青氷の層 (鷲田 岳の詩のブログ)

思いついた詩やアフォリズム・箴言を書いています。

原風景

2017年04月04日 | 

蒼い空気に舞う花弁

春の陽気は暖かく優しい

日常が姿を変える瞬間

冬と春の境目は見えない

 

季節と同じような

見えない感情に

僕等の喜怒哀楽は

今日も高速に進む

 

日々が過ぎ去るとは

幻の中で霧を掻き分け

沼地を踏みしめ

呼吸をしながら

前に進むことである

 

刹那の重なりが

喘ぎを発する

好奇心への没頭は

生き甲斐に煌びやかな装飾を与えている

 

世界からしたら点でしかない出来事に笑い

空から見たら塵でしかない出来事に悲しみ

宇宙から見たら粒でしかない出来事に怒り

彼方から見たら砂でしかない出来事に喜ぶ

 

ドラマの風景の正体は

離れた場所には存在せず

一番身近な身の廻りにいる

 

家族で食べる食事の風景

それは最も幸せな原風景の一つである

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 日常 | トップ | 明日の天気 »

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL