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漫画H2の結論について考察する

2009-12-20 21:47:56 | Weblog
H2をはじめて読んで、結末がわかりづらかったので、
整理してみることに。
ネタばれなので注意してネ。

 最終巻らへんの話を解釈していこう。
 
花火の下でひかりが比呂に泣きついて、比呂が「ごめん」というシーンがある。
 あそこで振った振られたの話になったという解釈があるが
 それは無いだろう。
 比呂が昔からの甘えを捨てきれず、応援してくれと言ったことで
 けじめをつけていたひかりの心を乱してしまった。
 ひかりは比呂のことをも真剣に思い、号泣するほどにはりつめているのに、
 「口先だけでいいよ」、といつものおどけた態度で接してしまったこと。
 それらに対する「ごめん」だったはずだ。
 
 まずおさえておかなくてはならないのは
 <比呂は野球の勝負いかんに関わらず、
 ひかりが英雄を選ぶことを知っている。>ということ。
 それをひかりと英雄は試合前・中にはわかっていない。
 
 比呂は英雄の大ファールでほっと安心するのでなく「ちくしょう」という。
 まるで負けたがっているかのようだ。なぜか。 

 野球の勝負でも負ければ
「野球で負けたからひかりは英雄を選んだ。」
 と自分をごまかせる。
 
 しかし、野球で勝ってしまえば、
 「野球で勝ったにも関わらず、ひかりは英雄を選んだ。」ということになり、
 完全なる失恋となる。失恋を言い訳のしようもなく突きつけられる。
 それが「ちくしょう、どうしても勝てってわけか」
 という比呂のセリフにつながるわけだ。
 
 野球の勝負など関係なしに、
 ひかりと英雄は通じあっているのだということを彼らわからせるため、
 いや、それだけでなく自分が成長するためには徹底的にその事実に向き合わなけ ればいけないために、
 比呂はどうしても勝たなければならなかった。
 だからこそ、ストレートを信じる親友を裏切り、スライダーを投げようとする。

 最後の一球、「それだよひかりが惚れたのは!」とひかりを心底から英雄に
 譲ることを受け入れ、比呂の初恋は終わる。彼は涙を流す。

 もしここで、比呂の思惑通り、スライダーが曲がっていたら英雄にうたれていた だろう。というのも英雄は比呂が思っていたのと違い、
 実は心の奥底で比呂を疑いスライダーがあるかもと待っていたからだ。
 親友にすらみせない、心の闇の弱い部分。

 スライダーを英雄が打っていたのなら、 
 3人の関係には取り返しのつかない溝ができていただろう。
 英雄は勝負に勝ったからひかりは自分のものになったと思い、
 ひかりは負けた比呂への憐憫を持ち続けることになる。
 比呂はどこか卑屈な態度で二人と接することにならないか。

 ひかりの母がここで若い3人を救った。
 比呂に最高のストレートを投げさせたのだ。
 若い3人の未来のために。
 そして、実の子のように愛していた、
 大好きな比呂にせめてものプレゼントをするために。
 ひかりを与えることはできなかったが、せめて野球の勝利をと・・・。 
 
 一方、ここでひかりも涙をながすのだが
 この涙は比呂との訣別を悲しんだための涙だったのだろうか。
 思うに、ひかりの方の涙は比呂にむけたものではない。
 英雄のための涙だろう。
 比呂と英雄の土壇場の勝負の場で、ひかりはどちら側についていたのか。
 ひかりの流れる涙が答えを語っていた。
 ひかりは英雄の側にいたのだ。
 そしてそれは、試合中叔父の問うた「英ちゃんのどこが好きなの?」
 という問いかけへの答えでもあった。
 はじめてみせた英雄の弱い部分。そこにひかりは共振し、なみだを流した。
 ひかり自身も気づいていなかったことだが、ひかりが魅かれたのは
 英雄の強くてまっすぐな部分と、奥の奥の方にひっそりある、
 純粋さゆえのもろさだったのだ。
 「心に鍵をかけている。」「その部屋の中にわたしの居場所がある。」
 「なるべく扉をあけといて。」
 比呂が英雄を三振に取ったことでそのことに気づけたわけだ。
 
 一方、比呂に対しては逆のことが起こっている。 
 試合中ひかりは、「負けた英ちゃんは想像できない。」と悲しげにつぶやいてい た。裏返せば、比呂が負けると思っていたわけだ。
 野球にも負け、自分(ひかり)も失うことになる比呂が
 いたたまれなかったのだろう。 
 しかし、比呂はいつまでもひかりに面倒をみてもらわなければ
 ならないような男ではなかった。強く大きく成長しようとしていた。
 あの強い英雄を打ち取った。そして一足早く失恋を受け入れ、
 新しい道を進もうとしていた。(=春華)
 「わかっていなかったのは私」「選ぶ権利なんてなかった。」

 英雄も最後に、強いからひかりを得られるんじゃない、
 弱いからこそひかりが必要なんだということがわかり、
 どこかぎこちなかった二人がやっと心底通じ合えたわけだ。めでたし!

 (番外)
 「ひかりは俺のことが大好きだから、俺とは付きあわないよ。」
 という比呂の言葉の意味。

 ひかりは比呂のことが大好きで
 比呂もひかりのことが大好きだが
 お互いをあまりにも信頼しすぎているので、
 一緒になっても成長できない。
 したがって恋人同士にはならないということだろう。

 いずれにせよ成長というのがテーマなんですなあ、この作品は。。。

 ・・・ふう、こんなもんかな。。

 しかし、最後の方の春華のあつかいはひどい。
 ひかりよりいいと思うけどな。。。


 






 
 
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2 コメント

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  (ひーろー)
2014-02-10 07:20:41
何も分かっちゃいねーな!
Unknown (Unknown)
2014-07-06 11:48:29
あー、この解釈。そうです。

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