武の釣り日誌

5歳でハゼを釣りを始めた少年が釣りに目覚めていく格闘の日々

牛窓、寒チヌ

2016-01-11 10:29:35 | Weblog

年が明けて、牛窓へ行ってきました


気温は下がり、冬真っ只中ですね。。。


しかし、今年は水温は依然として水温も激しく落ち込んでいないとのことです
(週明けの寒波で一気に落ち込むと思われますが)


そんな牛窓一帯へといつも出向いていて、大好きな寒チヌと戯れています


その中で今俺の中で意識していることがあります

撒き餌の煙幕の中に少しでも長くサシエを同調させることです

または煙幕から外れていても撒き餌と同じようにサシエを流していくことです


そういったことを意識して行くうえで分かったことがあります

牛窓一帯の水深というのは大まかに言えば5m前後です

「チヌは底を釣れ」という定説から釣り開始時のウキ下の設定は5mから始めることが多くです


釣れなければウキ下を深くしていき、よりサシエが底付近に到達しやすくします


しかし、今の牛窓はまだチヌにとって厳寒期と呼べないようです


なぜなら、チヌが撒き餌につられ浮き活発にエサを食べているからです

タナを深く設定して浅いタナでの居食いが多くあるように感じられるからです


アタリもなく、仕掛けを回収しているとウキが海面から出たあたりでチヌが掛かっていた

察するにサシエを食べていたタナは2~3mほどでしょうか


海中の中でチヌは活発に上下に泳ぎエサを食べ様が思い浮かびます


現に浅いタナをしつこく流すとアタリも得られます

また、目立つ物を口にしているようである日の釣果では6匹中5匹は麦のみ、残り1匹はオキアミのみ

という偏りのある捕食をしていました


そういった胃の内容物からサシエのバリエーションに変化をつけてみました


今まではオキアミの漬けをメインで使ってきましたが、シンプルにいこうと考え


ボイル(Mサイズ)・オキアミ生(2L)・ネリエ(白・黄)

の4つに絞り込みました

理由はチヌは麦のような白くヒラヒラと落ちるエサに興味を持っているのでは?と考えたからです


そこで上記のようにチヌの捕食に偏りがあるなら、

こちらもそれに合わせ偏りのあるサシエの選定を行うべきなのでは?と思いました


ボイルのMサイズおよび練り餌はできるだけ撒き餌の麦と同化させるようなイメージで用います

ボイルと練り餌の使い分けは?

ボイルはオキアミ生より比重は軽く、練り餌はその逆です

つまり?

チヌの身になれば上から降ってくるエサを喰いあがってくる中で、

そのほかのエサよりもゆっくり漂わせてチヌにアピールしたい時にはボイル


撒き餌の内容物とは違い少し早い沈下をさせチヌの興味を引きたい時には練り餌

といったイメージでこの2種を使い分けを今回してみました



オキアミ生だけ2Lなのはそのほかのサシエと比較しても目立たないため

大きさでチヌに視覚的にアピールしようと思ったからです


そういった視覚的アピールを目的としたうえで愛用してやまない針「ケイムラチヌ」は欠かせません


サシエの選定はこういった感じでしてみました




しかし、サシエはよくても口元に届ける術として仕掛けワークは欠かせません


この時期になれば風や多少のうねりを懸念しなければならないことも当然あります



事前に「あの磯へ行く」「この磯を指定します」と予約し、

すべての状況を想定できれば万全の準備をしていくことが可能かもしれません

でも、そうはいかないこともしばしばあります



特にチヌ釣りでは前述のように仕掛けを深く入れることがほとんどです


仕掛けを深いタナまで送り、サシエを撒き餌を流れの中で同調させていくというのは難しいです


そこに風やうねりがつくと厄介極まりないですね・・・



俺はこの時期は特に重たい仕掛けや水中ウキを多用します


理由は仕掛けトータルの重心が水中にあるからです


つまり、抵抗となるオモリや物体が海中にあることで仕掛けを落ち着かせてくれるからです


メリットはサシエが海面の波や風にあおられることで上下に動くことを防いでくれることです


チヌは俺が思うに器用な魚ではありません

カワハギのようにサシエを取るのが上手でなく、アジやサバのように泳ぐのが速いわけでもないです


そういうどんくさいやつだからこそサシエはある程度安定感を持たせたほうがいいかと思います


俺は最近棒ウキを多用しているのですが、ある程度の波ならノーマルの状態でも釣りが成立します


棒ウキは円錐ウキに比べ底面の表面積が狭く、下から突き上げてくる波の影響を受けづらいからです


サシエに安定感を求めるなら、棒ウキに水中ウキという組み合わせはベストマッチかもしれませんね



そういったことを考えながら釣行をしてきました


場所は前島の黒岩と呼ばれる15年ほど人を上げた記憶はないとされる磯です


2時間ほど魚からの反応は得られず辛抱の末。。。

潮に変化のあるところで練り餌(黄)で2連発


その後、前島の小崎?という離れ磯に瀬変わりし


棒ウキB→棒ウキ4B→円錐ウキ1号+水中ウキ0.8号

という仕掛け変更をしながら


35~40m沖まで離岸流にのせて流し込んで釣りました


サシエは3匹ほどボイルで釣ったものの、悔しいバラシもあり

食い込みが悪いのかボイル自体が硬く針掛かりが悪いのか釣れるチヌの針のかかり所が悪いため


オキアミ生を主体としたサシエ使いに変更


これが功を奏したのか3匹追加し、11時半の瀬変わり後6匹のチヌを釣ることができました



船長の場所の選定も相まって、収穫の多い大満足の寒チヌ釣行をすることができました



まこと船長いつもいつもありがとうございます(^^)








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