となれば、天山。(笑)


「でも、確か、3日前にも登ったよね」(爆)
気温がグングン上昇し、
春の花が次々に開花している今、
一日、一日、
いや、一刻、一刻、天山も変化しているのだ。
3日前の天山と、
今日の天山は、明らかに違っている筈。
と思いつつ、稜線を眺めるも、あまり変化なし。(笑)


それでも稜線散歩をし、


いつもの場所に佇んだ。


遠望は効かなかったが、
なんとか背振山地は見ることができた。


では、秘密の散歩道へ出発。


驚いたことに、ツクシショウジョウバカマがたくさん咲いていた。


3日前はほとんど咲いていなかったのに……
ビックリ仰天。


嬉しくて、写真を撮りまくる。


賑やかなのもイイけれど、


一輪だけのものも好もしい。


いいね~


咲き始めは、本当に美しい。




花束のようになったツクシショウジョウバカマ。


あなたに……


ホソバナコバイモも数が増えていた。


葉の直線が美しい。


もちろん、花も。


本当に可愛い。


開花したホソバナコバイモはないかと探すと……
「あった~!」


やはり開いた花は美しい。


下からも覗いてみる。


美しい~


フキノトウはあちこちで見られた。
今がピーク。


フキノトウを見ると、なぜか楽しい気分になる。


天山では、
マンサクの咲く場所は4か所、
マンサクの木は12本ほど確認しているが、
今が満開になっているマンサクの木を見に行く。


いいね~


もう他の山に見に行く必要もない。


天山のマンサクが一番だ。


オオキツネノカミソリの群生地では、
葉が順調に育っていた。




近くには、
ヤマネコノメソウや、


セントウソウが咲いていた。


そして、ついに、ユリワサビが咲き始めていた。
八幡岳ではすでに咲いていたが、
標高の高い天山では、やや遅れて咲く。


4月頃になると、いやというほど目にするし、
有難味はないのだけれど、
咲き始めの今だけは、本当に貴重。
じっくり観賞。


いいね~


コチャルメルソウも探してみる。
まだ蕾が多い。


こちらは、開きかけ。


こちらは、まもなく。


あの、奇妙な形をした花は……
「あった~!」


天山のコチャルメルソウも開花し、
天山の春は、これから本番を迎える。
楽しみになってきた~


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