タケヤと愉快な仲間達

大好きな映画やお酒、観光名所等、なんでもないような出来事を綴っていけたら・・・

ウォルト・ディズニーの約束

2014年04月09日 | 映画他レビュー
監督:ジョン・リー・ハンコック 出演:エマ・トンプソン、トム・ハンクス、ポール・ジアマッティ、ジェイソン・シュワルツマン、ブラッドリー・ウィットフォード

【解説】
エマ・トンプソンとトム・ハンクスという英米のオスカー俳優が共演を果たし、傑作ミュージカル映画『メリー・ポピンズ』誕生秘話に迫る感動のヒューマンドラマ。ウォルト・ディズニーの映画製作の舞台裏を初めて描き、原作者と映画製作者の激しい攻防を情感豊かに映し出す。ポール・ジアマッティやコリン・ファレルら名優たちも豪華共演。頑固な作家の心の奥深くに秘められた、ある思いを浮き彫りにする展開に心打たれる。(シネマトゥデイより)

【あらすじ】
1961年、パメラ・L・トラヴァース(エマ・トンプソン)は、ウォルト・ディズニー(トム・ハンクス)が長年熱望する「メリー・ポピンズ」の映画化について話し合うためにロサンゼルスに向かう。傑作児童文学の著者である彼女は気難しい性格で周りを困惑させる。スタッフたちはどうにかしてトラヴァースに映画化の契約書に署名してもらおうと心を砕くが……。(シネマトゥデイより)


 「メリー・ポピンズ」を僕は観た事がありません。タイトルは知ってます。いつ知ったかも分かりません。けれど多分名作なんでしょうねえ・・・。それぐらいの知識しかない僕が観賞に臨んだワケですが・・・今作品、良かったです。頑なに自身の生み出したキャラクターを守ろうとする原作者トラヴァース、その心を溶かそうと必死に自身の想いを伝えようとするウォルト。人って強い想いで相手に伝えればその気持ちを理解してくれるものと僕も思っています。だからこそこの作品も僕の中で響いたのかもしれません。傑作さえも知らないのにね(笑)


 幼少時代のトラウマが心から離れないトラヴァース。愛して愛してやまなかった父が彼女も知らない内にずっと心を支配している。そんな彼女が作り出した名作が「メリー・ポピンズ」。そして娘が愛するこの作品をなんとか映画化したいと考えるウォルト・ディズニー。20年間ずっとオファーし続け、ようやく契約の一歩手前までこぎつけるが彼女は事あるごとに脚本に難癖をつけスタッフ達を困らせる・・・。


 はっきり言って偏屈ばばぁです、トラヴァースは。最初は観賞しながらも(ここまでしてディズニーは彼女の作品を映画化する必要あるのか?)とその名作も知らないのに腹が立ちっ放しでした。ただ彼女の幼少期を知れば知るほど(物語は彼女の幼少期と現在とが交互に進みます。)彼女の態度がただの我儘でない事も知ることになります。そしてその心を溶かそうと必死なウォルトは僕らの思うままの人物なのだなあとも感じます。そう、僕らが勝手に想像している"誠実で夢を追い続けた人"そのままです。(実際の人物像は知りませんが。)


 トム・ハンクス、いいですよねえ。今作品では少し太り目な役作りでウォルトを熱演しています。物語の後半でトラヴァースの自宅をたずねて自身の想いをぶつけるシーン、目頭が熱くなりました。これだけ頑なな彼女を説得したのはディズニー・スタッフではなくやはりディズニー本人なのだと。ウォルトを演じるトムを、トムが演じるウォルトをすごく強く感じた瞬間でもありました。そしてトラヴァースを演じるエマ・トンプソン。我儘な原作者、トラヴァースを演じていますが(彼女の心を覆う父親を想う気持ち)の表現が素晴らしく彼女の(最後の涙)には僕も一緒に涙してしまいました。脇を固める部分では運転手ラルフを演じるポールも最高でしたね。アメリカってなんでこういう運転手が存在するんだろう!日本では考えられないのにね。


 また60年代のディズニーランド等が何気に出てきますが、これってファンの方からしたら最高なんでしょうねえ。だって僕だって正月に行ったディズニー・シーが強く甦ってきたぐらいですから(笑)ミッキーの着ぐるみも今とはちょっと違う顔で(あー当時はこんな感じだったんだ。)と知る事ができる瞬間でもありました。ラストはそんなミッキーにエスコートされるトラヴァースのシーン...すっごく良かったです。ディズニーとトラヴァースの雪解けシーンと言ってもいいんでしょうね。名作はこうやって世に出ていったんだ...さあ「メリー・ポピンズ」も観なきゃ!

