東経大正門前 まんぷく処竹茂食堂親父の小言

母校東経大正門前で学生さん相手の食堂を営んでおります。お店の事、感じたことなどを書いていきます。

東経大卒業式、おめでとうございます

2017-03-22 09:19:57 | Weblog
今日は東経大の卒業式です。ご卒業される皆様おめでとうございます。四月からの皆様の新たなるステージでの活躍を信じ、楽しみにしております。そして、竹茂食堂を何回もご利用いただいた皆様ありがとうございます。皆様との楽しい思い出を糧にこれからも竹茂食堂、ちょっと変わった食堂として頑張っていく所存です。ご卒業後、学生時代を振り返りたい、新しい生活で見失いそうな自分を取り戻したいなんて時は、是非ご来店ください。楽しかった学生時代にタイムスリップするお手伝いをさせていただけると思います。
卒業生のほとんどは、社会の荒波に漕ぎ出す訳ですが、イロイロ不安もあるでしょう。予期せぬ事も起こると思います。でも、そんなトラブルにこそ東経大生は強いと確信しております。偏差値云々のコンプレックスなんて捨てて、是非、本領を発揮していただきたいと切に願っています。
先月のアカデミー賞授賞式で、沢山の賞が発表される中、よりによって、世界中から注目されている最後の一番大事な作品賞の受賞作を間違えて発表するという前代未聞のアクシデントがありました。落選していたのに受賞と発表され、喜びの挨拶をする「ラ・ラ・ランド」の関係者の陰でバタバタする会場スタッフ。「ラ・ラ・ランド」のスタッフが気づき、「おい!受賞は僕たちではないようだ」と一言。正しい受賞作の「ムーンライト」の関係者をステージ上に招き、オスカー像を手渡したというような流れでした。
手渡された方も手渡した方もジョークを交えつつ、冷静さを保ち、お互いの気持ちを気遣っていたように思います。世の中には、教科書通りにいかない、トンデモナイ事がトンデモナイタイミングで起こってしまう事なんてよくあります。社会に出てからは今まで以上にそういう事にでくわす事だと思います。でも、そういうトラブルが人間を大きくします。決して後ろ向きにならず、前向きにトラブルを捉えて乗り越えてください。トラブルに巻き込まれると平静を失ってしまうものですが、大丈夫、東経大生ならましてや竹茂食堂の常連様ならかなりの修羅場をくぐっているので大抵のトラブルには負けません。
もし、自分で判断できなくなるような凄いトラブルに巻き込まれたら、仲間に相談してみてください。きっと進むべき道が見つかるはずです。そんな仲間がいっぱい詰まった学生生活を卒業しても忘れないようお願いいたします。そして、思い悩んだ時、大学、竹茂食堂を振り返り懐かしむのも新たなるパワーの源だと信じていますし、そんなパワーを送れるお店をこれからも続けていきたいと思っております。
また、惜しくも卒業を逃した皆様。理由はどうあれ結果は結果。その結果は、皆さんの行動が招いた結論です。冷静に受け止め、決して卑下する事なく、前向きに残された学生生活にステキな1ページを刻んでください。竹茂食堂では、前向きに頑張っているのなら五年生でも六年生でも歓迎してますよ〜。