11/13 イタリア旅行5日目「チヴィタ・ディ・バニョレージョ」の町の散策の続きです。
チヴィタの町を東西に貫く石畳の通りを進んで行くと左手に「サン・ドナト教会」が見えてきます。
西に向く教会のファサードは、外装工事中のようで、工事の足場で覆われていました。
北西方向から見た「サン・ドナト教会」の鐘楼です。
古そうな鐘楼ですが、時計はまだ現役で動いているようです。
右手の入口に「ANTICO FORNO B&B(古い炉 B&B)」と書かれた看板が見えます。
「古い炉」の名は、暖炉で焼くチヴィタの郷土料理や、歴史的な建物をアピールする意味を込めたものだったのでしょうか。
レストランと思われる看板ですが、チヴィタのサイトで「Civita B&B」を見ると「B&B」は「ベッド&ブレックファースト」の意味で、ここはホテルで、宿泊もできるようです。
左手の建物には二階の玄関に上がる階段があり、ここにも鉢植えの花が並んでいました。
階段の下に小さな車輪の付いた木馬が置かれています。
背中に小枝の束をくくり付けられた木馬の目には「困った」ような表情が浮かんでいました。
教会前の広場の道を荷物運搬用の四輪車が走っていました。
一般の自動車の通行が禁止されたチヴィタでは特別の貨物用車両だそうです。
ジグザグになった「サンタ・マリア門」の前の急な坂道をこの車で走るのは、ちょっとしたスリルのようです。
右手に見える建物は、教会広場の南にある土産物店です。
教会広場に面したお土産物店の店頭です。
オリーブオイルの大小の缶が陳列され、猫が店番をしています。
添乗員さんからチヴィタのオリーブオイルはおいしくて有名と教えられ、お土産にエキストラ・バージンオイルを数個買って帰りました。
土産物店を過ぎた教会の横の建物です。
葉の茂った階段の上にも玄関がありますが、チヴィタには二階に玄関がある建物がよく見られました。
階段の向こうのアーチの中に何かお店があるようです。
チヴィタのサイトでは「LA CANTINA DI ANTONIO[セラーアントニオ]」とあり、小さなワイナリーでしょうか。
帰り道、お店の前に50cc程度のバイクが駐車していました。
チヴィタで見たエンジンのある二つ目の乗り物でした。
通りを東に進むと紅葉のツタと、クラシックな街灯のある景色が現れて来ました。
通りは緩やかな下り坂が始まり、三匹の猫がのんびりと座っています。
右手の塀の向こうに小さな玄関と、二階の窓以外、ほとんど壁だけの質素な建物がありました。
上段の写真にある家を反対方向から見た風景です。
ツアーでご一緒した松山市のご夫婦が、家の壁にある貼紙を見て、この家が童話「ピノッキオ」に登場する「ジェッベットじいさん」の家と書かれているようだと教えて下さいました。
貼紙を見ると、2008年、アルベルトシローニ監督のテレビ映画「ピノッキオ」で「ジェッベットじいさん」の家としてロケで使われた建物のようでした。
インタネットで調べるとイタリア国営放送RAI が約40年ぶりにピノッキオをテレビ・ドラマ化とあり、話題の映画だったようです。
ジェッベットじいさん役は、実写映画スーパーマリオを演じたボブ・ホスキンスだったようです。
通りを更に東に進んだ左手に素敵な家がありました。
一段高い玄関へ上がる階段の前で記念写真を撮りました。
通りに面した家の二階の窓辺に赤い花が美しく咲いていました。
チヴィタの東端に近い、少し大きな家です。
数百年を経たと思われる家が建ち並ぶ通りは、鉢植えの花で、心がなごむ散策が出来ました。
チヴィタの東端の下り坂を少し下りて行くと雄大な渓谷の風景が開けていました。
一足先に添乗員さんが風景を眺めていました。
この東端から集合場所の駐車場まで、残った人がいないかチェックしながら帰って行かれたようです。
一見、うらやましいお仕事のように思えますが、実にご苦労が多いことが分かりました。
「サンタ・マリア門」の北側にある高い場所から西の駐車場方向を見下ろした風景です。
すぐ前には崩壊した建物の壁が見えます。
崩れゆく断崖に囲まれた「チヴィタ」の町の散策は、本当に心がなごむものでした。
美しい町の風景がこれからも永く続くことを祈るばかりです。
追記
「チヴィタ」の記事を2回に分け掲載しました。
他に「チヴィタ」の水彩スケッチと、関連風景も下記のリンク先へ掲載しています。
2011-02-24 水彩スケッチ「チヴィタの城門」
2011-02-28 水彩スケッチ「チヴィタの秋」
2011-03-04 水彩スケッチ「チヴィタの街角」
チヴィタの町を東西に貫く石畳の通りを進んで行くと左手に「サン・ドナト教会」が見えてきます。
