名古屋から大和への往路は必ず左側の席と決めている。
まず目に入ってくるのは一志の里。
こちらは雲出川辺りから見た風景。今日は水量が多い。
次のスポットは言わずと知れた名張市 夏見廃寺方面。鉄柱左手、こんもりした山辺り。
そして美しい稜線、忍坂山。古代は神聖な山であった。
(秋の田の穂向きの寄れる吉隠は頑張って撮ってみたが、撃沈。。。観光列車のように万葉スポットはゆっくり走ってもらえないものか)
さて、今回の旅の目的は鳥谷口古墳。
何年も前に二上山へは登頂したことあるが、公共交通機関を使っていくのは初めて。
まずは橿原神宮前で乗り換え、近鉄南大阪線に初乗車。
こんな駅があるのを初めて知った。言うなれば裏橿原神宮とでも言うのだろうか。
車窓から見る風景もまた別物。この日の葛城金剛山脈は沸き立つ雲で普段以上の景色を見せてくれた。
けぶる二上山。
当麻寺で下車。
駅構内で掃除して見えた初老の方に、「ふたがみやまの鳥谷口古墳に行きたいのですが」と道を尋ねると、
「ふたがみやま!?聞いたことないね。」と言われ、
慌てて「にじょうざんです」と訂正。うっ!
最近、腰痛がさらに悪化。痛み止めが手放せないでいる私はタクシーでの移動を考えていたが、タクシー乗り場はもぬけのから。
電話するも30分以上はかかりますとのこと。
ウオーキングシューズではないのが気になるが歩いて向かうことに。
まずは当麻寺を目指す。駅前から参道となるようで、想像以上に整備されている街並みに地域力の高さを感じる。
相撲発祥の地らしく桜井市でも見た野見宿禰ののぼり旗発見。その隣に観光案内所も。よかった命拾い!
運良く、ボランティアガイドの方がいらっしゃった。
鳥谷口への行き方を尋ねると、メインはどちらに行かれますかとさらに尋ねられたのは女性一人で鳥谷口古墳は相当珍しいのだろうか。
さらに熱心なお話になり万葉集を歌っているものであることを名乗ると、意外にも柿本人麻呂の名が出てきた。
なんでも人麻呂神社のある地だとか。
まさか葛城の地で、人麻呂の句を朗唱することになろうとは想像だにしない展開に、ガイドの方とともに私も大喜び!
するとご親切に午後からは所用があるというのに鳥谷口古墳まで送ってくださった。
そしてお別れ。
先日の記事の通り、鳥谷口古墳を後にして、桜井へと向かうことにしたが腰がすでに怪しい。
明日は歩けるだろうか。そんなことを思いながら歩みを進めること3分ほど。
私の行く手に先ほどお別れした彼女の姿が。
所用を遅らせ、迎えに来てくださったとか。
そして、南大阪線では桜井まで不便だろうと大阪線の最寄駅までご親切にお送りくださった。
風土の人との交流はその土地で暮らすお人柄を知る機会となる。
鳥谷口古墳へといざなわれた葛城の風土は私の想像をはるかに超えた温かく素晴らしいものであった。
深謝。
往復の電車の中でチクチクと縫いあげて仕上げたマスク2枚。
終わりの見えない介護生活も32年。
ここのところ激しい母の体調の波に私の疲れもピークに。
そんな時はお気に入りのお店でお気に入りのカプチーノを注文して万葉集を読みながら独り一息。
ほっとする瞬間。
この無常感はもしかしたら万葉歌の意訳へと大いに貢献してくれているのかもしれないと思う、今日この頃。
まず目に入ってくるのは一志の里。
こちらは雲出川辺りから見た風景。今日は水量が多い。
次のスポットは言わずと知れた名張市 夏見廃寺方面。鉄柱左手、こんもりした山辺り。
そして美しい稜線、忍坂山。古代は神聖な山であった。
(秋の田の穂向きの寄れる吉隠は頑張って撮ってみたが、撃沈。。。観光列車のように万葉スポットはゆっくり走ってもらえないものか)
さて、今回の旅の目的は鳥谷口古墳。
何年も前に二上山へは登頂したことあるが、公共交通機関を使っていくのは初めて。
まずは橿原神宮前で乗り換え、近鉄南大阪線に初乗車。
こんな駅があるのを初めて知った。言うなれば裏橿原神宮とでも言うのだろうか。
車窓から見る風景もまた別物。この日の葛城金剛山脈は沸き立つ雲で普段以上の景色を見せてくれた。
けぶる二上山。
当麻寺で下車。
駅構内で掃除して見えた初老の方に、「ふたがみやまの鳥谷口古墳に行きたいのですが」と道を尋ねると、
「ふたがみやま!?聞いたことないね。」と言われ、
慌てて「にじょうざんです」と訂正。うっ!
最近、腰痛がさらに悪化。痛み止めが手放せないでいる私はタクシーでの移動を考えていたが、タクシー乗り場はもぬけのから。
電話するも30分以上はかかりますとのこと。
ウオーキングシューズではないのが気になるが歩いて向かうことに。
まずは当麻寺を目指す。駅前から参道となるようで、想像以上に整備されている街並みに地域力の高さを感じる。
相撲発祥の地らしく桜井市でも見た野見宿禰ののぼり旗発見。その隣に観光案内所も。よかった命拾い!
運良く、ボランティアガイドの方がいらっしゃった。
鳥谷口への行き方を尋ねると、メインはどちらに行かれますかとさらに尋ねられたのは女性一人で鳥谷口古墳は相当珍しいのだろうか。
さらに熱心なお話になり万葉集を歌っているものであることを名乗ると、意外にも柿本人麻呂の名が出てきた。
なんでも人麻呂神社のある地だとか。
まさか葛城の地で、人麻呂の句を朗唱することになろうとは想像だにしない展開に、ガイドの方とともに私も大喜び!
するとご親切に午後からは所用があるというのに鳥谷口古墳まで送ってくださった。
そしてお別れ。
先日の記事の通り、鳥谷口古墳を後にして、桜井へと向かうことにしたが腰がすでに怪しい。
明日は歩けるだろうか。そんなことを思いながら歩みを進めること3分ほど。
私の行く手に先ほどお別れした彼女の姿が。
所用を遅らせ、迎えに来てくださったとか。
そして、南大阪線では桜井まで不便だろうと大阪線の最寄駅までご親切にお送りくださった。
風土の人との交流はその土地で暮らすお人柄を知る機会となる。
鳥谷口古墳へといざなわれた葛城の風土は私の想像をはるかに超えた温かく素晴らしいものであった。
深謝。
往復の電車の中でチクチクと縫いあげて仕上げたマスク2枚。
終わりの見えない介護生活も32年。
ここのところ激しい母の体調の波に私の疲れもピークに。
そんな時はお気に入りのお店でお気に入りのカプチーノを注文して万葉集を読みながら独り一息。
ほっとする瞬間。
この無常感はもしかしたら万葉歌の意訳へと大いに貢献してくれているのかもしれないと思う、今日この頃。
往路は河内ワインに大和肉鶏燻製、復路はやたがらすに「蘇」をつまみに。
後醍醐天皇の御霊にお参りのあと、ロープウェイで山頂へ。
そこでは吉野葛ぜんさい…
ぜいたくさせてもらいました(笑)
ニアミスでしたね!
私も次回は狙っております!
ああ、またまた人麻呂を読み解かねば吉野が語れな〜い!!!!!まずは吉野で葛ぜんざいを食べて考えましょうか(笑)それにしてもチケットとれたのね!うらやましい〜!