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自然災害 仕組みとアプローチ -  断層、活断層の活動周期

2016-06-27 08:38:59 | 地震 津波
 熊本地震の発生により、活断層の活動周期について見直しをする動きになっているようです。

引用開始2件(一部抜粋)

http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e7%86%8a%e6%9c%ac%e5%9c%b0%e9%9c%87%e3%81%ae%e6%96%ad%e5%b1%a4%e5%b8%af%e3%80%81%e6%83%b3%e5%ae%9a%e3%82%88%e3%82%8a%e3%82%82%e6%b4%bb%e5%8b%95%e9%96%93%e9%9a%94%e3%81%8c%e7%9f%ad%e3%81%84%e5%8f%af%e8%83%bd%e6%80%a7/ar-AAhBDri

熊本地震の断層帯、想定よりも活動間隔が短い可能性
朝日新聞デジタル

 熊本地震でマグニチュード(M)7・3の本震を引き起こした布田川(ふたがわ)断層帯が、それ以前の約7千年間に3回、大地震を起こした可能性を示す痕跡が、京都大大学院理学研究科の林愛明(りんあいめい)教授(地震地質学)らの現地調査で見つかった。林教授は「従来の想定よりも断層の活動間隔が短い可能性がある」と話し、詳しい調査を進めている。




http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%9c%b0%e9%9c%87%e4%ba%88%e6%b8%ac%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%af%e5%88%86%e3%81%91%e3%80%81%e7%a2%ba%e7%8e%87%e6%95%b0%e5%80%a4%e3%80%8c%e5%ae%89%e5%bf%83%e8%aa%a4%e8%a7%a3%e3%80%8d%e5%9b%9e%e9%81%bf%e3%81%b8/ar-AAhEh0X

地震予測:ランク分け、確率数値「安心誤解」回避へ
毎日新聞
政府方針
 政府の地震調査研究推進本部(地震本部)は、発生確率を数値で示してきたこれまでの地震予測の発表方法を見直す方針を決めた。数百〜数千年間隔で発生する活断層地震の場合、今後30年以内に起きる確率は小さな数値で示されるため、地震は少ないと誤解する人が多く、熊本地震で改めて問題が指摘されたことに対処する。数値に代え、確率の高さによってランク分けする方針で、より防災行動を促しやすい等級区分や表現を工夫する。8月をめどに詳細を決め、来年1月の予測改定に反映させる。【飯田和樹】

引用終了

 元々、地震の発生確率が低く表示されていても、地震と言うのはタイマーのように正確に周期的に発生するものではなく、バラツキがあるのは当然で、そのバラツキがどのように襲って来るかなどわからない以上、「いつどこでも発生する」と考えるべきなのですが、どうも誤解して楽観視するケースも多いようなのでこうした動きになったようです。
 断層、活断層の活動周期と言うのは、有って無いようなものではないしょうか?
 当ブログで以前に記事にした通り、近辺の断層が発見されていない場合は連結断層の発生で新たな断層の可能性がある事や、分岐断層の芽が発見されていない場合は分岐断層の延長で新たな断層発生(延長?)の可能性がある事。
 断層、活断層が無数にあるのはこうした新たな断層が発生するからです。
 既にある活断層しが再度活動しないのであれば、日本だけでなく地球には数本の活断層しか存在しないのではないでしょうか?
 「新たな断層が発生する」という事は、「既存の 断層、活断層の活動周期が急変して短周期になると言う事が発生してもおかしくはなく、寧ろ自然である」と言う事でもあると筆者は考えています。
 そしてプレートの動き自体にこれまでと異なる勢いや方向、それに伴うプレート相互や地殻相互の変化が発生した場合は当然新たな場所、方向で歪みが生ずるため、そこで新たな断層が発生する事は当然考えらます。
 地球の自転軸が僅かではあるが変化している、という説があるのですがそれが定かではないにしても、地球の自転軸が僅かでも変化すれば、マントルやプレートの動き自体も変化するわけで、それまで殆ど大地震には無縁だった場所でも断層発生とそれに伴う地震が発生する事はあると考えるべきです。
 極端に言えば欧州や米国東部も例外ではないはず。
 地球の自転軸については一時的に僅かにブレたりしている事が既に確認されていて、その時の影響が後まで残ってプレートの動きに変化を継続させているという可能性はゼロではない、と思っています。


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