西に向く教会のファサードは、外装工事中のようで、工事の足場で覆われていました。
北西方向から見た「サン・ドナト教会」の鐘楼です。
古そうな鐘楼ですが、時計はまだ現役で動いているようです。
右手の入口に「ANTICO FORNO B&B(古い炉 B&B)」と書かれた看板が見えます。
「古い炉」の名は、暖炉で焼くチヴィタの郷土料理や、歴史的な建物をアピールする意味を込めたものだったのでしょうか。
レストランと思われる看板ですが、チヴィタのサイトで「Civita B&B」を見ると「B&B」は「ベッド&ブレックファースト」の意味で、ここはホテルで、宿泊もできるようです。
左手の建物には二階の玄関に上がる階段があり、ここにも鉢植えの花が並んでいました。
階段の下に小さな車輪の付いた木馬が置かれています。
背中に小枝の束をくくり付けられた木馬の目には「困った」ような表情が浮かんでいました。
教会前の広場の道を荷物運搬用の四輪車が走っていました。
一般の自動車の通行が禁止されたチヴィタでは特別の貨物用車両だそうです。
ジグザグになった「サンタ・マリア門」の前の急な坂道をこの車で走るのは、ちょっとしたスリルのようです。
右手に見える建物は、教会広場の南にある土産物店です。
教会広場に面したお土産物店の店頭です。
オリーブオイルの大小の缶が陳列され、猫が店番をしています。
添乗員さんからチヴィタのオリーブオイルはおいしくて有名と教えられ、お土産にエキストラ・バージンオイルを数個買って帰りました。
土産物店を過ぎた教会の横の建物です。
葉の茂った階段の上にも玄関がありますが、チヴィタには二階に玄関がある建物がよく見られました。
階段の向こうのアーチの中に何かお店があるようです。
チヴィタのサイトでは「LA CANTINA DI ANTONIO[セラーアントニオ]」とあり、小さなワイナリーでしょうか。
帰り道、お店の前に50cc程度のバイクが駐車していました。
チヴィタで見たエンジンのある二つ目の乗り物でした。
通りを東に進むと紅葉のツタと、クラシックな街灯のある景色が現れて来ました。
通りは緩やかな下り坂が始まり、三匹の猫がのんびりと座っています。
右手の塀の向こうに小さな玄関と、二階の窓以外、ほとんど壁だけの質素な建物がありました。
上段の写真にある家を反対方向から見た風景です。
ツアーでご一緒した松山市のご夫婦が、家の壁にある貼紙を見て、この家が童話「ピノッキオ」に登場する「ジェッベットじいさん」の家と書かれているようだと教えて下さいました。
貼紙を見ると、2008年、アルベルトシローニ監督のテレビ映画「ピノッキオ」で「ジェッベットじいさん」の家としてロケで使われた建物のようでした。
インタネットで調べるとイタリア国営放送RAI が約40年ぶりにピノッキオをテレビ・ドラマ化とあり、話題の映画だったようです。
ジェッベットじいさん役は、実写映画スーパーマリオを演じたボブ・ホスキンスだったようです。
通りを更に東に進んだ左手に素敵な家がありました。
一段高い玄関へ上がる階段の前で記念写真を撮りました。
通りに面した家の二階の窓辺に赤い花が美しく咲いていました。
チヴィタの東端に近い、少し大きな家です。
数百年を経たと思われる家が建ち並ぶ通りは、鉢植えの花で、心がなごむ散策が出来ました。
チヴィタの東端の下り坂を少し下りて行くと雄大な渓谷の風景が開けていました。
一足先に添乗員さんが風景を眺めていました。
この東端から集合場所の駐車場まで、残った人がいないかチェックしながら帰って行かれたようです。
一見、うらやましいお仕事のように思えますが、実にご苦労が多いことが分かりました。
「サンタ・マリア門」の北側にある高い場所から西の駐車場方向を見下ろした風景です。
すぐ前には崩壊した建物の壁が見えます。
崩れゆく断崖に囲まれた「チヴィタ」の町の散策は、本当に心がなごむものでした。
美しい町の風景がこれからも永く続くことを祈るばかりです。
追記
「チヴィタ」の記事を2回に分け掲載しました。
他に「チヴィタ」の水彩スケッチと、関連風景も下記のリンク先へ掲載しています。
2011-02-24 水彩スケッチ「チヴィタの城門」
2011-02-28 水彩スケッチ「チヴィタの秋」
2011-03-04 水彩スケッチ「チヴィタの街角」
撮って帰ったたくさんの写真を資料で調べ、楽しみながら書いています。
6日間の旅行を約4ヶ月もかけて書くありさまですが、あせらずにやっています。
娘からは、「イタリアからいつ帰ってくるの」とからかわれていますが・・・。