タケヤの絶対的偏見評価 7/10(10点中7点!)

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12 コメント

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Unknown (daisuki-johnny)
2014-04-09 20:37:13
観たいな~♪と思いつつ
私もメリーポピンズ観てないな~と思って・・
感動作のようですね♪DVDになったら観ようと思います♪
Unknown (ふじき78)
2014-04-09 21:18:16
> ここまでしてディズニーは彼女の作品を映画化する必要あるのか?

ディズニー作品は嫌いじゃないんですけど、原作レイプぶりは眉をひそめていたので、私、どっちかって言うとエマ・トンプソン目線で見てました。18年近くも、ストーカーじゃないんだから開放してやれよ。娘と約束したからって、そんなの全然トラヴァース側には関係ない話じゃないか。
Unknown (けん)
2014-04-11 02:11:25
おお~
これ、トム・ハンクスが出演しているんですか!
全然知りませんでした(汗
そうなると俄然観たくなっちゃいます。
俺はいちお『メリーポピンズ』は観ているので、より楽しめるかな♪
こんにちは♪ (yukarin)
2014-04-11 13:00:05
結構メリー・ポピンズを観てない方が多いんですね。
私も....ちょっと安心しましたが^^;
でも観てからこちらを観たほうがより楽しめたと思います。
観なきゃーっ
daisuki-johnnyさん (タケヤ)
2014-04-12 08:45:09
映画が趣味ってのは
なかなか観たいものを
観られないってもどかしさも
ありますよね。

僕も観たい観たいと思いながら
観れてない作品は山ほどです(笑)
ふじき78さん (タケヤ)
2014-04-12 08:48:14
(100人の人がいて討論しているとします。)
意見が98対2となるのがガマンできない
タイプでした。(なんとか100にしたい!)と。

でもそれは独裁主義なんですよね。
今流行りの"粛清"

僕は世間と同じく情熱的なウォルト
寄りの考えでしたがふじきさんに
そうやって言われると確かに・・・
とも思います。

皆が同じ考えの方向に向かっていく
ってある意味怖いですね。
けんさん (タケヤ)
2014-04-12 08:49:37
メリー・ポピンズ観てたら
むっちゃ楽しめる事間違いありません!
もうこれは断言できますね。

観てないのに・・・(笑)
ぜひ観たら感想教えて下さいね!
yukarinさん (タケヤ)
2014-04-12 08:54:05
でも・・・観てないのって
ある意味不思議じゃないかも???

だって古い作品じゃないですか?
今から観ればいいんです。
そうしたらまたこの作品が観たく
なるから(笑)
メリーポピンズ (iina)
2014-04-13 08:21:16
この作品をよく理解するには、世間がよく知っているメロディの「メリーポピンズ」を観るしかありません。

「メリーポピンズ」が封切された時代のディズニーは、世界に認知されており、しかも「メリーポピンズ」は大ヒットした映画
ですから、作者の自我(わがまま)は受け入れがたい気持ちになるのです。

父親とのトラウマが、「メリーポピンズ」の根っこに流れているらしいですから、それを確認してみたい気持ちです。
なにしろ、たのしいミュージカルです。

iinaさん (タケヤ)
2014-04-13 19:07:02
僕はメロディも知らないんですよね。

しかも自身が生まれてない時代にもこんなに
ディズニーは認知されていたんですね!

ぜひ観てみたいと思います。
こんにちは (maki)
2014-08-08 08:13:45
私も今まで曲はきいたことあっても、
きちんと、「メリーポピンズ」をみたことなかったんです

一緒に「メリー・ポピンズ」を借りてきて、
先にみてからこちらを鑑賞しました
それで正解でした~

ああ、あのシーンか とか
こうやって作られていたのか とか
なんだか、感動してしまいました

名作たる所以ですが、この作品における父と子の両方の物語もまたいいんですよね
makiさん (タケヤ)
2014-08-09 16:01:34
僕もまだ「メリーポピンズ」
観てません。
ああなんていい加減なんだろう・・・。

makiさんの見方が正解なんでしょうね。
人間って知っているものの裏舞台を
知ると嬉しくなりますもんね!

僕もこの時は興奮して長々とレビュー
しちゃいました。
父娘の関係、言われるようにホント
良かったですよね。

映画の事が頭に蘇ってきました(笑)

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