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生きる日記

2017年07月14日 | 日記
生きる日記


7月13日


突然でした。
きのう、富山大学病院にて悪性の腫瘍と診断されました。
そして、今日から入院。
大腸のあたりに約9cmの腫瘍。
さらに肝臓に転移しているとのことでした。
精密な検査が今日から始まります。

今のところ症状は出ていません。
自分の体の中は自分が一番知らないものなんですね。
人生の終点は、すぐそこなのか。
それとも、もっと先なのか。
今の時点では、わかりません。
しかし、残された一日一日を、大切に過ごしていくことには変わりはありません。

これから、「生きる日記」という名前でブログにて公開していこうと思います。
なぜなら、同じような境遇の人に少しでも参考にしていただけたら、という思い。
もう一つは、この日記をつけることによって、僕自身、励まされるような気がするからです。


今日、ここ1ヶ月間あまりの演奏依頼などを、すべてお断りしました。
せっかく呼んでいただいたのに、多くの方に大変ご迷惑をおかけしてしまいました。
本当にすみませんでした。
それ以後の演奏依頼につきましては、
治療方法が確定してからでないと見えてこないので、今の所、連絡はしていません。
再び演奏活動ができるよう頑張ります。


おへその左下あたりに、小さなしこりを発見したのは2ヶ月ほど前。
その時は便だろう、と気にしていませんでした。
住民検診の時、医師が触診、これは便ではないですね、と。
しかし、大腸がん試験では異常が出ていないので、大したことないでしょう、とのことでした。
しかし
「心配だから、他のクリニックにも行って見て」と妻が。
大丈夫っていう結果なのに・・・と思いながらも、別のクリニックへ。
触診で「やはり、なんかありますね」と。
それからエコー。
「腫瘍です。紹介状を書くから、すぐに大きな病院に」。
そして高岡市民病院へ。
CTスキャン、そして
「転移もしています。これは珍しい腫瘍です。富山大学病院にその権威の教授がいる。そこへ行ったほうがいい、紹介状を書くから」と。
富山大学病院の杉山教授はCTの画像を見ながら、
「悪性です、明日にでも入院してください。もっと詳しく調べましょう」
正確にいうと、大腸ではなく、何もないところにできた腫瘍。
だから大腸癌検査に引っかからなかった、とのこと。

何か磁力によって悪い方へ悪い方へ引っ張られていくような感覚でした。
この二日間、現実を受け入れられず、僕も嫁さんもほとんど食べれず、ほとんど寝れず。

暗がりの中、ずっと天井を見ながら、やっとこう思えてきました。
人生、長い短いではない。
いかに、充実した人生を過ごしたか。
僕は60年間、幸せで充実した人生を送れたと思う。
特に妻 真理子との10年間は本当に幸せだった。
明日死のうとも、こんな幸せな人生はない、と。

これはあきらめではない と思っています。
常に最悪のシナリオを考えつつ、最大限の努力をすることが最良の道、と考えるからです。

音楽で言えば、最終章はコーダ。
これから僕の人生はコーダに入っていく。
人としての尊厳を持ちながらフィナーレまで、しっかりと演奏しなければならない、と。




7月14日(金)

5時間ぐらい眠ることができました。
四人部屋の廊下側の部屋なので直接、外の景色は見えませんが、かなり早い時間から、外の明るさが漏れてきます。
目がさめると現実が待っていました。

明日をも知れぬいのち。

今日は小腸カメラ と 大腸カメラ
どちらも辛さを伴う検査との説明。












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